( 香水工場の )
香る生活
テレビは金融不安一色
いよいよ12月も下旬。本来なら師走の気分が盛り上がる頃ですが、テレビをつけるとニュースも報道番組も金融不安一色です。
秋口のリーマンショック以降、怒濤の不況へと報道のテンションが上がってきています。
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズによると今年の米国のクリスマス商戦は「史上最悪の歳末商戦」だそうです。
(やっぱり、今年のクリスマス商戦、香水は撃沈するかも・・・)
しかし、S&P社の「史上最悪の歳末商戦」という発表には違和感を感じます。
何年昔から調査しているのか不明ですが『怒りの葡萄』の頃の方がもっと悲惨だったような気がしてなりません。
日本で言えば『蟹工船』の頃です。農村などでは娘の身売りが普通に行われていた時代です。
底抜けに明るいアメリカ人がいつまでもしょぼんでいるとはどうしても思えません。
かのパーティ好きの国民が、このクリスマスシーズンに至ってもパーティ控え目に過ごしているということは、彼らは相当ストレスを貯めているに違いありません。
灯が消えたようなマンハッタンにアメリカ人が我慢できるはずがありません。
1990年代初頭、日本のバブルが大輪の打ち上げ花火のごとく弾け散った瞬間、日本人の心はちょっとだけ「清貧」に向かいました。
株や土地転がしでザクザク稼いでいた人間までが、世捨て人風情を求めたかのように見えました。が、しかし、それは思い違いでした。
まして楽天的なアメリカ人なら、ちょっと落ち込んだ後は、消費爆発と逆に激しいリバウンドが待ち構えている気がします。
資本主義経済システムは、民衆のマインド一つで富が生成したり消失したりする不思議なメカニズムになっています。
地球上の富の総量が世界の人々のマインドで増減するという恐ろしいくも夢のあるシステムです。
(そもそも、こんなバーチャルな仮想システムに依存していいのか!?、というソモソモ論はここでは横に置いておきますね)
それは気持ち一つで「気分がよくなる・悪くなる」という気分レベルや気持ちレベルの話ではなく、株価のように実際の価値総額が増減します。
株価だけでなく土地も家屋もおよそ財産・資産と呼ばれるモノの価値が消費者のマインドで物理的に上下することを考えると、口を開けば「大不況」を連呼するテレビにはまいってしまいます。
今年お正月の年明けを覚えていますか?
「原油100ドル超え」のニュースで産業界は上に下への大騒ぎでスタートしました。
10年前、1バレル10ドル程度だった原油がです。凄いことになりそうだという世界の心配をよそに原油は一気に150ドルまで駆け上り、「これはいかん!」と悲鳴直前で、ドスーン、現在30ドルまで急落。
つるべ落としみたいに。・・・原油急落の直接の原因が金融不況に起因しているとしても、ほら、いいニュースもたまにはあります。
人は暗いニュースや暗い話ばかりでは耐えられないようにできています。2009年は躍動の年になる予感でいっぱいです。
(2008-12-20)
秋口のリーマンショック以降、怒濤の不況へと報道のテンションが上がってきています。
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズによると今年の米国のクリスマス商戦は「史上最悪の歳末商戦」だそうです。
(やっぱり、今年のクリスマス商戦、香水は撃沈するかも・・・)
しかし、S&P社の「史上最悪の歳末商戦」という発表には違和感を感じます。
何年昔から調査しているのか不明ですが『怒りの葡萄』の頃の方がもっと悲惨だったような気がしてなりません。
日本で言えば『蟹工船』の頃です。農村などでは娘の身売りが普通に行われていた時代です。
底抜けに明るいアメリカ人がいつまでもしょぼんでいるとはどうしても思えません。
かのパーティ好きの国民が、このクリスマスシーズンに至ってもパーティ控え目に過ごしているということは、彼らは相当ストレスを貯めているに違いありません。
灯が消えたようなマンハッタンにアメリカ人が我慢できるはずがありません。
1990年代初頭、日本のバブルが大輪の打ち上げ花火のごとく弾け散った瞬間、日本人の心はちょっとだけ「清貧」に向かいました。
株や土地転がしでザクザク稼いでいた人間までが、世捨て人風情を求めたかのように見えました。が、しかし、それは思い違いでした。
まして楽天的なアメリカ人なら、ちょっと落ち込んだ後は、消費爆発と逆に激しいリバウンドが待ち構えている気がします。
資本主義経済システムは、民衆のマインド一つで富が生成したり消失したりする不思議なメカニズムになっています。
地球上の富の総量が世界の人々のマインドで増減するという恐ろしいくも夢のあるシステムです。
(そもそも、こんなバーチャルな仮想システムに依存していいのか!?、というソモソモ論はここでは横に置いておきますね)
それは気持ち一つで「気分がよくなる・悪くなる」という気分レベルや気持ちレベルの話ではなく、株価のように実際の価値総額が増減します。
株価だけでなく土地も家屋もおよそ財産・資産と呼ばれるモノの価値が消費者のマインドで物理的に上下することを考えると、口を開けば「大不況」を連呼するテレビにはまいってしまいます。
今年お正月の年明けを覚えていますか?
「原油100ドル超え」のニュースで産業界は上に下への大騒ぎでスタートしました。
10年前、1バレル10ドル程度だった原油がです。凄いことになりそうだという世界の心配をよそに原油は一気に150ドルまで駆け上り、「これはいかん!」と悲鳴直前で、ドスーン、現在30ドルまで急落。
つるべ落としみたいに。・・・原油急落の直接の原因が金融不況に起因しているとしても、ほら、いいニュースもたまにはあります。
人は暗いニュースや暗い話ばかりでは耐えられないようにできています。2009年は躍動の年になる予感でいっぱいです。
(2008-12-20)
( 香水工場の )
香る生活
「香」が付くお名前
前から気になっていることがあります。当社のお客さまのお名前には「香」のつく方が多いことです。
私の場合、日常生活や周囲の環境で名前に「香」の文字が含まれる人間はそう多くいません。
偶然でしょうか?
朝、出勤すると注文リストを見て「どんな人が、どんな商品」を買っているのか、売れ行き動向をチェックします。どこの会社さんでもやっている営業部の日課だと思いますが、ネット販売だと「どんな人」の部分は全然わかりません。
昔はご発注時に性別や世代アンケートをお願いしていましたが、それも失礼だろうと今となってはその種の記入欄は廃絶しました。
(※現在でも注文手続きの記入欄に誕生日欄を儲けているベンダーやショップさんがあります。「なんだプレゼントでもくれるのか?」と記入したら、誕生日に「お誕生日おめでとう!」メールが送られてきました)
コメント欄に何かメッセージが残されていると人となりを推測する手がかりになることがありますが、顧客分析のようなマーケティング分析の素材としては利用できるはずもありません。
お客様の人となりを推測する数少ない手がかりは「名前」です。とはいっても性別こそはほぼわかりますが、しかし、実はその程度です。
一応リストのお名前を眺めリピーターの方を発見して「おお、またご購入、感謝!」などと唸る日々を過ごしております。そんな中で気づくことが「香」さんの存在。
前々から気になっていたいました。ついに重い腰をあげて顧客データベースの中から「香」を含むお名前を拾ってみました。
あります、あります・・・一例をあげると
「香」さんや「香織」さんを筆頭に
「綾香」
「彩香」
「里香」
「由香」
「美香」
「静香」
「春香」
「明日香」・・・さんと続きます。
これはごく一例で同じ名前の方が多い方を選びましたが、「香」が含まれる珍しいお名前もかなりありました。
あまり少ないお名前は個人情報になりますので列挙できませんが、実に珍しいお名前もあります。生まれてこの方、日本で暮らしていますが、知らない名前って多いな〜と改めて驚かされます。
欧米の方は、何世紀経っても「John」とか「Mary」とか、イエスさまを頂点としたお母さんやお弟子さんたちなど宗教関連キャラクターとそのバリエーションで命名されることが今でも多いかと思いますが、近年の日本は一ひねりも二ひねりもあって、読めない漢字も多々あります。
命名するご両親の想いが伝わってくるようですよね。どんな想いを込めて「香」の字を当てるのか、測る術もありませんが、私には「香」には健やかさのイメージがあります。
あるいは「香り立ついい女」みないな・・・。「水も滴るいい男」(近年の10代は「水も滴るいい女」が普通らしい)という表現がありますが、私的にはこの女性版のイメージです。
なんだかんだ、と空想しながらお名前に「香」が含まれるデータを抜き出してエクセルで集計してみると、その比率、全お客様のだいたい「5%」ナリ。
"これって多いの?"(内なる声)
「氏名における香の字の含有率」とググたところで予想通り何にも引かれてきません。さすがにそんな酔狂な調査をする人もいないでしょう。
しかし、日常生活に照らして周囲に20人いたらそのうち一人が「香の人」ってのは、やっぱり多いかな!と思う次第です。
たまたまの偶然なのか?はたまた名前に「香」が付くと香水が好きになるにか、ナゾは深まるばかりです。
(2008-12-19)
私の場合、日常生活や周囲の環境で名前に「香」の文字が含まれる人間はそう多くいません。
偶然でしょうか?
朝、出勤すると注文リストを見て「どんな人が、どんな商品」を買っているのか、売れ行き動向をチェックします。どこの会社さんでもやっている営業部の日課だと思いますが、ネット販売だと「どんな人」の部分は全然わかりません。
昔はご発注時に性別や世代アンケートをお願いしていましたが、それも失礼だろうと今となってはその種の記入欄は廃絶しました。
(※現在でも注文手続きの記入欄に誕生日欄を儲けているベンダーやショップさんがあります。「なんだプレゼントでもくれるのか?」と記入したら、誕生日に「お誕生日おめでとう!」メールが送られてきました)
コメント欄に何かメッセージが残されていると人となりを推測する手がかりになることがありますが、顧客分析のようなマーケティング分析の素材としては利用できるはずもありません。
お客様の人となりを推測する数少ない手がかりは「名前」です。とはいっても性別こそはほぼわかりますが、しかし、実はその程度です。
一応リストのお名前を眺めリピーターの方を発見して「おお、またご購入、感謝!」などと唸る日々を過ごしております。そんな中で気づくことが「香」さんの存在。
前々から気になっていたいました。ついに重い腰をあげて顧客データベースの中から「香」を含むお名前を拾ってみました。
あります、あります・・・一例をあげると
「香」さんや「香織」さんを筆頭に
「綾香」
「彩香」
「里香」
「由香」
「美香」
「静香」
「春香」
「明日香」・・・さんと続きます。
これはごく一例で同じ名前の方が多い方を選びましたが、「香」が含まれる珍しいお名前もかなりありました。
あまり少ないお名前は個人情報になりますので列挙できませんが、実に珍しいお名前もあります。生まれてこの方、日本で暮らしていますが、知らない名前って多いな〜と改めて驚かされます。
欧米の方は、何世紀経っても「John」とか「Mary」とか、イエスさまを頂点としたお母さんやお弟子さんたちなど宗教関連キャラクターとそのバリエーションで命名されることが今でも多いかと思いますが、近年の日本は一ひねりも二ひねりもあって、読めない漢字も多々あります。
命名するご両親の想いが伝わってくるようですよね。どんな想いを込めて「香」の字を当てるのか、測る術もありませんが、私には「香」には健やかさのイメージがあります。
あるいは「香り立ついい女」みないな・・・。「水も滴るいい男」(近年の10代は「水も滴るいい女」が普通らしい)という表現がありますが、私的にはこの女性版のイメージです。
なんだかんだ、と空想しながらお名前に「香」が含まれるデータを抜き出してエクセルで集計してみると、その比率、全お客様のだいたい「5%」ナリ。
"これって多いの?"(内なる声)
「氏名における香の字の含有率」とググたところで予想通り何にも引かれてきません。さすがにそんな酔狂な調査をする人もいないでしょう。
しかし、日常生活に照らして周囲に20人いたらそのうち一人が「香の人」ってのは、やっぱり多いかな!と思う次第です。
たまたまの偶然なのか?はたまた名前に「香」が付くと香水が好きになるにか、ナゾは深まるばかりです。
(2008-12-19)
( 香水工場の )
香る生活
メール便 vs メール便速達
きょうはパルファムのネタでなくクロネコさんの話。
メール便はトラブルが多いのが悩みの種ですが、今年当社の状況はかなり改善しています。
ネットではクロネコメール便に対する凄い体験談、たとえば、5通出したら2〜3通はトラブった、といった書き込み見たことがありますが、年間1万通以上出荷している当社の感覚ではありえないフェイク情報です。
ネットはウソ・ホントのいろいろな書き込みがあるわあるわ。
ところで、クロネコメール便には「クロネコメール便速達」なる新サービスが登場しました。
新サービスといってもすでに2年経過。「新」と呼ぶにはおこがましいのですが、当社にとっては「新」。
気にはなっていたのですが、なんとなく恐ろしくて食わず嫌いでした。希に「メール便は、速達便にできませんか?」というご要望をチラホラ受けて、この秋、試験導入しました。
テスト運用開始からはや2ヶ月。現在、メール便を利用されるお客様は「メール便(80円)」か「メール便速達(180円)」の選択が可能です。
「速達」というからには「相当速いのか?」と素朴な疑問が湧きます。
答えは「宅急便並み」に速いです。本州内で翌日、北海道・九州で翌々日配達の宅急便を速いと感じている人にはすばらしく速いサービスですが、手渡しでなくポスト投函ですので、それなりにトラブルもあります。
メール便速達が、宅急便並のスピードで配達される理由は、実は宅急便と同じラインで仕訳されるからです。つまり料金は安いけど扱いは宅急便並み。
通常のメール便は、ヤマト運輸の配送センター(「ベース店」や「主管支店」)に集荷された後、宅急便の仕訳が終わった後のラインで仕訳作業が始まります。
メール便の仕訳は日をまたぐ(24時を超え翌日に入る)こともしばしばとのことです。
メール便の仕訳開始前または仕訳中にすでに「切り離し」が済んでいる宅急便と比較すると、やはり遅くなります。
集荷当夜に出発する宅急便と比較するとスタートラインからして「一日遅れ」になるということかもしれません(未確認)。
ちなみに、「切り離し」とは荷物が各地のセンターから大型トラックで全国に向けて出庫されることで、ヤマト運輸さん社内で使用される専門用語。(もともと船舶用語?)。切り離しは、毎晩、だいたい21時ころらしいです。
さて、当社の「メール便速達」ですが、どれくらいも方が速達を選択されているでしょう?
・・・現状「5%」です。
私の予想より高い数字でした。
100円の差は小さいようですが、総額が小さい間なら案外大きい金額!ですから速達を選択される人はほとんどいないと予想していました。しかし、購入後は一刻も早くモノが欲しくなるのも人情ですね。
(2008-12-17)
メール便はトラブルが多いのが悩みの種ですが、今年当社の状況はかなり改善しています。
ネットではクロネコメール便に対する凄い体験談、たとえば、5通出したら2〜3通はトラブった、といった書き込み見たことがありますが、年間1万通以上出荷している当社の感覚ではありえないフェイク情報です。
ネットはウソ・ホントのいろいろな書き込みがあるわあるわ。
ところで、クロネコメール便には「クロネコメール便速達」なる新サービスが登場しました。
新サービスといってもすでに2年経過。「新」と呼ぶにはおこがましいのですが、当社にとっては「新」。
気にはなっていたのですが、なんとなく恐ろしくて食わず嫌いでした。希に「メール便は、速達便にできませんか?」というご要望をチラホラ受けて、この秋、試験導入しました。
テスト運用開始からはや2ヶ月。現在、メール便を利用されるお客様は「メール便(80円)」か「メール便速達(180円)」の選択が可能です。
「速達」というからには「相当速いのか?」と素朴な疑問が湧きます。
答えは「宅急便並み」に速いです。本州内で翌日、北海道・九州で翌々日配達の宅急便を速いと感じている人にはすばらしく速いサービスですが、手渡しでなくポスト投函ですので、それなりにトラブルもあります。
メール便速達が、宅急便並のスピードで配達される理由は、実は宅急便と同じラインで仕訳されるからです。つまり料金は安いけど扱いは宅急便並み。
通常のメール便は、ヤマト運輸の配送センター(「ベース店」や「主管支店」)に集荷された後、宅急便の仕訳が終わった後のラインで仕訳作業が始まります。
メール便の仕訳は日をまたぐ(24時を超え翌日に入る)こともしばしばとのことです。
メール便の仕訳開始前または仕訳中にすでに「切り離し」が済んでいる宅急便と比較すると、やはり遅くなります。
集荷当夜に出発する宅急便と比較するとスタートラインからして「一日遅れ」になるということかもしれません(未確認)。
ちなみに、「切り離し」とは荷物が各地のセンターから大型トラックで全国に向けて出庫されることで、ヤマト運輸さん社内で使用される専門用語。(もともと船舶用語?)。切り離しは、毎晩、だいたい21時ころらしいです。
さて、当社の「メール便速達」ですが、どれくらいも方が速達を選択されているでしょう?
・・・現状「5%」です。
私の予想より高い数字でした。
100円の差は小さいようですが、総額が小さい間なら案外大きい金額!ですから速達を選択される人はほとんどいないと予想していました。しかし、購入後は一刻も早くモノが欲しくなるのも人情ですね。
(2008-12-17)
( 香水工場の )
香る生活
香水プロモーションビデオを撮る!
そんな準備をしています。都内のハウススタジオも押さえました。来週撮影予定です・・・と軽く書いていますが、それなりに緊張しています。
夏、私は映画学校に通っている・・・とブログで書かせてもらいました。不覚にも「国分監督作品、公開予定」なんて大ホラも打ち上げました。
あの時点では本気でした。実際に1分の超ショートムービーを制作、ひとり悦に入っていましたが、しかし、出来てみればあまりにも品質悪く、かつ著作権の問題で皆様には公開できないことが判明しました。
今度は大丈夫です。
なんとなれば、監督さんもカメラマンもプロチームの方々とともに制作します。
小さいですが、プロチームを組んでいます。素人は私だけ。
制作会議の打ち合わせを重ねるごとに作品としての体裁を積み上げていきました。
さあどうなるか、来週撮影、年明け編集、1月下旬にはWEBにて公開できる見通しです。1分程度の作品になる予定です。「香水の楽しさ」を優しくささやかストーリーで表現したいと意気込んでいます。
ところで、こんなお話ついでに・・・きのう「映画『ふうけもん』公開中止=東映」というニュースが芸能界ニュースとして踊っていました。
撮影終了も…中村雅俊の主演映画が公開中止(2008年12月16日(火) 6:01 スポーツニッポン)
いつくかの報道を読むと趣旨はだいたい下記のようになります:
・来年1月公開予定だった東映「ふうけもん」映画が完成せず公開中止。
・中村雅俊、浅野ゆう子、垣内彩未、中村玉緒、哀川翔・・・という豪華キャスト。
・制作予算は1億5千万円。
・撮影自体は春に終了済み。編集段階で制作を担当したJ&Kインターナショナル社の資金繰り問題で表面化で未完のままお蔵入りか?
役者さんや関係者の方々にはギャラや制作費の支払い問題も発生している模様です。
夏に通った映画学校の夜間コースでは、映画の制作方法という技術的な部分だけでなく現役の若手監督さんの実体験からハリウッド映画界や日本の映画界のダイナミックで生々しい映画ビジネスの一端に触れることができました。
大いにインスプレーションを受けました。一言で言えば映画は巨大なバクチ、投機、ビッグビジネスという事実を認識しました。しかし、業界を構成している既存の力関係がこの数年で革命的に変動していることも知りました。原因はインターネット。激動は想像以上のスピードで進行中のようです。
(2008-12-16)
夏、私は映画学校に通っている・・・とブログで書かせてもらいました。不覚にも「国分監督作品、公開予定」なんて大ホラも打ち上げました。
あの時点では本気でした。実際に1分の超ショートムービーを制作、ひとり悦に入っていましたが、しかし、出来てみればあまりにも品質悪く、かつ著作権の問題で皆様には公開できないことが判明しました。
今度は大丈夫です。
なんとなれば、監督さんもカメラマンもプロチームの方々とともに制作します。
小さいですが、プロチームを組んでいます。素人は私だけ。
制作会議の打ち合わせを重ねるごとに作品としての体裁を積み上げていきました。
さあどうなるか、来週撮影、年明け編集、1月下旬にはWEBにて公開できる見通しです。1分程度の作品になる予定です。「香水の楽しさ」を優しくささやかストーリーで表現したいと意気込んでいます。
ところで、こんなお話ついでに・・・きのう「映画『ふうけもん』公開中止=東映」というニュースが芸能界ニュースとして踊っていました。
撮影終了も…中村雅俊の主演映画が公開中止(2008年12月16日(火) 6:01 スポーツニッポン)
いつくかの報道を読むと趣旨はだいたい下記のようになります:
・来年1月公開予定だった東映「ふうけもん」映画が完成せず公開中止。
・中村雅俊、浅野ゆう子、垣内彩未、中村玉緒、哀川翔・・・という豪華キャスト。
・制作予算は1億5千万円。
・撮影自体は春に終了済み。編集段階で制作を担当したJ&Kインターナショナル社の資金繰り問題で表面化で未完のままお蔵入りか?
役者さんや関係者の方々にはギャラや制作費の支払い問題も発生している模様です。
夏に通った映画学校の夜間コースでは、映画の制作方法という技術的な部分だけでなく現役の若手監督さんの実体験からハリウッド映画界や日本の映画界のダイナミックで生々しい映画ビジネスの一端に触れることができました。
大いにインスプレーションを受けました。一言で言えば映画は巨大なバクチ、投機、ビッグビジネスという事実を認識しました。しかし、業界を構成している既存の力関係がこの数年で革命的に変動していることも知りました。原因はインターネット。激動は想像以上のスピードで進行中のようです。
(2008-12-16)
( 香水工場の )
香る生活
『コンシンのジェル』のヒアルロン酸は何由来?
なんて質問をいただきました。
大豆由来と明言したいのですが、正確には大豆を培養体とした微生物による「発酵法」で製造されています。
ダイレクトに微生物由来と言った方がいいのかな?・・・未だはっきりしていません。
『コンシンのジェル』の開発時、実は原料メーカーさんとの協議でこの質問をぶつけたことがあります。微妙な顔をされておられました。彼らも大豆由来と言いたいような言えないような、奥歯にものが挟まった顔とはあんな感じなのかな?・・・と思った光景が蘇ります。
このメーカーさんは日本人なら知らない人はいないでしょうし、多く人がこの会社の食品を毎日口にしている食品大手さんですが、化粧品原料もなかなか意欲的なものを出されています。
美肌成分として有名なヒアルロン酸やコラーゲンなどは昔、動物由来がメインでした。たとえば、ニワトリのトサカから高濃度のヒアルロン酸が採油できることは化粧品業界では知らない人はいないくらい有名な話です。
しかし、2000年のBES問題以降、動物由来成分は急速に使用されなくなってきています。現在は「植物由来」「海洋成分由来」が主流ではないでしょうか?
それは私たちの安全性のためもありますが、よいことに動物愛護の気運が高まっていることも大きな要因です。
(2008-12-14)
大豆由来と明言したいのですが、正確には大豆を培養体とした微生物による「発酵法」で製造されています。
ダイレクトに微生物由来と言った方がいいのかな?・・・未だはっきりしていません。
『コンシンのジェル』の開発時、実は原料メーカーさんとの協議でこの質問をぶつけたことがあります。微妙な顔をされておられました。彼らも大豆由来と言いたいような言えないような、奥歯にものが挟まった顔とはあんな感じなのかな?・・・と思った光景が蘇ります。
このメーカーさんは日本人なら知らない人はいないでしょうし、多く人がこの会社の食品を毎日口にしている食品大手さんですが、化粧品原料もなかなか意欲的なものを出されています。
美肌成分として有名なヒアルロン酸やコラーゲンなどは昔、動物由来がメインでした。たとえば、ニワトリのトサカから高濃度のヒアルロン酸が採油できることは化粧品業界では知らない人はいないくらい有名な話です。
しかし、2000年のBES問題以降、動物由来成分は急速に使用されなくなってきています。現在は「植物由来」「海洋成分由来」が主流ではないでしょうか?
それは私たちの安全性のためもありますが、よいことに動物愛護の気運が高まっていることも大きな要因です。
(2008-12-14)
( 香水工場の )
香る生活
香水にハマると、どんな失敗をしがち?
取引先との世間話。
「香水にハマってしまう人って、いるじゃないですか?もう付けずにはいれない!みたな・・・ハマると失敗しがちなことってありますか?」
彼女自身、香水のエキスパート。今さら彼女から聞かれるような質問でもないのですが、これが世間話ってなもんなんでしょうね。
全力でお答えします。
香水は、ギャンブルでも麻薬でもありませんので、ハマって依存症や中毒症状を呈したり、破産やファイナンス的な崩壊を招くリスクは少ない。
心を癒す製品で、安全性の高い、とっても贅沢な商品です。
ドンドン、行っちゃって下さい。
しかし、一点だけ気になるのは、やはり付けすぎです。
ハマった人は、自分が好きな香りだから、これでもか!と付けたくなるのですが、すぐに自分の鼻がマヒします。
これを「嗅覚疲労」(きゅうかくひろう)と言います。
生理学的には「疲労」とは別で、その実、環境への「適応メカニズム」が働いていると推測されます。
短時間ならほとんど疲労しない視覚や聴覚と比較すると、ほとんど奇跡的に短い時間で「無覚」に陥ります。
すると・・・
「あら、ちょっと弱いわね〜 私、香ってるのかしら?」
なんて重ねづけを繰り返すことになります。
香水は思うに2つの目的で使用します。
・第一に、自己アピール。つまり、ファッションですね(性的アピールも含めて)
・第二に、心の満足。つまり、癒しや心のハリや元気ですね
どちらもすばらしい目的です。
どんな人でも香水を使用する人は、意識するにしろしないにしろ、この2つの目的を持っていると思いますが、配分をどちらに多く取るかは人により、シチュエーションにより様々。
失敗を犯しがちなのは、やはりファッションの方です。
過剰演出でケバケバになったり、あまりにも周囲へのアピールを意識しすぎて自分が好きでもない香水をたっぷり拭きかけるようなことはないでしょうか?
アメリカでは相手に強烈な印象を与えるために「パワータイ」(原色系や蛍光カラーの派手目ネクタイ)が昔大流行していました(大統領選でも見かけますよね)が、似ています。
香水選びと付け方のオススメは、少しだけ第二の「心の満足」の方を重視していただくと、それが結果的に、バランスの取れた奥ゆかしい女性の演出に役立つでしょう。
(2008-12-13)
「香水にハマってしまう人って、いるじゃないですか?もう付けずにはいれない!みたな・・・ハマると失敗しがちなことってありますか?」
彼女自身、香水のエキスパート。今さら彼女から聞かれるような質問でもないのですが、これが世間話ってなもんなんでしょうね。
全力でお答えします。
香水は、ギャンブルでも麻薬でもありませんので、ハマって依存症や中毒症状を呈したり、破産やファイナンス的な崩壊を招くリスクは少ない。
心を癒す製品で、安全性の高い、とっても贅沢な商品です。
ドンドン、行っちゃって下さい。
しかし、一点だけ気になるのは、やはり付けすぎです。
ハマった人は、自分が好きな香りだから、これでもか!と付けたくなるのですが、すぐに自分の鼻がマヒします。
これを「嗅覚疲労」(きゅうかくひろう)と言います。
生理学的には「疲労」とは別で、その実、環境への「適応メカニズム」が働いていると推測されます。
短時間ならほとんど疲労しない視覚や聴覚と比較すると、ほとんど奇跡的に短い時間で「無覚」に陥ります。
すると・・・
「あら、ちょっと弱いわね〜 私、香ってるのかしら?」
なんて重ねづけを繰り返すことになります。
香水は思うに2つの目的で使用します。
・第一に、自己アピール。つまり、ファッションですね(性的アピールも含めて)
・第二に、心の満足。つまり、癒しや心のハリや元気ですね
どちらもすばらしい目的です。
どんな人でも香水を使用する人は、意識するにしろしないにしろ、この2つの目的を持っていると思いますが、配分をどちらに多く取るかは人により、シチュエーションにより様々。
失敗を犯しがちなのは、やはりファッションの方です。
過剰演出でケバケバになったり、あまりにも周囲へのアピールを意識しすぎて自分が好きでもない香水をたっぷり拭きかけるようなことはないでしょうか?
アメリカでは相手に強烈な印象を与えるために「パワータイ」(原色系や蛍光カラーの派手目ネクタイ)が昔大流行していました(大統領選でも見かけますよね)が、似ています。
香水選びと付け方のオススメは、少しだけ第二の「心の満足」の方を重視していただくと、それが結果的に、バランスの取れた奥ゆかしい女性の演出に役立つでしょう。
(2008-12-13)
search