( 香水工場の )
香る生活
携帯サイト、孤独死?(1)
携帯サイトは終わりかけている?(2016/08/02)
※廃止が続く携帯サイト、ニッチに盛り上げる人もいるかも
昨日Yahoo!ショッピングさんからメールが来ました。Yahoo!ショッピング出店者宛のもの。
メールにはこのようにありました:
「携帯電話版Yahoo!ショッピングは、携帯電話を取り巻く環境の変化に伴う利用者の減少により、2016年12月14日をもってサービス提供を終了することとなりました」
来たか。
NTTドコモのiモードサービスが始まったのは1999年。それからあっという間に携帯電話でインターネットが利用できるようになりました。
当時は携帯でメールができて「便利!」と感じました。
携帯からネットも閲覧できましたが、画面の小ささや技術的な制限から「携帯電話専用サイト」でないと実用的ではありませんでしたので、この時代、PCサイトとは別に携帯サイトが続々と生まれました。
当社もこの時代、携帯サイトを公開しました。
その後もモバイル・インターネットは爆発的に普及しますが、米国アップル社から2007年(日本では2008年)にiPhoneが発売されると、モバイルと言えば「携帯電話 or スマートフォン」の二強時代に突入。
2013年くらいでスマートフォン全盛となりました。
この頃になると携帯電話は、愛称とも蔑称とも取れる「ガラケー」と呼ばれるようになり、旧時代のデバイスというイメージが定着します。
スマホがガラケーに対して有利だったことは、PC用のWebサイトがそのまま利用できたこと、それに世界のプログラマーによる多彩なアプリの登場でした(ガラケーは、キャリアによる囲い込み作戦で、独自仕様の弊害にため逆にアプリもサービスも衰退)。
(続く・・・)
(2016-08-02)
※廃止が続く携帯サイト、ニッチに盛り上げる人もいるかも
Yahoo!ショッピングからのメール
昨日Yahoo!ショッピングさんからメールが来ました。Yahoo!ショッピング出店者宛のもの。
メールにはこのようにありました:
「携帯電話版Yahoo!ショッピングは、携帯電話を取り巻く環境の変化に伴う利用者の減少により、2016年12月14日をもってサービス提供を終了することとなりました」
来たか。
携帯サイトの思い出
NTTドコモのiモードサービスが始まったのは1999年。それからあっという間に携帯電話でインターネットが利用できるようになりました。
当時は携帯でメールができて「便利!」と感じました。
携帯からネットも閲覧できましたが、画面の小ささや技術的な制限から「携帯電話専用サイト」でないと実用的ではありませんでしたので、この時代、PCサイトとは別に携帯サイトが続々と生まれました。
当社もこの時代、携帯サイトを公開しました。
iPhone、スマホ時代の幕開け
その後もモバイル・インターネットは爆発的に普及しますが、米国アップル社から2007年(日本では2008年)にiPhoneが発売されると、モバイルと言えば「携帯電話 or スマートフォン」の二強時代に突入。
2013年くらいでスマートフォン全盛となりました。
この頃になると携帯電話は、愛称とも蔑称とも取れる「ガラケー」と呼ばれるようになり、旧時代のデバイスというイメージが定着します。
スマホがガラケーに対して有利だったことは、PC用のWebサイトがそのまま利用できたこと、それに世界のプログラマーによる多彩なアプリの登場でした(ガラケーは、キャリアによる囲い込み作戦で、独自仕様の弊害にため逆にアプリもサービスも衰退)。
(続く・・・)
(2016-08-02)
( 香水工場の )
香る生活
「アンケート:限定復刻のアイテムは?」
今年、当社は20周年。大きなイベントはできませんが、何かしらささやかなイベントをやろうと準備中です。その一つが「ささやか復刻」。メルマガ読者にアンケートをお願いしてみました(2016/08/01)
※緊急アンケートのご協力、ありがとうございました!
香水は一度廃盤になると、なかなか復刻できません。ブランドさんや化粧品メーカーさんが昔の香水を復刻したがらない理由は、当社もよくわかります。
名香と言われ復刻すれば必ず売れるであろう製品でさえも復刻は厳しいものばかりです(無理矢理に復刻された名香は全然違う香りだったり)。
このへん裏事情は、また別の機会にお話しするとして(あれ、以前話しましたっけ?最近はどうも同じ話をリピートしがちで、我ながら危険危険)、今日はこの秋、武蔵野ワークスの復刻香水ささやか企画についての話題をお届けします。
廃盤になった香水の復刻は容易ではありませんが、原料がまだ入手できるという条件(ただし、一部違う原料を使用するケースもあり)を満たすもの10種類ほど選び、皆様のご意見をお聞きしてみました。
私やスタッフの心の中では、ベスト5とかベスト10とかありますが、自分たち好みの製品を復刻しても意味ありませんので、ここは素直にお客様に聞いてみよう!という社内ミーティングの結果、7/23にメルマガ「緊急アンケート:20周年の限定復刻のアイテムは?」を配信させていただきました。
当社メルマガは、月一回配信という規則ですが、今回は例外ということをお詫びしつつ配信したところ、多数のレスポンスをいただきました。ありがとうございました!この場を借りて御礼申し上げます。
下記アイテムが復刻対象になったアイテムです:
【販売終了になったアイテム】から・・・
●菊
●(旧)くちなし(※現在販売中の「くちなし」とは違う旧製品)
●桂の木
●紫陽花
●復興の花(沈丁花)
【サンタの贈り物】から・・・
●ヘルシンキ空港(2015年)
●エアリーフローラ(2014年)
●クリスマスツリー(2013年)
【5月の贈り物】から・・・
●ピーチ(2014年)(※現在販売中の「ピーチ」とは違う製品)
●ユズ(2015年)
下記の表は、先週の時点での単純投票数です:
(1) 復興の花(沈丁花)・・・・・・16票
(2) ユズ(2015年)・・・・・・・・13票
(3) ヘルシンキ空港(2015年)・・・11票
(4) ピーチ(2014年)・・・・・・・10票
(5) (旧)くちなし・・・・・・・・10票
(6) 紫陽花・・・・・・・・・・・10票
(7) 菊・・・・・・・・・・・・・8票
(8) クリスマスツリー(2013年)・・8票
(9) 桂の木・・・・・・・・・・・7票
(10)エアリーフローラ(2014年)・・4票
あくまでも単純な投票数の集計です。香りは知らないけど「試してみたい」というご意見の多数あります。その場合、試してみたらイマイチな香りということもあるかと思います。
ですので、同じ票でも「昔使っていて気に入っていたので、ぜひ復刻してほしい」というお客様の票の場合は、より多く加重して評価すべきかと考えています。まだ社内検討中でどれが復刻対象になるかお知らせできませんが、個人的に意外だったものが「(1) 復興の花」でした。
これは既存の人気商品「沈丁花」をさらにアレンジした「沈丁花」の派生バージョンですが、「沈丁花」より好きだったというご意見が多数あり、驚きました。
確かに2011年当時も好意的な感想はあったのですが、当時よりだいぶん人気がある雰囲気で、5年も前の香りなのに覚えてもらっていたのかという驚きでした。
「(4) ピーチ(2014年)」「(5) (旧)くちなし」も驚きです。現在、どちらも新しい「ピーチ」「くちなし」を販売中です。こちらの方が人気だったので、リプレイスされたのですが、やはり、香りは個々人ごとに嗜好が分かれるんですね。
今回計画している復刻バージョンは、正規製品版(30mL/25mL)での復刻ではなく、キューブボトル(4mL)で、しかも数量限定での復刻です。どうぞ、ご了承ください。
(2016-08-01)
※緊急アンケートのご協力、ありがとうございました!
香水の復刻は厳しい
香水は一度廃盤になると、なかなか復刻できません。ブランドさんや化粧品メーカーさんが昔の香水を復刻したがらない理由は、当社もよくわかります。
名香と言われ復刻すれば必ず売れるであろう製品でさえも復刻は厳しいものばかりです(無理矢理に復刻された名香は全然違う香りだったり)。
このへん裏事情は、また別の機会にお話しするとして(あれ、以前話しましたっけ?最近はどうも同じ話をリピートしがちで、我ながら危険危険)、今日はこの秋、武蔵野ワークスの復刻香水ささやか企画についての話題をお届けします。
メルマガによるアンケート
廃盤になった香水の復刻は容易ではありませんが、原料がまだ入手できるという条件(ただし、一部違う原料を使用するケースもあり)を満たすもの10種類ほど選び、皆様のご意見をお聞きしてみました。
私やスタッフの心の中では、ベスト5とかベスト10とかありますが、自分たち好みの製品を復刻しても意味ありませんので、ここは素直にお客様に聞いてみよう!という社内ミーティングの結果、7/23にメルマガ「緊急アンケート:20周年の限定復刻のアイテムは?」を配信させていただきました。
当社メルマガは、月一回配信という規則ですが、今回は例外ということをお詫びしつつ配信したところ、多数のレスポンスをいただきました。ありがとうございました!この場を借りて御礼申し上げます。
アンケート対象商品
下記アイテムが復刻対象になったアイテムです:
【販売終了になったアイテム】から・・・
●菊
●(旧)くちなし(※現在販売中の「くちなし」とは違う旧製品)
●桂の木
●紫陽花
●復興の花(沈丁花)
【サンタの贈り物】から・・・
●ヘルシンキ空港(2015年)
●エアリーフローラ(2014年)
●クリスマスツリー(2013年)
【5月の贈り物】から・・・
●ピーチ(2014年)(※現在販売中の「ピーチ」とは違う製品)
●ユズ(2015年)
中間結果は意外な結果に・・・
下記の表は、先週の時点での単純投票数です:
(1) 復興の花(沈丁花)・・・・・・16票
(2) ユズ(2015年)・・・・・・・・13票
(3) ヘルシンキ空港(2015年)・・・11票
(4) ピーチ(2014年)・・・・・・・10票
(5) (旧)くちなし・・・・・・・・10票
(6) 紫陽花・・・・・・・・・・・10票
(7) 菊・・・・・・・・・・・・・8票
(8) クリスマスツリー(2013年)・・8票
(9) 桂の木・・・・・・・・・・・7票
(10)エアリーフローラ(2014年)・・4票
あくまでも単純な投票数の集計です。香りは知らないけど「試してみたい」というご意見の多数あります。その場合、試してみたらイマイチな香りということもあるかと思います。
ですので、同じ票でも「昔使っていて気に入っていたので、ぜひ復刻してほしい」というお客様の票の場合は、より多く加重して評価すべきかと考えています。まだ社内検討中でどれが復刻対象になるかお知らせできませんが、個人的に意外だったものが「(1) 復興の花」でした。
これは既存の人気商品「沈丁花」をさらにアレンジした「沈丁花」の派生バージョンですが、「沈丁花」より好きだったというご意見が多数あり、驚きました。
確かに2011年当時も好意的な感想はあったのですが、当時よりだいぶん人気がある雰囲気で、5年も前の香りなのに覚えてもらっていたのかという驚きでした。
「(4) ピーチ(2014年)」「(5) (旧)くちなし」も驚きです。現在、どちらも新しい「ピーチ」「くちなし」を販売中です。こちらの方が人気だったので、リプレイスされたのですが、やはり、香りは個々人ごとに嗜好が分かれるんですね。
(お詫び) 復刻は正規製品版ではなくキューブにて
今回計画している復刻バージョンは、正規製品版(30mL/25mL)での復刻ではなく、キューブボトル(4mL)で、しかも数量限定での復刻です。どうぞ、ご了承ください。
(2016-08-01)
( 香水工場の )
香る生活
社名「ワークス」の意味
社名「ワークス」は"工場"の意味で命名しましたが、お仕事紹介サイトという誤解もありそう?(2016/08/01)
「武蔵野ワークス」は、"武蔵野にある香水工場"といったあたりのニュアンスを感じてもらえると、社名の狙い通りなんですが、みなさんは、はじめて当社名を聞いて、どんな印象を抱かれたでしょうか?
当社名の英語表記は Musashino Works。社名に Works を入れることで欧米の方々にも販売店ではなく香水メーカーなんだなという印象は伝わっているようです。
Worksの英語の意味を調べてみると「工場」以外に自然や芸術が創り出す「作品」といった意味もあるようです。
また、特に自動車メーカーなどで自社内のレース活動を行うチームやそこで創り出されるスペシャル・エンジンを Works と呼んでいるそうです。
そんなわけで、Works には、現場で開発・制作・生産しているチームというニュアンスがあってこのコトバは気に入っています。
また、仮に当社が香水事業で失敗しても Works は意味が広いので、社名変更せずに違う業態にも行きやすいな〜とも皮算用したりして(?)
当社ではアルバイトさんを募集する際、アルバイト情報誌のような外部メディアに掲載することは、あまりありません。
自社Webか、もしくは地元の公共かそれに近い地域情報サイトなどの掲示板などで募集してきました。一番アナログな方法は、会社の前に立て看板を出すということもありました。レストラン入口に「今日のランチ!」なんて書かれた黒板は、よく目にしますよね。あの黒板が案外目に止まるんですよね。
黒板で募集すると問題ありませんが、ネットで募集すると他社さんがその内容を勝手にコピーして「お仕事紹介サイト」のようなサイトに転記されることがあります。
当社もサードパーティの「アルバイト紹介」や「在宅ワーク」「内職紹介」関連サイトに掲載され、どんどん電話が来るといった珍事件が以前ありました。
最初はそれに気づかず「なぜ、お仕事関連の問合せ、多いのかな?」と。はたと「それは社名がワークスだから、お仕事紹介センターといった誤解があるのでは?」と気づきました。
たとえば、人材派遣会社で「ワークス」や「ワーク」と命名された会社さんって意外にあります。
「これか!」と唸りました。
最近、自社を紹介する際は「香水の武蔵野ワークス」と「香水の」を付けるようになりました。これらなら誤解が少ないですね。Webコンテンツにもなるべく「香水の武蔵野ワークス」と長めの説明型社名を使っています。
(2016-08-01)
ワークスの意味
「武蔵野ワークス」は、"武蔵野にある香水工場"といったあたりのニュアンスを感じてもらえると、社名の狙い通りなんですが、みなさんは、はじめて当社名を聞いて、どんな印象を抱かれたでしょうか?
当社名の英語表記は Musashino Works。社名に Works を入れることで欧米の方々にも販売店ではなく香水メーカーなんだなという印象は伝わっているようです。
Works のいろいろな意味
Worksの英語の意味を調べてみると「工場」以外に自然や芸術が創り出す「作品」といった意味もあるようです。
また、特に自動車メーカーなどで自社内のレース活動を行うチームやそこで創り出されるスペシャル・エンジンを Works と呼んでいるそうです。
そんなわけで、Works には、現場で開発・制作・生産しているチームというニュアンスがあってこのコトバは気に入っています。
また、仮に当社が香水事業で失敗しても Works は意味が広いので、社名変更せずに違う業態にも行きやすいな〜とも皮算用したりして(?)
「お仕事」の意味もあり?
当社ではアルバイトさんを募集する際、アルバイト情報誌のような外部メディアに掲載することは、あまりありません。
自社Webか、もしくは地元の公共かそれに近い地域情報サイトなどの掲示板などで募集してきました。一番アナログな方法は、会社の前に立て看板を出すということもありました。レストラン入口に「今日のランチ!」なんて書かれた黒板は、よく目にしますよね。あの黒板が案外目に止まるんですよね。
黒板で募集すると問題ありませんが、ネットで募集すると他社さんがその内容を勝手にコピーして「お仕事紹介サイト」のようなサイトに転記されることがあります。
当社もサードパーティの「アルバイト紹介」や「在宅ワーク」「内職紹介」関連サイトに掲載され、どんどん電話が来るといった珍事件が以前ありました。
最初はそれに気づかず「なぜ、お仕事関連の問合せ、多いのかな?」と。はたと「それは社名がワークスだから、お仕事紹介センターといった誤解があるのでは?」と気づきました。
たとえば、人材派遣会社で「ワークス」や「ワーク」と命名された会社さんって意外にあります。
「これか!」と唸りました。
最近、自社を紹介する際は「香水の武蔵野ワークス」と「香水の」を付けるようになりました。これらなら誤解が少ないですね。Webコンテンツにもなるべく「香水の武蔵野ワークス」と長めの説明型社名を使っています。
(2016-08-01)
( 香水工場の )
香る生活
8回目のメールアドレス変更
通販用のメールアドレスが変更されます。本当は変更したくないのですが、ランサムウェアの増加で渋々変更することになりました(2016/07/10)
※メールって便利ですね。ただ、世界を繋げてくれる一方、悪用するも人も
会社の通販用メールアドレスに、いつの日からか(今年の2月から3月くらいでしょうか?)、急激にスパムメールが増えてきました。
たんなるスパムではなく、ランサムウェアが含まれるスパムメールです。
このウイルスは「身代金型ウイルス」と呼ばれます。感染するとPCやネットワークの共有ファイルなどに強固な暗号化をかけて身代金(ランサム、Ransom)を要求するという類いの嫌らしいソフトウェアです。
今年2月、ロサンゼルスの病院「Hollywood Presbyterian Medical Center」が被害に遭い身代金を支払ったことが、いろいろなメディアに取り上げられて有名になりました。
病院業務がストップし、人命に関わる事態となりました。企業のシステム担当者や経営者たちはこのニュースで、大いに震え上がったと思います。私もショックでした。
この事件では、身代金の支払いにより解読コードが送られ、無事データが復元されましたが、支払っても解読コードが送られてくるとは限らないとのことです。
今回、長期間にわたり送られてくるこの種のメールのタイトルは、当社の場合、下記のようなものです:
・Financial report
・Final version of the report
・Documents copies
・Corresponding Invoice
・Payment
・report
・RE:my photos
・new invoice
・Requested document
・Scanned image
・Updated
・Thank you!
・RE:
・Weekly report
・FW: fixed asset
・Business Analysis
・bank account report
・company database
・attached
・scanned
・Bank account record
「支払い」や「財務状況」など多くの人にとってもちょっと興味ありそうなタイトルばかりです。
たとえば「依頼されたドキュメント」などは、もしなんらかの事情で実際に誰かに依頼していて、こんなタイトルでメールが来れば、反射的に添付ファイルをダブルクリックしそうで、とても危険です。
当社では通販用のメールアドレスは、ネットなどで外部公開しています。公開メールアドレスをプログラムで収集している業者もいるくらいですから、いずれはスパムメールまみれになるものとあきらめ、メールアドレスに番号を振り当てて変更することにしています。
現在のアドレスは、
sales07@azaban.com (スパム防止のためあえて全角・半角を織り交ぜています)
この中の「07」が、変更するたびに番号が上がる規則になっています。つまり、現在は7回目のアドレスです。次回は8回目の変更で、下記のようになります。
sales08@azaban.com
今回「8」になることで、個人的にはややうれしいことも事実です。私も人並みに「末広がりの8」には何か幸運を感じるからです。
とはいえ「7」はラッキーセブンと言われるくらいで、これも好みでしたし、ラッキーエイト「8」の次に来る「9」は、日本では忌み嫌われがちですが、昔の会社の同僚から「9」は縁起がよいと聞いて以来、私もすっかり好きになりました。
この同僚は香港の人間で、自分の内線番号になんとしても「9」が入っている番号にして欲しいと意地になっていたので、なぜだろうと思っていました。中国では「9」も縁起がいいんですね。
会社のメールアドレスを変更するとお客様への通知とともに「アドレスの変更をお願いします」といったアナウンスをされる会社さんもありますが、こういうメールが多くなるとお客様も大変なので、当社では通知はしません。
お客様がとくに気にせずになるべく自動的に新アドレスへの移行や転送がされるよう工夫したいと思います。現状、8月から新アドレスにひそかに移行致します。
「7」はこれまで2年ほど使用したと思います。ラッキーセブン様、2年間、ありがとうございました。
今回、当社のメールアドレス移行は、ランサムウェアの増加が直接的な原因ですが、いったいどんな人がランサムウェアを流しているのか、ネットで方々検索して調べましたが、わかりませんでした。
ぼんやり推測できたことは、アングラ・マーケットでランサムウェアのツールキットのようなものを販売している人々、もしくは犯罪者集団や組織、場合によっては政府系機関などが存在し、アフィリエイトを募って、世界中に悪意のあるソフトを拡散させようとしているらしいとの構図です。
自分たちが直接手を染めないことで捜査から逃れる仕組みのようです。よって、特定の企業や組織を狙った標的型でなく、不特定多数の企業や個人に大量かつ広範囲に送りつけられるウイルスソフトは、一般にハッキングレベルが低い子供達や素人レベルの人々が多いのかもしれません。
お小遣い稼ぎやスリルを楽しんでいる人々ではないかと感じています。
しかし、そういう初歩的な攻撃でさえ完全な対策方法もなければ、防止策もないといったもどかしさが、何とも苦しいところです。
(2016-07-10)
※メールって便利ですね。ただ、世界を繋げてくれる一方、悪用するも人も
煩わしいだけでなく危険なスパムメール
会社の通販用メールアドレスに、いつの日からか(今年の2月から3月くらいでしょうか?)、急激にスパムメールが増えてきました。
たんなるスパムではなく、ランサムウェアが含まれるスパムメールです。
このウイルスは「身代金型ウイルス」と呼ばれます。感染するとPCやネットワークの共有ファイルなどに強固な暗号化をかけて身代金(ランサム、Ransom)を要求するという類いの嫌らしいソフトウェアです。
今年2月、ロサンゼルスの病院「Hollywood Presbyterian Medical Center」が被害に遭い身代金を支払ったことが、いろいろなメディアに取り上げられて有名になりました。
病院業務がストップし、人命に関わる事態となりました。企業のシステム担当者や経営者たちはこのニュースで、大いに震え上がったと思います。私もショックでした。
この事件では、身代金の支払いにより解読コードが送られ、無事データが復元されましたが、支払っても解読コードが送られてくるとは限らないとのことです。
特徴的なタイトル
今回、長期間にわたり送られてくるこの種のメールのタイトルは、当社の場合、下記のようなものです:
・Financial report
・Final version of the report
・Documents copies
・Corresponding Invoice
・Payment
・report
・RE:my photos
・new invoice
・Requested document
・Scanned image
・Updated
・Thank you!
・RE:
・Weekly report
・FW: fixed asset
・Business Analysis
・bank account report
・company database
・attached
・scanned
・Bank account record
「支払い」や「財務状況」など多くの人にとってもちょっと興味ありそうなタイトルばかりです。
たとえば「依頼されたドキュメント」などは、もしなんらかの事情で実際に誰かに依頼していて、こんなタイトルでメールが来れば、反射的に添付ファイルをダブルクリックしそうで、とても危険です。
8回目のメールアドレス
当社では通販用のメールアドレスは、ネットなどで外部公開しています。公開メールアドレスをプログラムで収集している業者もいるくらいですから、いずれはスパムメールまみれになるものとあきらめ、メールアドレスに番号を振り当てて変更することにしています。
現在のアドレスは、
sales07@azaban.com (スパム防止のためあえて全角・半角を織り交ぜています)
この中の「07」が、変更するたびに番号が上がる規則になっています。つまり、現在は7回目のアドレスです。次回は8回目の変更で、下記のようになります。
sales08@azaban.com
さらば「7」、こんにちは「8」
今回「8」になることで、個人的にはややうれしいことも事実です。私も人並みに「末広がりの8」には何か幸運を感じるからです。
とはいえ「7」はラッキーセブンと言われるくらいで、これも好みでしたし、ラッキーエイト「8」の次に来る「9」は、日本では忌み嫌われがちですが、昔の会社の同僚から「9」は縁起がよいと聞いて以来、私もすっかり好きになりました。
この同僚は香港の人間で、自分の内線番号になんとしても「9」が入っている番号にして欲しいと意地になっていたので、なぜだろうと思っていました。中国では「9」も縁起がいいんですね。
お客様には特別なアクションは不要です
会社のメールアドレスを変更するとお客様への通知とともに「アドレスの変更をお願いします」といったアナウンスをされる会社さんもありますが、こういうメールが多くなるとお客様も大変なので、当社では通知はしません。
お客様がとくに気にせずになるべく自動的に新アドレスへの移行や転送がされるよう工夫したいと思います。現状、8月から新アドレスにひそかに移行致します。
「7」はこれまで2年ほど使用したと思います。ラッキーセブン様、2年間、ありがとうございました。
それにしても、ランサムウェアを流す人は誰?
今回、当社のメールアドレス移行は、ランサムウェアの増加が直接的な原因ですが、いったいどんな人がランサムウェアを流しているのか、ネットで方々検索して調べましたが、わかりませんでした。
ぼんやり推測できたことは、アングラ・マーケットでランサムウェアのツールキットのようなものを販売している人々、もしくは犯罪者集団や組織、場合によっては政府系機関などが存在し、アフィリエイトを募って、世界中に悪意のあるソフトを拡散させようとしているらしいとの構図です。
自分たちが直接手を染めないことで捜査から逃れる仕組みのようです。よって、特定の企業や組織を狙った標的型でなく、不特定多数の企業や個人に大量かつ広範囲に送りつけられるウイルスソフトは、一般にハッキングレベルが低い子供達や素人レベルの人々が多いのかもしれません。
お小遣い稼ぎやスリルを楽しんでいる人々ではないかと感じています。
しかし、そういう初歩的な攻撃でさえ完全な対策方法もなければ、防止策もないといったもどかしさが、何とも苦しいところです。
(2016-07-10)
( 香水工場の )
香る生活
20周年を迎えました
武蔵野ワークスは、おかげさまで今年創業20周年。特別な催しなどは計画していませんが、記念の年として何かささやかな企画を10月から実施したいと思案中です(2016/07/01)
※20年か・・・
まずは当社の歴史を振り返るページを作成してみました。
20周年ページ(武蔵野ワークスの歩み・歴史)
「20周年ページ」では、みなさまの当社や当社製品に関する思い出やエピソードを募集しています。
ぜひお寄せ下さい!
採用させていただいた方には「20周年ページ」にてご紹介させていただき、お礼としてAmazonギフトカード(1,000円)を進呈いたします。
(2016-07-01)
※20年か・・・
これまでの歩みを振り返る
まずは当社の歴史を振り返るページを作成してみました。
20周年ページ(武蔵野ワークスの歩み・歴史)
読者のみなさまへにお願い
「20周年ページ」では、みなさまの当社や当社製品に関する思い出やエピソードを募集しています。
ぜひお寄せ下さい!
採用させていただいた方には「20周年ページ」にてご紹介させていただき、お礼としてAmazonギフトカード(1,000円)を進呈いたします。
(2016-07-01)
( 香水工場の )
香る生活
調香師になりたい(リアルな方法)
「パフューマーになりたい」という相談 (2016/06/07)
当社が開催している調香セミナーでの話。
セミナーでは、実習タイムになると私とアシスタントが受講者の席を回ります。
その場で質問を受けたり、香水の出来映えを拝見します。
ある女性の席に来たとき「調香師になりたいのですが、どうしたらいいですか?」と質問されました。
(実習とは無関係な話、唐突な質問だな~と思いましたが・・)
実習中に返答するには一言で返せないテーマ、言葉に詰まりました。
その方は大学生で現在、就活されている模様です。
しかし、パフューマーは狭き門。
パフューマーになることが困難という意味でなく、就職口が「ほぼない」という現実がある。
調香師(パフューマー)には国家資格がありません(民間団体による独自資格はあります)。
そのため、自称パフューマーでも問題ありませんが、事実上職業として成立しにくい点が苦しいところです。
私は香料会社さんに就職することが一番の近道と考えます。
香料会社さんへの就職を勧めましたが、そういう部署に配置してもらえるか不明です。
また日本の香料会社さんの場合、食品フレーバーとフレグランスの売上比率は「90% 対 10%」とも「100% 対 0%」とも言われ、フレーバーの方が圧倒的に重要。
社員もパフューマーよりも圧倒的にフレーバーリストが求められます。
「パフューマー」と「フレーバーリスト」の違いを説明します。
日本語ではどちらも「調香師」。
調香師は香料を混ぜ合わせターゲットとする香りを作る人を指します。
香水やフレグランスは調香師によって作られますが、実は食品の味・香り(フレーバー)も調香師によって作られます。
たとえば、桃(ピーチ)のキャンディなら桃の味がしますが、桃からは香料が採れませんので、他の香料から桃のフレーバーを作る必要があります。
だから調香師には、香水やフレグランスを作る人もいれば、フレーバーを作る人もいます。
(お香の場合は「調香師」ではなく「調合師」というコトバが使用されるようです)
繰り返しますが、日本語の調香師は、パフューマーとフレーバーリストのどちらも指します。
しかし、英語では、別の職業と認識されています。
そのため、"香水やフレグランス" を作る人と "フレーバー(食品の味・香り)" を作る人には、違う別の単語が当てられています。
日本の香料会社(というか世界的にそうですが)の場合、フレーバーの方が圧倒的に重要ですので、求められる人材も圧倒的にフレーバーリスト。
彼女はその辺の事情をご存じで、私が香料会社への就職をすすめると「でも、フレーバーリストではなくパフューマーになりたい」とのことでした。
香水の本場フランスでも、香料会社の世界的なM&Aの繰り返しの結果、パフューマーは余り気味の時代が続いています。
パフューマーは香料会社に所属しているケースが多いのでリストラなども過去10年くらい多かったと聞きます。
まして、日本ではパフューマーの求人は極端に少なく、それ以上のアドバイスはできませんでした。
少なくとも並の就活ではパフューマーのポジションはなかなか不可能です。
ここは自分を売り込むための戦略が必要と思います。
職業として活躍されているパフューマーさんは、勝手な推測ですが、日本では100人程度ではないかと思います。
非常に小さな集団です。
それゆえパフューマーさん同士の有形・無形のコミュニティも存在しており、そういうコミュニティに接触し情報やコネクションを得るといったゲリラ戦的なアクションが有効かもしれません。
そういったコネクションがあれば、レアな情報やレアなチャンスが舞い込まないとも言えません。
しかし、まったく赤の他人がそういうコミュニティに唐突に接触しても相手されないでしょう。
だから、一般人も参加可能な調香の勉強会のようなものへ通い実績を作りながら相談できる人を探すという努力も意味があるかもしれません。
手間暇をかける努力。
私のオススメは、JSPT(日本調香技術普及協会)さんの勉強会です(勝手にこんなことを書くとJSPTさんからクレームが来るかもしれませんので、ほんのちょっとだけ)。
JSPTは、プロのパフューマーさんが数多く参加している団体で精力的にセミナーやイベントを開催しています。
JSPTは今のところ一般の方々の参加も歓迎していますので、こういった機会を利用して本気で勉強すると同時に会合に参加するパフューマーの方々に自分を売り込むという戦略はどうでしょうか?
私自身はそういった活動をやったことがないので、机上の空論かもしれません。
パフューマーさんの中には、本を出したり、Youtubeで調香セミナーを開催されている方がおられる。
そんな人にはコンタクトが取りやすい。
実際にそういう方に弟子入りして修行をしている方にお会いしたことがある。
その方はパフューマーとして企業への就職ではなく、自分で香水や香りビジネスの起業を目指されていた。
勉強の方は進んでいましたが、それきり、お会いしたことがなく起業されたかどうかは不明です。
(2016-06-07)
調香セミナーで受けた質問
当社が開催している調香セミナーでの話。
セミナーでは、実習タイムになると私とアシスタントが受講者の席を回ります。
その場で質問を受けたり、香水の出来映えを拝見します。
ある女性の席に来たとき「調香師になりたいのですが、どうしたらいいですか?」と質問されました。
(実習とは無関係な話、唐突な質問だな~と思いましたが・・)
実習中に返答するには一言で返せないテーマ、言葉に詰まりました。
就職口が「ほぼない」という現実
その方は大学生で現在、就活されている模様です。
しかし、パフューマーは狭き門。
パフューマーになることが困難という意味でなく、就職口が「ほぼない」という現実がある。
調香師(パフューマー)には国家資格がありません(民間団体による独自資格はあります)。
そのため、自称パフューマーでも問題ありませんが、事実上職業として成立しにくい点が苦しいところです。
香料会社への就職が近道か?
私は香料会社さんに就職することが一番の近道と考えます。
香料会社さんへの就職を勧めましたが、そういう部署に配置してもらえるか不明です。
また日本の香料会社さんの場合、食品フレーバーとフレグランスの売上比率は「90% 対 10%」とも「100% 対 0%」とも言われ、フレーバーの方が圧倒的に重要。
社員もパフューマーよりも圧倒的にフレーバーリストが求められます。
「パフューマー」と「フレーバーリスト」の違い
「パフューマー」と「フレーバーリスト」の違いを説明します。
日本語ではどちらも「調香師」。
調香師は香料を混ぜ合わせターゲットとする香りを作る人を指します。
香水やフレグランスは調香師によって作られますが、実は食品の味・香り(フレーバー)も調香師によって作られます。
たとえば、桃(ピーチ)のキャンディなら桃の味がしますが、桃からは香料が採れませんので、他の香料から桃のフレーバーを作る必要があります。
だから調香師には、香水やフレグランスを作る人もいれば、フレーバーを作る人もいます。
(お香の場合は「調香師」ではなく「調合師」というコトバが使用されるようです)
パフューマーとフレーバーリストは違う職業
繰り返しますが、日本語の調香師は、パフューマーとフレーバーリストのどちらも指します。
しかし、英語では、別の職業と認識されています。
そのため、"香水やフレグランス" を作る人と "フレーバー(食品の味・香り)" を作る人には、違う別の単語が当てられています。
・香水やフレグランスを作る人 = パフューマー(Perfumer)
・フレーバーを作る人 = フレーバーリスト(Flavorist / Flavourist)
※「Perfumer」には香水商や香水の製造業者の意味も含まれる
・フレーバーを作る人 = フレーバーリスト(Flavorist / Flavourist)
※「Perfumer」には香水商や香水の製造業者の意味も含まれる
求人は圧倒的にフレーバーリスト
日本の香料会社(というか世界的にそうですが)の場合、フレーバーの方が圧倒的に重要ですので、求められる人材も圧倒的にフレーバーリスト。
彼女はその辺の事情をご存じで、私が香料会社への就職をすすめると「でも、フレーバーリストではなくパフューマーになりたい」とのことでした。
香水の本場フランスでも、香料会社の世界的なM&Aの繰り返しの結果、パフューマーは余り気味の時代が続いています。
パフューマーは香料会社に所属しているケースが多いのでリストラなども過去10年くらい多かったと聞きます。
まして、日本ではパフューマーの求人は極端に少なく、それ以上のアドバイスはできませんでした。
就活もゲリラ戦の時代
少なくとも並の就活ではパフューマーのポジションはなかなか不可能です。
ここは自分を売り込むための戦略が必要と思います。
職業として活躍されているパフューマーさんは、勝手な推測ですが、日本では100人程度ではないかと思います。
非常に小さな集団です。
それゆえパフューマーさん同士の有形・無形のコミュニティも存在しており、そういうコミュニティに接触し情報やコネクションを得るといったゲリラ戦的なアクションが有効かもしれません。
そういったコネクションがあれば、レアな情報やレアなチャンスが舞い込まないとも言えません。
たとえば、JSPTの勉強会
しかし、まったく赤の他人がそういうコミュニティに唐突に接触しても相手されないでしょう。
だから、一般人も参加可能な調香の勉強会のようなものへ通い実績を作りながら相談できる人を探すという努力も意味があるかもしれません。
手間暇をかける努力。
私のオススメは、JSPT(日本調香技術普及協会)さんの勉強会です(勝手にこんなことを書くとJSPTさんからクレームが来るかもしれませんので、ほんのちょっとだけ)。
JSPTは、プロのパフューマーさんが数多く参加している団体で精力的にセミナーやイベントを開催しています。
JSPTは今のところ一般の方々の参加も歓迎していますので、こういった機会を利用して本気で勉強すると同時に会合に参加するパフューマーの方々に自分を売り込むという戦略はどうでしょうか?
私自身はそういった活動をやったことがないので、机上の空論かもしれません。
たとえば、パフューマーさんに弟子入り
パフューマーさんの中には、本を出したり、Youtubeで調香セミナーを開催されている方がおられる。
そんな人にはコンタクトが取りやすい。
実際にそういう方に弟子入りして修行をしている方にお会いしたことがある。
その方はパフューマーとして企業への就職ではなく、自分で香水や香りビジネスの起業を目指されていた。
勉強の方は進んでいましたが、それきり、お会いしたことがなく起業されたかどうかは不明です。
(2016-06-07)
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