香水Bizブログ

日本の香水メーカー武蔵野ワークス
香水創りのブログ (誤字脱字多し、気になる方は近づかないで欲しい)

マスクだけでない、品薄時代
むしろ、今までが少し異常たった? (2020/05/10)

売切れ
( 10年通うコーヒー屋さんで売切れ続出、こんなのはじめて )


納豆がない!?


数日前、スーパーに買い物に行くと、あれ、買いたかった納豆がない。

3月に納豆が「コロナに効く」というデマが回って以来、棚からなくなりがちなのだとか。

ニュースでは、バナナが品薄または価格高騰だとか、こちらは航空便の減便の影響だろうか。

キッチンペーパーもない、体温計もない、エタノールもない・・

在庫切れや品薄はマスクだけでなく、いろいろなものに飛び火している。


コーヒーも売切れ?


スーパーの後は、10年以上通う雑貨屋さんにコーヒー豆を買いに行く。

いつも買っているブレンドのケースには「SOLD OUT」のステッカーが貼られていた。

この豆だけでなくショーケースは「SOLD OUT」のステッカーだらけ、10年通ってもこの光景ははじめて。

店員さんに聞くと、こちらはテレワークの影響らしい。

ただし、「数日で再入荷します」と言われた。

おお、そういえば、私はビールを箱買いしているが、いつも積み上がっていた箱が、最近はまったくないこともある。

お酒もコーヒーも家飲みが増えているようだ。


商品は時々なくなる、も自然な姿


日本ではスーパーの棚は、あふれんばかりの商品で埋め尽くされているものだが、海外に行けば、そうでもない国も多い。

しかし、そういう日本も、スーパーの棚がいつもすずなり商品であふれる光景は、わずかここ半世紀の話。戦後しばらくは大変だったらしい。

絶え間なく商品で埋め尽くされた棚は、生産・運輸・小売の人々による絶え間ないエネルギーを消耗するし、環境負荷もそれだけ高い。

ときに品薄という現象もナチュラルなことではないかと思う。


エタノールがないと当社は危ない


香水のメインの成分はエタノール、エタノールに香料を溶かしたものが香水である。

エタノールは、現在、入手が困難な物資の一つになっている。

ということは、我社も一大危機に陥っているのではないかと不安を感じる。

現状、当社のエタノール調達は、納期が長くなっているが、まだ問題はない。

が、この先、コロナ騒動が収束しないと、どうなるのか、と夢に出てくることがある。

しかし、これも自然の摂理と感じる部分はある。

ダメなときはダメ、そこまで逼迫する状況になれば、戦後の闇市同様、なんらかの闇ルートもできるだろうよ、と感じている。

(闇ルート経由の原料を使うことはないにしても、ウソでもルートがあるということは、モノはどこかにあるという証拠)

その時はその時、と今はまだ気持ちに余裕あり、である。


(2020-05-10)
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5月の贈り物 (芍薬) ミニ、終了しました
わずか2日で終了、追加生産は不可能 (2020/05/02)

香水シャクヤク(ピオニー)
( 5月の贈り物 = 芍薬・ピオニー )


ピオニーはやはり人気だったか


皆様にお詫びいたします。

5月1日に「5月の贈り物 = 芍薬・ピオニー」の販売を開始したのですが、わずか2日で終了。

キャンペーン時の限定商品は、例年の売れ行きから「10日~2週間で売り切れる」ことを目標に生産数を決めるのですが、今回は例外的に早くなりました。

一つは、先月、Twitterで当社製品が話題となったようで(ありがたいことです)、その影響でしょう。

もう一つは、「芍薬・ピオニー」は香水としてのイメージがいいのでしょうか、お客様の心を惹くものがあるようです。

そのため例年より多少、多めに生産したかったのですが、残念。

資材の調達が、ままならず生産数を上げることができませんでした。


資材調達が停滞気味


現在、世界の航空便はコロナの影響で8割以上の減便が続いています。

少ない便数に荷物を載せてもらうには、プレミアム運賃も発生しているありさま。

しかし、そもそもフランスやイタリアでは、工場が閉鎖中で、モノを出してもらえればハッピーという状態。

戦争中ならまだしも、平和な現代で、こんな状況を体験するとは驚きです、これが現実なんだなと噛みしめる感じです。


悪いことばかりでない


ロサンジェルスに青空が戻ったというニュースが流れていた。

「地球がようやく呼吸を始めた」という記事もどこかで読んだ。



「インド北部のパンジャブ州で、200キロ近く離れたヒマラヤ山脈が数十年ぶりに見晴らせるようになり、市民を感嘆させている(CNN)」




在庫切れアイテムが多少あり


以前は、在庫切れが起きそうで、いったん切れたら次の販売まで時間がかかるアイテムは、なるべく事前にアナウンスしておりました。

しかし、近年では、在庫情報を公開すると、逆に転売ヤーさんに、あっという間に買い占められるので公開しなくなりました。

上記の調達問題もあり、在庫切れアイテムが、例年より少し多めに発生するかもしれません、そして、そのときは静かに在庫切れになっていますこと、お許しください。


【関連記事】
(2020/05/18) 冬に再度「5月の贈り物 芍薬・ピオニー」?


(2020-05-02)
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マスク・デュー 作ります
マスク・スプレーからマスク・デューへ、「デュー」は「しずく」の意味 (2020/04/28)

マスク・デュー
( マスク・デューというネーミングでデビュー )


マスクのニオイ対策、マスク・デュー


マスクのニオイが気になるとき、精油をちょちょいと付ける、と、あらふしぎ、ニオイがなくなる!気がする。

実際、テストしてもらった全員が OK サイン (といっても、わずか4人)。

精油の殺菌効果のためだと思う。

それに心癒される香りがいい。

マスク・デューを制作し、お配りしたいと思っております。


ネーミングは?・・マスク・デュー


最初は、「マスク・スプレー」というネーミングにしたが、スプレー容器が、品薄でなかなか入手しにくい状況で、一滴・二滴と落とせる容器を採用することに。

となると「マスク・スプレー」ではマズイ。

滴(しずく)という意味では「ドロップ」でいいのではと考えた。

しかし、「マスク・ドロップ」にしたら、どうもキャンディをイメージする人が多い。

昭和の子どもたち御用達、サクマドロップと重なる。

うーん、それは年齢やや高めの人だけではないか、と思いきや、『火垂るの墓』の影響は大きかった、全世代型のイメージとの意見も。

畏敬の念を感じずにはおれない映画『火垂るの墓』には近寄れない、ドロップは止めて、同じ滴(しずく)で、もう少し小粒なイメージの「デュー」となった。


成分は? 完全植物由来


今回制作するマスク・デューは、ラベンダー精油とオレンジ精油をエタノールで10%に希釈しただけのシンプルな処方。

当社が使用するエタノールや、食品として使用されるエタノールは、通常トウモロコシやサトウキビ絞り汁を発酵して作られる。

精油をよく溶かしてくれるし、自身は植物由来なので、基材として使いやすいが、欠点はズバリ、「アルコールのニオイ = お酒のニオイ」。

アルコールが強く感じられる場合は、アルコールが飛ぶまで、数分、待ってほしい。


マスク・デュー(マスクのしずく)


【タイトル】
・(植物精油による) 気になるマスクのニオイ対策・・Mask Dew (マスク・デュー)

【使用方法】
・マスク外側の下の方に数滴、ちょこんとお付けください

【注意】
・付け過ぎたり、鼻の近くに付けると香りが強すぎて酔いますので、おやめください
・マスク・デューを付けた直後、エタノールが強く香る場合は、落ち着くまで少しお待ち下さい

【成分】
・植物精油 (ラベンダー精油、オレンジ精油など)
・植物由来エタノール



配布開始は6月から?


突貫でもいいから早く作りたいが、工場のラインを開けてもらう必要があるので、手作りのように今日明日、というわけにはいかない。

お許し頂きたい。

詳しい配布日程・配布条件は、詳細決まり次第、本ブログに再アップいたします。


【関連記事】
・販売ページ:マスクデュー5mLボトル
(2020/05/16) マスクデューの配布プラン
(2020/04/28) (本記事) マスクデュー 作ります
(2020/04/22) 手作りマスク・スプレー

(2020-04-28)
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ラブ・ラベンダー が復活する?
ラベンダーのルームフレグランス第二弾 (2020/04/22)

ルームフレグランス ラブ・ラベンダー
( 再試作中のルームフレグランス Love Lavender )


「Love Lavender」とは?


昨年の9月、プレゼントとしてラベンダーのルームフレグランス「Love Lavender」を制作した。

フルボトルのご購入などプレゼント条件に合う方に配布した。

比較的好評だった。

(ラベンダーの香りが嫌いな方もおられるので、全員に喜ばれたわけではないが)


「Love Lavender」リターンズ


あのプレゼントは、あれで打ち止めのつもりだったが、世間は、あっというまに新型コロナ一色。

精油には殺菌効果や抗ウイルス作用がある。

もちろん、アルコールや次亜塩素酸のように即効的で劇的な効果がある薬剤と比較すれば、気休め程度かもしれないが、あるにはある。

それに精油の香りが、人の心に安心感をもらたす効果は大きい。

抗ウイルスで心癒やされる空間のために「Love Lavender」が役に立つかもしれない。

「Love Lavender」バージョン2を制作することになった。

試作をはじめているが、製品として完成するまで、1ヶ月~2ヶ月はかかるだろう。

詳細は後日、アナウンスさせていただきたい。


(2020-04-23)
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手作りマスク・スプレー
マスクのニオイ、なんとかならないか・・ (2020/04/22)

ラベンダー マスクスプレー
( 作りまっせ! )


マスクのニオイ対策


コロナ騒動の真っ只中、ついに当社でも、社内では、すべてのスタッフがマスク姿になった。

マスク嫌いな私も、マスクをするようになった。

それで思ったことだが、案外、マスクって臭いなー

付けはじめの独特のニオイ、そして、つけていると自分の息で臭くなる。

(自分の息で臭くなる分は、自分の息だから耐えられるけど)


世の中では、マスク用スプレーも販売されているから、需要があることはまちがいない。

当社には幸い、多種多様の精油がある。

案外、余っているものもある。そこで「手作りマスク・スプレーはどうか?」という話になり、社内ミーティング時に、ちょちょいと試した作業が下の写真。

手作りマスクスプレー試作中
( 余っている精油でマスク・スプレーを試作中。ショウガやクロモジといった珍しい精油も試したが、一番強烈な香りはフランキセンス、これをマスク・スプレーにするとやや卒倒しそうなパワーだった )


試作マスク・スプレーの処方



【処方】
・エタノール 90%
・精油 10%


通常、化粧品に配合する精油の濃度は、最高でも 1% くらいに落とす。

アロマテラピーの場合、マッサージに使う精油も、私なら、やはり 1% くらいにキャリアオイルで薄めると思う。

精油はパワフルなので、直接肌につける場合は、それくらい薄くないと心配だ。

しかし、マスクスプレーは肌に直に付けるわけでないし、自分たちがテストで付けるので、ドーンと「10%」にしてみた。

数人のスタッフで、各自が好きな精油をブレンドする。

私は「だいだい」と「ラベンダー」をチョイス。

だいだいは、柑橘の一種で、甘さ控えめなスッキリ感がいい。やや甘味を伴うラベンダーとうまく合うのではと思った。


自分のマスクにスプレーしたら・・


マスクにスプレーすると、あああ、エタノールが目に染みるるるーという感じだった。

が、しばらくするとエタノールは落ち着いたが、今度は、だいだいとラベンダーの香りが、どーっと鼻の中に。

香りに酔ってしまいそうな気配。

やはり、10%は強すぎのようだ。

しかし、マスクのニオイは、綺麗サッパリなくなっている。

完全にクリーンな空気になった印象。

うーん、なかなかよい。


抗ウイルス作用がある精油


このブログでも何度か書いたかもしれない、中世ヨーロッパで 3割もの人を死に至らしめた黒死病(ペスト)の流行時、ラベンダー畑や精油工場で働く者は感染しにくかったという逸話がある。

仮にそれが事実だとしたら、理由は言うまでもない、ラベンダーなどの精油の抗菌・抗ウイルス効果だろう。

精油は、おおむね、殺菌効果がある。

菌や細菌、つまり微生物に対して生命活動を抑制する効果があるのだ。そのメカニズムは、おそらく細胞膜に対する生理作用。

ところが、ウイルスは、細菌とは違って細胞膜を持っておらず生物ではない。が、自己増殖など生命活動を行う無機物という、なんともわかりにくい立ち位置。

抗ウイルス効果を発揮する精油のメカニズムはよくわからないが、増殖作用を抑制するなど、実験や経験則的に、抗ウイルス作用があるとされる。

現在、流行中のコロナ・ウイルスへの効果も期待できると信じたい。


精油で免疫力アップ


さらに言えば、精油の香りは、なぜか、人の免疫力を高めると言われる。

うーん、これもメカニズムがよくわからないが、まあいいじゃないか、この際、信じたい。


中世の防護服に詰められた精油



( 「くちばしマスク」「ペストマスク」、くちばしの先には?
National Geographic『ペスト医師、奇妙な「くちばしマスク」の理由』 )



上の図は、中世ヨーロッパでペストが流行した当時の医者の出立ちらしい。

顕微鏡がない時代、細菌やウイルスの存在を知らない人々が経験則的に作り上げた「防護服」。

このくちばしの先にはローズマリーなどのハーブや香料が詰められていた。

これもハーブに含まれる精油に抗菌・抗ウイルス作用があることを経験則的に知ってのことに違いない。


ノベルティにできるか?


手作りマスク・スプレーですっかり味をしめた私は、これをノベルティとしてみなさんにも使ってもらいたいと考えている。

使う精油は、やはり、ラベンダー精油をメインとしたブレンドになると思う。

スプレー容器が、現在なかなか入手しにくい。

なので、スプレーでなく一滴ごとにドロップする容器での製品化になると思う。

マスクに数滴を落とす程度てスッキリ感が得られるなら、製品化は問題ない、今後数日でテストしたい。

もしドラップ容器での製品化だと「マスク・スプレー」ではなく「マスク・ドロップ」みなたいな名称になるのかな?

いずれにしても制作できるなら、制作してお配りしたい、5月末くらいか?


【関連記事】
(2020/05/16) マスクデューの配布プラン
(2020/04/28) マスクデュー 作ります
(2020/04/22) (本記事) 手作りマスク・スプレー

(2020-04-22)
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バズって、ボクらダウン
ウワサには聞いていたが・・ (2020/04/14)

バス・マーケティング
( パワフルでした )


原因は一本のツィート


数日前に[緊急おしらせ] 1日~数日、販売を休止いたします を投稿しました。

突然、注文数が急増し、もはや、対応できないと販売ページをシャットダウン。

あとで判明したことはこうだった・・Twitterで、当社がバズられていた。

芸能人か有名人がつぶやいてくれたのかな、と空想したが、当社のお客様がつぶやいてくれたものだった。



こんな時だからこそ。
友人に勧められた日本生まれの香水。


コロナ騒動の収束が見えない日々、不安な気持ちの人は多いと思う。

ここに共感を誘ったのかな・・


バズってしまった


今回はじめて当社がバズられて、私は「バズる」の定義ってなんだと思った。

コンセンサスが得られた定義はないそうだが、Twitterなら「1万リツィート」以上で、おおむねバズに入るらしい。

今回のリツィートは、1.3万。

当社も「バズられた」と言えそうだ。

バズ・マーケティングやバイラル・マーケティングは、近年パワフルな販売手法となっており、そういうサービスを提供する広告会社も多数あって、当社にも売り込みの電話は多い。

しかし、インスタやTwitterで、自然発生を装ってバズってもらったところで本物でないし、仮にバズったら当社の場合、そもそもオペレーションが対応不可と予想していた。

今回、偶然にも、実際に検証させてもらう結果となった。


バズの結果報告


みなさまに、結果を報告します。

午後10時頃、注文数が急増し始め、わずか12時間後の翌日午前10時に販売ページをシャットダウン。

その間「600件」のご注文があった。

当社の平均は一日「60件」、単純に「10倍」ではないか!

販売ページを止めなければ、どこまで行ったか・・う~ん、凄い。

以前、金曜ロードショーで『天空の城ラピュタ』が放送されると、Twitterでは「バルス祭り」となり、米国Twitter社のサーバをダウンさせるほどだった。

「バルス祭り」対「Twitter社サーバ群」耐久レースの様相だった。

当社のバズに、似た構図が脳ミソをよぎった。

もちろん、600件の注文で受注サーバはダウンしない。

が、発送業務はダウンし、当社は軽く敗退した。


再開したものの影響も


バズから数日経過して、販売ページは、商品一覧の販売ページを再開した。

ただ、当社スタッフも自宅勤務になっている人間も多く、影響があれば、再度止めるか、一部アイテムは休止となるかもしれない。

そして、品切れアイテムも多少発生している。

しかし、これらは「品薄商法」のために、操作されているわけでないこと、ご理解いただきたい。


御礼申し上げます


バズった翌日、バズのもととなったツィートのお客様よりメールをいただいた。

大変なことになって申し訳ございません、という内容だった。

なんと心優しいメール、とんでもない、どれだけ貴重な体験をさせてもらえたか、この場を借りて御礼申し上げます。



また、今回、当社の製品をお試しいただけたお客様へ、感謝申し上げます。

ありがとうございます。

これを機にいい気になって、売上を伸ばそうなんて下心は、ほぼありません。

細々と香水を創り続けることが当社のやり方と考えています。

細く長くお付き合いいただければ、と全スタッフ一同、願っております。


(2020-04-14)
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