( 香水工場の )
香る生活
農耕民族の休暇
休暇を取らせて頂いた国分です。本日戻ってきました。遅い夏休み、充分に骨を休めてきました。
明日から仕事再開です。ブログも再開します。日本人にとって休暇は心身のチャージ期間ですが、「休暇を取るために働く」(?)フランス人からすれば、それは貧しい考え方のよう。
彼らのように熱くたぎる想いをバケーションにぶつける文化は、残念ながら私の血には流れていないようで、休暇中もちょっとだけ仕事のことが気になっていました。
これは、ある歴史学者さんによると「農耕民族」の証だそうです。
ライオンのように狩りの時だけ猛烈に動き回り、あとはのらりくらいと日陰で惰眠をむさぼるのが「狩猟民族」の行動パターンだそうで、ヨーロッパ人やアメリカ人がプールサイドや海辺で飽きもせず寝そべる姿と重なるとか。
東京に戻ってくると気候も風景もすっかり秋めいており、秋本番を感じています。
毎年秋から年末まで活気がこもる季節、アメリカなら今夜のハロウイン(10月31日)、 Thanksgiving Day(収穫感謝祭、11月下旬)、クリスマス(12月下旬)へとファンタジーとビジネス商戦の怒濤の季節に入ります。日本なら秋祭り(各地の収穫祭)、クリスマス、年末とこれまたホットな季節です。
サブプライムローン不況を吹き飛ばす熱い秋冬になって欲しいと願っています。
(2008-10-31)
明日から仕事再開です。ブログも再開します。日本人にとって休暇は心身のチャージ期間ですが、「休暇を取るために働く」(?)フランス人からすれば、それは貧しい考え方のよう。
彼らのように熱くたぎる想いをバケーションにぶつける文化は、残念ながら私の血には流れていないようで、休暇中もちょっとだけ仕事のことが気になっていました。
これは、ある歴史学者さんによると「農耕民族」の証だそうです。
ライオンのように狩りの時だけ猛烈に動き回り、あとはのらりくらいと日陰で惰眠をむさぼるのが「狩猟民族」の行動パターンだそうで、ヨーロッパ人やアメリカ人がプールサイドや海辺で飽きもせず寝そべる姿と重なるとか。
東京に戻ってくると気候も風景もすっかり秋めいており、秋本番を感じています。
毎年秋から年末まで活気がこもる季節、アメリカなら今夜のハロウイン(10月31日)、 Thanksgiving Day(収穫感謝祭、11月下旬)、クリスマス(12月下旬)へとファンタジーとビジネス商戦の怒濤の季節に入ります。日本なら秋祭り(各地の収穫祭)、クリスマス、年末とこれまたホットな季節です。
サブプライムローン不況を吹き飛ばす熱い秋冬になって欲しいと願っています。
(2008-10-31)
( 香水工場の )
香る生活
コンシンのジェル 製造風景
今年前半に製造した前回ロットの『コンシンのジェル』はもう在庫切れスレスレで、販売を「止めるべきか、止めざるべきか」という苦悩度が10月の初旬からジワジワとレベルアップしていましたが、待ちに待った2008年産ブルガリアローズオイルが10月の中旬に到着し、ようやく次の『コンシンのジェル』生産日程が立ちなした。そして昨日工場に行ってきました。
この辺は数日前に「高級化粧品に詰め替えパックは存在しない?」に書かせていただきました。
昨日、季節外れの豪雨の中、千葉県松戸市にある提携工場のポイントさんへ。工場に到着するとすでに中村さんが忙しそうに下準備。私もすぐに作業服に着替えて工場内へ。
工業製品は何度作ってもまったく同じ品質になると考えている人は少なくありませんが、違います。
原料の種類や配合比率、製造手順などの「製造処方」は厳格に決められていても、実はかなり違った製品になります。同じ原料でも仕入れ先が違えばかなり違いますし、同じ仕入れ先でもロットで違って年度によっても違います。特に天然素材は違ってあたりまえ。調達ごとに微妙に品質が違うのはよくあることです。
さらに、製造する季節や天候にも影響を受けます。当社製品に関して言えば、10月〜11月は一年間でもっともよい製品ができる季節です。
『コンシンのジェル』の作り方はきわめてシンプル。『コンシンのジェル』だけでなく化粧品クリームや化粧品ジェル、ローション類の作り方はみな同じです。原料となる水、グリセリン、オリーブオイル、・・・などを大きな釜に投げ込んで練り上げる。それだけです。
シンプルなだけにノウハウがあります。
職人芸的なカンと経験もモノいう世界です。『コンシンのジェル』の製造は中村さん以外にはお願いしたことがなく、中村さんの経験に依存している部分があるのは確か。ジェルの練り方にしても釜内部の温度(かなり高温にします)や攪拌のハネの回転数はまさに経験則。そのときの製造量によってもそれらは微調整されます。いっぱい失敗してこないと、これがなかなか身につきません。
『コンシンのジェル』の製造で一番気を遣うところは「ジェル加減」です。
オイルと水とある種の成分を混ぜ合わせると乳化(乳化とは、つまりクリーム化のことです。化粧品製造のキーワード)しますが、この乳化が絶妙なタイミングで止まるよう製造処方を組んでいます。完全な乳化の方がはるかに簡単です。なぜあのタイミングで乳化を止めるのか?・・・私たちは実験でローズオイルがもっともローズオイルらしく香るために必要だとわかりました。
ジェル加減をだすために釜の温度や原料の投入順番はもちろん、混ぜ方にもノウハウがあります。コーヒーの入れ方やお湯の注ぎ方にまでうるさいバリスタか、プロの料理人のようです。
ヒアルロン酸やコメヌカスフィンゴなどの栄養成分は『コンシンのジェル』生地(基材)が出来上がり冷ました後に投入します。栄養成分は一般に熱に弱く、冷めた生地に投入します。熱いまま投入するとよく溶けて短時間で済みますので製造工程としては楽ですが、栄養は死にかねません。
ローズオイルは、最後の最後に投入します。が、これは後日です。
さあ、今回のロットはどんなジェルになるのでしょうか?昨日の生生地製造の時点では相当いい出来映えです。
できたての生地を少量指先に取り、目で見て、匂いを確かめ、肌に塗り込み、舐めてみます。肌に乗せた生地はもっちりとしてしっとり感があり、かすかな半透明加減はジェルの良好な状態を物語ります。味は良質なグリセリンのためにかすかな甘みを帯びています(でも、製造過程でのチェックですのでみなさんは食べないでください)。
匂いは各原料の基材臭がかすかに匂いますが、うまくバランスが取れています。これが大切です。この基材臭の処理に失敗して多くの化粧品が過剰で不必要な香料を入れることになります。『コンシンのジェル』には一切の香料を入れません。香料を楽しむが当社のテーマなのに『コンシンのジェル』だけは例外です。
ここまできたら安心。
あとはローズオイルの力が、矛盾なくこの生地の中に溶け込んでいってくれると思います。
ウソのような偶然ですが、前回ロットの『コンシンのジェル』は、まさに昨日の時点で完売!最後の一個が売り切れ、販売ストップとなりました。
このできたてホヤホヤ『コンシンのジェル』は11月8(土)から販売開始予定です。
そして、多くのお客様に2008年版『コンシンのジェル』をお試し頂くために2mlのアルミパウチをすべてのお買い物のお客様にプレゼントとしてお付けする予定です。これも11月8(土)からになりそうです。
さらに、詰め替え用アルミパウチ80mLもリリース予定です。高級化粧品では無謀と言われる「詰め替え用アルミパック」の試み、ぜひお試しください。
(2008-10-25)
この辺は数日前に「高級化粧品に詰め替えパックは存在しない?」に書かせていただきました。
昨日、季節外れの豪雨の中、千葉県松戸市にある提携工場のポイントさんへ。工場に到着するとすでに中村さんが忙しそうに下準備。私もすぐに作業服に着替えて工場内へ。
工業製品は何度作ってもまったく同じ品質になると考えている人は少なくありませんが、違います。
原料の種類や配合比率、製造手順などの「製造処方」は厳格に決められていても、実はかなり違った製品になります。同じ原料でも仕入れ先が違えばかなり違いますし、同じ仕入れ先でもロットで違って年度によっても違います。特に天然素材は違ってあたりまえ。調達ごとに微妙に品質が違うのはよくあることです。
さらに、製造する季節や天候にも影響を受けます。当社製品に関して言えば、10月〜11月は一年間でもっともよい製品ができる季節です。
『コンシンのジェル』の作り方はきわめてシンプル。『コンシンのジェル』だけでなく化粧品クリームや化粧品ジェル、ローション類の作り方はみな同じです。原料となる水、グリセリン、オリーブオイル、・・・などを大きな釜に投げ込んで練り上げる。それだけです。
シンプルなだけにノウハウがあります。
職人芸的なカンと経験もモノいう世界です。『コンシンのジェル』の製造は中村さん以外にはお願いしたことがなく、中村さんの経験に依存している部分があるのは確か。ジェルの練り方にしても釜内部の温度(かなり高温にします)や攪拌のハネの回転数はまさに経験則。そのときの製造量によってもそれらは微調整されます。いっぱい失敗してこないと、これがなかなか身につきません。
『コンシンのジェル』の製造で一番気を遣うところは「ジェル加減」です。
オイルと水とある種の成分を混ぜ合わせると乳化(乳化とは、つまりクリーム化のことです。化粧品製造のキーワード)しますが、この乳化が絶妙なタイミングで止まるよう製造処方を組んでいます。完全な乳化の方がはるかに簡単です。なぜあのタイミングで乳化を止めるのか?・・・私たちは実験でローズオイルがもっともローズオイルらしく香るために必要だとわかりました。
ジェル加減をだすために釜の温度や原料の投入順番はもちろん、混ぜ方にもノウハウがあります。コーヒーの入れ方やお湯の注ぎ方にまでうるさいバリスタか、プロの料理人のようです。
ヒアルロン酸やコメヌカスフィンゴなどの栄養成分は『コンシンのジェル』生地(基材)が出来上がり冷ました後に投入します。栄養成分は一般に熱に弱く、冷めた生地に投入します。熱いまま投入するとよく溶けて短時間で済みますので製造工程としては楽ですが、栄養は死にかねません。
ローズオイルは、最後の最後に投入します。が、これは後日です。
さあ、今回のロットはどんなジェルになるのでしょうか?昨日の生生地製造の時点では相当いい出来映えです。
できたての生地を少量指先に取り、目で見て、匂いを確かめ、肌に塗り込み、舐めてみます。肌に乗せた生地はもっちりとしてしっとり感があり、かすかな半透明加減はジェルの良好な状態を物語ります。味は良質なグリセリンのためにかすかな甘みを帯びています(でも、製造過程でのチェックですのでみなさんは食べないでください)。
匂いは各原料の基材臭がかすかに匂いますが、うまくバランスが取れています。これが大切です。この基材臭の処理に失敗して多くの化粧品が過剰で不必要な香料を入れることになります。『コンシンのジェル』には一切の香料を入れません。香料を楽しむが当社のテーマなのに『コンシンのジェル』だけは例外です。
ここまできたら安心。
あとはローズオイルの力が、矛盾なくこの生地の中に溶け込んでいってくれると思います。
ウソのような偶然ですが、前回ロットの『コンシンのジェル』は、まさに昨日の時点で完売!最後の一個が売り切れ、販売ストップとなりました。
このできたてホヤホヤ『コンシンのジェル』は11月8(土)から販売開始予定です。
そして、多くのお客様に2008年版『コンシンのジェル』をお試し頂くために2mlのアルミパウチをすべてのお買い物のお客様にプレゼントとしてお付けする予定です。これも11月8(土)からになりそうです。
さらに、詰め替え用アルミパウチ80mLもリリース予定です。高級化粧品では無謀と言われる「詰め替え用アルミパック」の試み、ぜひお試しください。
(2008-10-25)
( 香水工場の )
香る生活
送料無料キャンペーンのお知らせ:11月1(土)〜11月25(火)
What's New おしらせ
11月初日から11月25(火)までの期間。
対象は、フローラル・フォーシーズンズ30ml&コンシンのジェル100mlです。
ゴメンナサイ!メール便(80円)の送料無料キャンペーンは予定しておりません。
当社のお買い物規定では商品合計5,000円以上で送料が無料になりますが、フローラル・フォーシーズンズ30ml(税込み3,990円)や『コンシンのジェル』(税込み3,500円)を1本だけ買いたいお客様には「痛恨の送料」500円が発生しています。
「通販業者なんだから送料は安くできるだろ!」
という一矢をお客様からいただいたことがあります。実話です。しかも当社のロイヤルカスタマーさんのご意見だったので痛い一言。数年前です。
大手の通販ベンダーさんの中にはとんでもない料金で配送業者と契約を結んでいるとか結んでいないとかというウサワがネットショップの間で回ることがありますが、少なくとも当社は適正料金で契約しています。
何をもって「適正価格」か意見が分かれますが量的インパクトがない限り配送業者さんにそう無理はお願いできません。送料問題は私たち通販ベンダーに必ずついて回る問題ですが、ビジネスを切り盛りしていく上で、うまく顧客メリットを増やす方向もっていきたいと考えています。
今回はその第一弾、期間限定ですが、送料無料となる合計上限を3,500円に引き下げます。これでフローラル・フォーシーズンズ30ml、コンシンのジェル100mlを1本ご購入いただいても送料無料でお送りできます。
ささやかなキャンペーンですが、どうぞご利用ください。
(2008-10-25)
11月初日から11月25(火)までの期間。
対象は、フローラル・フォーシーズンズ30ml&コンシンのジェル100mlです。
ゴメンナサイ!メール便(80円)の送料無料キャンペーンは予定しておりません。
当社のお買い物規定では商品合計5,000円以上で送料が無料になりますが、フローラル・フォーシーズンズ30ml(税込み3,990円)や『コンシンのジェル』(税込み3,500円)を1本だけ買いたいお客様には「痛恨の送料」500円が発生しています。
「通販業者なんだから送料は安くできるだろ!」
という一矢をお客様からいただいたことがあります。実話です。しかも当社のロイヤルカスタマーさんのご意見だったので痛い一言。数年前です。
大手の通販ベンダーさんの中にはとんでもない料金で配送業者と契約を結んでいるとか結んでいないとかというウサワがネットショップの間で回ることがありますが、少なくとも当社は適正料金で契約しています。
何をもって「適正価格」か意見が分かれますが量的インパクトがない限り配送業者さんにそう無理はお願いできません。送料問題は私たち通販ベンダーに必ずついて回る問題ですが、ビジネスを切り盛りしていく上で、うまく顧客メリットを増やす方向もっていきたいと考えています。
今回はその第一弾、期間限定ですが、送料無料となる合計上限を3,500円に引き下げます。これでフローラル・フォーシーズンズ30ml、コンシンのジェル100mlを1本ご購入いただいても送料無料でお送りできます。
ささやかなキャンペーンですが、どうぞご利用ください。
(2008-10-25)
( 香水工場の )
香る生活
臨時休業のお知らせ:2008年10月25(土)〜10月31(金)
What's New おしらせ
●臨時休業のおしらせ[10月25(土)〜10月31(金)]
大変恐縮ですが、10月25(土)〜10月31(金)まで臨時休業させていただきます。10月25(土)お昼12時までのご注文は受け付け(当日内発送)、それ以降10月31(金)までショッピングカートが動作しなくなります。
※この間、社内はスタッフ不在となる可能性があります。メール対応は行っておりますが返信が遅くなる場合があります。
※ショッピングカート再開は10月31(金)夜間を予定しております。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
______________
当社では「毎月25日から月末」までサンプルボトルの販売を休止しています。今月はサンプルボトルだけでなくほぼすべての商品の販売と営業活動を休業させていただきます。
「毎月25日から月末まで」を社内的に「クール25」と呼んでいます。ビジネスを少しだけクールダウンさせ、翌月へのステップアップの準備期間と位置づけています。お客様にはご不便をおかけして恐縮です。
この間には毎月のサンプル在庫の棚卸しや数量の調整をやっています。またご注文が多少静かになるためできなかったことを社員はやります。会社のイベントなどもこの期間を狙って入れることもあります。特にスタッフの海外出張や休暇はこのタイミングで入れることが多くなっています。
今月もクール25が近づいてきました。
今年10月のクール25にはフランス出張を予定していましたが取引先とのスケジュールがかみ合わず延期。が、私は代わりに休暇を入れさせていただきました。ちょっと骨を休めさせてもらうことにしました。他のスタッフもこのタイミングで休暇を取らせていただきます。
そのため今月のクール25は、サンプルボトルの販売休止だけでなく、ほぼ全商品(海外発送商品とデザインを除いて)の販売と営業活動が止まります。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
11月1(土)から元気に営業再開予定です。
(2008-10-23)
●臨時休業のおしらせ[10月25(土)〜10月31(金)]
大変恐縮ですが、10月25(土)〜10月31(金)まで臨時休業させていただきます。10月25(土)お昼12時までのご注文は受け付け(当日内発送)、それ以降10月31(金)までショッピングカートが動作しなくなります。
※この間、社内はスタッフ不在となる可能性があります。メール対応は行っておりますが返信が遅くなる場合があります。
※ショッピングカート再開は10月31(金)夜間を予定しております。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
______________
当社では「毎月25日から月末」までサンプルボトルの販売を休止しています。今月はサンプルボトルだけでなくほぼすべての商品の販売と営業活動を休業させていただきます。
「毎月25日から月末まで」を社内的に「クール25」と呼んでいます。ビジネスを少しだけクールダウンさせ、翌月へのステップアップの準備期間と位置づけています。お客様にはご不便をおかけして恐縮です。
この間には毎月のサンプル在庫の棚卸しや数量の調整をやっています。またご注文が多少静かになるためできなかったことを社員はやります。会社のイベントなどもこの期間を狙って入れることもあります。特にスタッフの海外出張や休暇はこのタイミングで入れることが多くなっています。
今月もクール25が近づいてきました。
今年10月のクール25にはフランス出張を予定していましたが取引先とのスケジュールがかみ合わず延期。が、私は代わりに休暇を入れさせていただきました。ちょっと骨を休めさせてもらうことにしました。他のスタッフもこのタイミングで休暇を取らせていただきます。
そのため今月のクール25は、サンプルボトルの販売休止だけでなく、ほぼ全商品(海外発送商品とデザインを除いて)の販売と営業活動が止まります。ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。
11月1(土)から元気に営業再開予定です。
(2008-10-23)
( 香水工場の )
香る生活
香水で加齢臭対策?たとえば「柑橘系」?
加齢臭に関して加齢臭専門のソープやシャンプーなども出ており、薬用や医薬部外品として加齢臭対策専門の製品も増えていますが、劇的な効果はあまり期待できないようです。香水もしかり。
加齢臭は細菌が皮脂を分解したり酸化させたりする課程で発生する匂いですが、若い頃の皮脂ではそのような匂いにならないことから加齢により皮脂の性質や成分構成に変化が生じていると考えられます。原因は不明で対策も決定打がありません。多くの加齢グッズは「皮脂対策」ではなく細菌の発生を抑制する「抗菌」に注力しているように見受けられます。
体質改善で皮脂を性質を改善することが理想ではないかと思いますがそれこそ難しい話です。
私の知人は実家のお寺を継ぐために一年間山奥のお寺で修行したました。毎日おかゆとタクアン程度の「一汁一菜」生活の結果、一年後身体から脂分が極端に少なくなっていました。皮脂も出なくなったと言います。加齢臭には効きそうな予感が・・・
しかし、皮脂それ自体は乾燥や外敵(細菌など)から皮膚と体を守る大切なバリア。バリア機能である皮脂が極端になくなるというのもリスクが高い気もします。乾燥したお肌が痛々しいアトピー患者さんも少ないことから乾燥の肌に対するリスクが実感されます。
当社の「柑橘系」にはレモンやベルガモットなどのシトラス系精油が多く含まれています。シトラスに限らす精油(エッセンシャル・オイル)は一般に強力な抗菌殺菌作用があります。そのため「柑橘系」のご使用は加齢臭対策としてある程度効果があると思われます。
『ローズ・エッセンス コンシンのジェル』は純粋なブルガリア産ローズオイルを配合していますが、ローズオイルが非常に高い殺菌効果を持っているため加齢臭に効くのではないかと数年前アンケートを採ったことがあります。
「奇跡が起きた」という結果はでませんでしたが、それなりに「いいかも」というご意見や、そういうスキンケアや香水を身だしなみとして付けるようになると、事前に洗顔やカラダを洗わない人は少ないので、身体を清潔にするという「生活習慣的な効果」があるというご返答もありました。なるほどと感心しました。
(2008-10-21)
加齢臭は細菌が皮脂を分解したり酸化させたりする課程で発生する匂いですが、若い頃の皮脂ではそのような匂いにならないことから加齢により皮脂の性質や成分構成に変化が生じていると考えられます。原因は不明で対策も決定打がありません。多くの加齢グッズは「皮脂対策」ではなく細菌の発生を抑制する「抗菌」に注力しているように見受けられます。
体質改善で皮脂を性質を改善することが理想ではないかと思いますがそれこそ難しい話です。
私の知人は実家のお寺を継ぐために一年間山奥のお寺で修行したました。毎日おかゆとタクアン程度の「一汁一菜」生活の結果、一年後身体から脂分が極端に少なくなっていました。皮脂も出なくなったと言います。加齢臭には効きそうな予感が・・・
しかし、皮脂それ自体は乾燥や外敵(細菌など)から皮膚と体を守る大切なバリア。バリア機能である皮脂が極端になくなるというのもリスクが高い気もします。乾燥したお肌が痛々しいアトピー患者さんも少ないことから乾燥の肌に対するリスクが実感されます。
当社の「柑橘系」にはレモンやベルガモットなどのシトラス系精油が多く含まれています。シトラスに限らす精油(エッセンシャル・オイル)は一般に強力な抗菌殺菌作用があります。そのため「柑橘系」のご使用は加齢臭対策としてある程度効果があると思われます。
『ローズ・エッセンス コンシンのジェル』は純粋なブルガリア産ローズオイルを配合していますが、ローズオイルが非常に高い殺菌効果を持っているため加齢臭に効くのではないかと数年前アンケートを採ったことがあります。
「奇跡が起きた」という結果はでませんでしたが、それなりに「いいかも」というご意見や、そういうスキンケアや香水を身だしなみとして付けるようになると、事前に洗顔やカラダを洗わない人は少ないので、身体を清潔にするという「生活習慣的な効果」があるというご返答もありました。なるほどと感心しました。
(2008-10-21)
( 香水工場の )
香る生活
企業向けオリジナル香水制作サービスの休止
香水OEMを休業しました
企業向けにオリジナル香水を制作する香水OEMサービスを最近休業しました。しばらくして、ライバル会社から電話がありました。
「香水OEMは休業ですか?」
競合・・・わかり合える微妙な関係
企業向けのオリジナル香水の制作会社(香水OEM)は日本ではかなり希少な存在。だから、競合ながら顔見知りの会社さんも少なくありません。
競合会社さんの中には、ライバルながら友好的関係でプロジェクトによって協力関係になる会社さんもあれば、一方で内心お互いを牽制し合う仲の会社さんもあります。
企業同士のお付き合いも個人の、よくあるフツーの人間関係と同じ図式でドロドロな人間模様を描かいています。政界のドロドロとはほど遠いにしても多かれ少なかれ、ドロドロです。
そんな微妙な関係の担当者から「どうしたんですか?」と心配しているかのような電話も背中が痒いものです。お互いそのへんの呼吸がわかり合っているというのも、また逆に妙な仲のよさ。
オリジナル香水OEM、休業の背景
今まで香水OEMは当社ビジネスの大切な柱の一つでしたが、ビジネスとしては厳しいものがあります。第一の原因は市場の拡大が予想外に遅いこと、次にスタッフの時間的体力的リソースの消耗です。
欧米ではブランドたるもの、それが化粧品以外のブランド、たとえば、皮革や時計、ファンションブランドであっても香水は商品ラインアップに必ず入りますが、日本では香水をラインアップに入れるブランドさんは未だかなりレアです。
また欧米で人気のセレブ香水も日本では一般的ではありません。OEM香水市場は予想ほどには拡大しませんでした。
さらに、クライアントの要求内容に対するリソースの消耗も問題でした。
こういうビジネスはクライアント様あっての案件。自然と「お客様はお殿様です」という態度でのサポートとサービスが要求されます。クライアントが大企業さんになればなるほど水揚げも上がりますが、要求内容も上がります。
サポート側にそれなりのプロの営業部隊がないと、これは激しい消耗戦です。大企業さんの一方的で無制限な要求に流されず的確に対応できるプロの存在が求められます。こういうプロフェッショナルな対応ができればクライアントからの信頼と信用を勝ち取ることができますが、できなければ惨敗です。
中小企業が、大企業さんを相手にビジネスを継続するには、それなりの人材リソースが必要ですが、当社はまだその段階にないと判断しました。
再参入の可能性
「香水OEMビジネス」は競合がないという事実が物語るようにマーケットが薄い分野ですが、反面、競合が少ないがゆえにビジネス的においしい分野とも言えます。
いつの日か組織的な限界を拡張した上で再参入を図りたいと思います。
(2008-10-20)
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