Bettaguard

ベタガード深堀り

1. ご使用方法

A. ご使用方法
  • 手足・足のかかと・ひざ・ひじなど角質やザラザラ感のある部位に薄く伸ばしてください。皮膚を優しく柔らかく保護する。
  • ベタベタにならない程度でカラダ全身へのご使用もお勧め。
  • 就寝前にお使いいただくと効果的です。
  • 天然のローズマリーと月桃のナチュラルな香りに癒されましょう。
B. 米粒大を指先に
  • 米粒大のベタガードを指先にとり皮膚の上で軽くのばしてください。
  • 手荒れのひどい部分、手湿疹の部分には重点的にお使いください。

※主成分のワセリンはベタベタ。多く付けすぎないことが賢いつけ方。ワセリンは常温で半固形のテクスチャが特徴。手で包み込むように暖めると柔らかく拡がります。

C. 使用上の注意

※お肌にあわない場合は使用を中止してください。
※保管の際は乳幼児の手の届かない場所を選び、火気・高温・直射日光の当たる場所を避けてください。
※肌が敏感な方、アレルギーをお持ちの方は腕の内側などで少量お試しいただいた上でご使用ください。

2. 全身スキンケアとして

ワセリンは口内炎用の軟膏薬や軟膏タイプの目薬の基剤として使用されるくらいカラダのどんな部位への使用に対しても高い安全性が知られています。ベタガードを全身(ボディ・リップ)スキンケアとしてご利用ください。

A. リップクリームとして

痛いリップのひび割れにたっぷりお使い下さい。

B. 乾燥したお肌

20代以降、女性は男性と比較して皮脂の分泌が少なくなる傾向に。乾燥地がちなお肌はお肌の老化や衰えや原因、乾燥しがちなお肌のケアにもおすすめ。

C. かかと・ひじのガサガサ

冬場になるとかかと・ひじのガサガサが気になります。こんな部位へのご利用もおすすめ。

D. 固くなったかかとの角質

大きく無駄に厚みを増したかかとの角質はやっかいですね。しかし無理に角質を除去すると皮膚を傷つけるリスクがありますのでおすすめできません。

3. リップクリームとして

リップは皮脂腺がなく、それゆえ油分の補給がなく水分が蒸発しやすいお肌です。

A. 皮膚が薄く血流が透けて見えるリップ

唇は特別な皮膚です。角質層が薄く皮脂腺がありません。唇は通常赤い色をしています。この理由は皮膚が薄すぎて血流が見えるためです。
「顔色が悪い」というとき、一番変化に富む部位の一つが唇。唇の色の変化が血流の状態を物語ります。それほど薄いため唇はカラダの中でもとくに乾燥に弱い部分です。

B. 乾燥と刺激からリップを守る

唇は乾燥に曝されやすい場所なのに皮脂腺がありません。リップ荒れ・唇荒れの原因は(1)乾燥 (2)ビタミンB群の不足とされます。
乾きやすいので、唇をなめる人もいます。しかし、その水分蒸発が、むしろもともとの唇の水分を誘発しながら蒸発して、逆に唇の乾燥を促進する悪循環に陥ることもあります。ベタガードでこまめにケアしてください。

4. 乾燥しやすい部位に

乾燥しやすい部位にもピンポイントでベタガードをご利用ください。ごく薄く皮膜を作ってあげることで乾燥防止に役立ちます。

全身スキンケアとして
  • 目元・・・皮膚が薄く皮脂の分泌が少なすい。乾燥でシワの原因に。
  • 唇(くちびる)・・・皮膚が薄く皮脂腺がありません。乾燥しやすく唇荒れに。
  • 首・デコルテ・・・皮膚が薄く皮脂の分泌が少ない。
  • ひじ・ひざ・かかと・・・皮膚が薄く皮脂の分泌が少ない。

5. かかとの硬い角質に

人の肌は全体的に皮脂で覆われ保護されていますが、角質は皮脂がほとんどなく乾燥しやすい部分です。

A. 角質は皮膚を保護するバリア

角質は皮膚の表面をタンパク質性の物質で覆うことで、皮膚の保護の役割を果たしています。この物質はケラチンと呼ばれます。ケラチンは繊維状の細長いタンパク質で爪や髪の毛の成分にもなっています。

B. 角質の重層化とケア

角質は通常はお肌の細胞のターンオーバーに従って一定期間で、垢(あか)として自然とはげ落ちます。しかし、足の裏やかかとなど、体重圧や摩擦など刺激により防衛反応として角質が過剰に成長したり、角質の重層化が進行し皮膚が硬くなる場合があります。
角質は皮膚を保護する役割がありますが、乾燥が進むと角質自体にひび割れや破損が生じ保護壁として機能しなくなります。

C. 角質のスキンケアとして

角質にもベタガードをご利用ください。ごく薄く皮膜を作ってあげることで乾燥防止に役立ちます。

6. 赤ちゃんベビーケア

ワセリンは実績のある成分であればこそ赤ちゃんの敏感な肌にも優しい成分です。何かと気を遣うベビーケアにもワセリンは信頼されています。そのため小児科でもワセリンは多用されます。

A. ベビーケアにも安心のワセリン

ワセリンは生まれてから160年間、世界中の人々から万能スキンケアとして使用されてきました。世界中の人々に大量に使用されていながらほぼ副作用事例がない点は医薬品成分としては珍しいと思います。

B. 小児科でも実績が高いワセリン

ワセリンの副作用事例は多くありませんが、たまにある副作用は以前の精製度が低い時代のワセリンにおおむね原因がありました。混入していた不純物に由来するトラブルが多く現在のワセリンの安全性はさらに改善されています。

7. 花粉症対策として

花粉症は、花粉に含まれるある種のタンパク質がアレルゲンとなり鼻腔内の毛細血管などと反応しアレルギーを引き起こします。

花粉症対策として(鼻周辺・鼻の穴)

鼻の下や鼻の穴内部にオイルを塗ると花粉症が緩和されるというウワサがあります。オリーブオイルでもホホバオイルでも効果があります。鼻から進入してくる花粉は鼻腔の最初数cm以内で鼻腔壁にかなりの割合で付着するそうです。
鼻にオイルを塗布することで大半の花粉が鼻腔への進入前に捕捉される傾向があるそうです。効果の差はいかにベタベタで花粉を捕捉しやすいかという点が重要でしょう。
また、一度塗布したら長い時間ベタベタであり続ける性質も重要です。ベタベタが持続するワセリン系ベタガードは効果が期待できます。

8. 効果的な塗り方

少し湿られたお肌に塗った方が、伸びもよくお肌への浸透も効果が期待できます。

水分で湿らした後に塗る

洗顔の後など、お肌への水分補給が行われた後、ワセリンを塗ると保湿が効果的に発揮されます。入浴後もおすすめです。入浴後、水分を軽く拭きとってベタガードを薄く伸ばしてください。