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( 香水工場の )

香る生活


『すみれ』を緊急再生産できない理由
(2026/02/12)

香料タンク
( 保管庫の香料タンク・・これらが香水となる)


『すみれ』の追加生産について


先日『すみれ』がリリースと同時に在庫切れとなりました。

(珍事:年一商品『すみれ』の在庫切れ)

『すみれ』は毎年2月1日にリリースしています。

年一商品は3ヶ月程度の販売期間を想定していますが、今回は数日ですべて完売となりました。


昔テレビ、今SNSの時代


1960年代~2000年代は「テレビの時代」でしたね。

いろいろな方面でテレビの影響力は大きかったのですが、物販でもテレビの破壊力は偉大でした。

今も偉大ですが、昔ほどのパワーは感じません。とくに若い世代はテレビを見るという習慣そのものがありません。

ネット時代の現代では、SNSがかつてのテレビのような存在に変貌した印象です。

偶然なんらかの事情でバズる、あるいはインフルエンサーによる商品推しが、時として破壊的なブームを引き起こす時代。

インフルエンサーの影響力は、テレビ時代の芸能人・有名人のそれに匹敵します。


やはりそうだったか・・


今回の『すみれ』完売の事情について数名のお客様より情報をいただきました。

当社はインフルエンサーマーケティングはやっておりませんが、スミレの花を熱狂的に推されているあるインフルエンサーさんに、当社『すみれ』が取り上げられたようです。

スミレ香水は他社さんやハイブランドさんにも多数ありますので、おそらく何かのはずみで偶然取り上げてもらったのでしょう。

そしてそれに心を動かされた人に「なになに武蔵野ワークスというブランドの『すみれ』がおもしろそう」・・と関心を抱いてもらったようです。

幸運、ありがたきことです。


このビッグウェーブ、量産できていれば乗れたのだが・・


ただ当社『すみれ』は少量生産ゆえ、あっというまに販売終了。

これが大きめの企業である程度量産していたら・・まだまだ持ちこたえたと思うのですが、残念・・

広告やマーケティング活動がなかなかできない中小企業にとって、偶然のバズリは幸運の星。

いったん星を見つけたら間髪入れずその星を目指して、思いっきり舵(かじ)を切れ・・はビジネスの鉄則のはず。

ところが、量産できない事情があります・・(原料が足りない)


なぜ緊急生産ができないのか?


本製品に使っている重要な原料の一つが不足しています。

さっさと調達すればいいだろう、と言われそうですが、昨年すでに発注済み。入荷は今年4月~5月の見込み。

さらに運が悪いことは、この原料は少し熟成させた方が味が出るという点。

香水の原料は多種多様。原料はフレッシュな方がおおむねよい傾向にありますが、中には数年の熟成を待った方が味が出るヤツがあるんです。

今回はこのパターンで、仮に4月にその原料が入荷しても同じ処方で製造したら違う香りになる可能性大。

香りのブレを許容範囲内に収めるため、逆に処方の微調整が必要になる可能性あり・・となると、すぐに出せないのが実情です。


緊急再生産ができないことお許しください


「緊急再生産、○月○日、再販売開始!」と、明快に発表したいところですが、事情を公開し「当面、再販売できません」と案内することになりました。

ご期待いただいている皆様には申し訳なく感じております。

来年の2月にはリリースできると思いますが、今年はご容赦いただきたく願っております。





(2026-02-12)
( 香水工場の )

香る生活


2月初旬、ミモザの蕾が一段と大きく
(2026/02/06)

南フランスの「ミモザ街道」
( イメージ図:南フランスの「ミモザ街道」 by Genimi )


ミモザの輝く色彩


みなさん、お元気ですか? まだ寒い寒い2月上旬ですが、今日はミモザの話題でお付き合いください。

みなさんはミモザをご存じですか?・・名前は聞いたことあるけど、よく知らないという方が多いのでは?

偉そうにミモザを語る私ですが、この業界に来るまで私自身このレベルでした。

しかし香水の調香トレーニングに参加するため南フランスに行った際、広大な丘陵に拡がるミモザの樹林帯を見て驚き、その花から香水用の香料が採取されるという説明を聞いて以来、すっかりミモザに魅了されております。

トレーニングはサマースクールだったので、季節的に花はありませんでしたが、丘陵を埋め尽くすミモザの黄色く輝く色彩は圧倒的という話でした。

しかし日本のミモザも負けていない。ミモザの花の黄色は目にしみる美しさ。輝いて見えるんですよね、黄金色に。


ミモザのつぼみが一段と大きく


東京の住宅街でもミモザは案外そこかしこに植えられており、当社近所のミモザもいよいよつぼみが膨らんできた。

今月の終わりから3月上旬にかけて人々の目を楽しませてくれそう。


ミモザのお花カード


お花カード:ミモザ
( 2026年の花カード:ミモザ )

当社ではお買い物の商品と共にその季節ごとに名刺サイズ大の花カードをなるべく入れるようにしている。

昨夜ミモザの花カードを印刷所に入稿ました。私は誤字脱字が多いので入稿前、AIに校正してもらうことが多くなりました。その説明文がこれ →


ミモザは2月から3月、まだ寒さが残る季節に鮮やかな黄色い花を咲かせる。オーストラリア原産だが、爆発するような明るい色彩と香りが愛され、南フランスを中心に植林が進んだ結果、現在は世界的な名所となっている。

3月8日の「国際女性デー」は、イタリアを中心に別名「ミモザの日」とも呼ばれる。女性への感謝を込めてこの花を贈る習慣があり、女性の権利向上を象徴する花としても有名だ。

その香りは、パウダリーで優雅な中に、どこかハチミツを思わせる濃密な甘さが潜んでいる。花からは貴重な香料が採取され、数々の有名香水にも利用されてきた。

残念ながら、日本の庭先で見かけるミモザ(ギンヨウアカシアなど)は、フランス産の品種に比べると香りが控えめなものが多い。そのため、街中でミモザ本来の強い芳香に出会える機会は少ないが、ぜひステキな香りのミモザを探してみてほしい。



誤字のチェックだけでなく、今回は「この文章に合うミモザ街道の風景を生成しましょうか?」と Gemini に提案されました。驚きですね。

(そんな提案もするようになったのか!)

と生成してもらった結果がこのページ一番上の画像。

凄い品質だし「ミモザ街道」の雰囲気が伝わってくる。現実のリアルな風景としてはやや違和感を感じるが、せっかく描いてもらったので感謝して掲載したい。

「著作権は大丈夫?」と聞いてみると問題なしとの返答だったので掲載したが(いろいろな意味で複雑な心境である・・)





(2026-02-06)
( 香水工場の )

香る生活


珍事:年一商品『すみれ』の在庫切れ
(2026/02/02)

Sumire, Violet
( すみれ 25mL & 4mL )


『すみれ』が想定外なことに


昨日の2月1日、今年の 年一商品『すみれ』 をリリースしました。発売開始直後から予想外にも『すみれ』の注文が続々と入り、終日勢いは衰えませんでした。

(正直、焦る状況です)

年一商品は発売から3ヶ月程度で完売することが目標で、そのために前年の販売実績をもとに生産数を決めています。

今年の『すみれ』もそのポリシーで生産しましたが、翌日には『すみれ25mL』が在庫切れを起こしました(そして、さらにその翌日には 4mLボトルも完売 )。

(わずか一日で終了)

世間で スミレ香水ブーム が到来しているという話は聞きませんので、SNSで何かあったのかも?・・SNSの影響としか考えられませんが、現状原因は不明です。


少量生産の『すみれ』


当社の『すみれ』はよい製品と思いますが、古いイメージも伴いがちなクラシカルな香り。これまで爆発的に売れたことは一度もなく、それで良しとしている製品です。

長年にわたり買い続けて下さるお客様=常連のお客様 が存在することで、少量生産ながら安定したエコシステムが成立している。

たとえるなら田舎の商店で一部のお得意さんだけに支えられているような印象です。

(そのため購入の本数制限も今までかけたことがありません)


緊急の追加制作


今回、偶然にも多くの、しかも新規のお客様に注文いただいたことはありがたいことです。感謝の気持ちしかありません。

しかしこの急激な人気で、購入できなかった常連様もおられます、そういうお客様に申し訳なく、急遽、再生産を計画しています。

今月中になんとかできないかと社内調整中です。

(資材が残る25mLフルボトルが検討対象で、4mLキューブボトルは資材が枯渇しており追加生産は厳しい見込みです)


数日後、詳細をアナウンスします


数日以内にこちらのページにて詳細を再度公開いたします。




(2月10日 追加更新)『すみれ』の再販売に関するおしらせ


2026年2月1日より販売開始した『すみれ』はわずか1日で完売しました。SNSによる一時的な注目の高まりが原因と思われます。

本製品は完売にて販売終了の予定でしたが、常連の一部お得意様が購入できない事態となっております。

そこで追加制作を行い再販売を検討した結果、2月末までに25mLボトルを数十本製造できることになりました(4mLボトルは製造できません)

わずかな本数での生産の原因は残っている原料が少ないためです。

「25mLボトル数十本」での販売はあまりにも少なく開始と同時に即完売が予想されます。

社内協議を行った結果、今回製造する追加商品は、一般のお客様への販売を断念し、今まで繰り返し購入されているお得意様限定とすることとなりました。

該当お得意様には弊社側より個別にご案内いたします。

一般のお客様の中には再販を期待いただいていた方もおられると思います。お詫び申し上げます。

原料の問題があり物理的に生産できない状況であることをどうぞご理解・ご容赦ください。

※追加情報(2月12日)→ 『すみれ』を緊急再生産できない理由




お客様コメント:


2026/02/11 (Wed) 14:26:46

すみれ

・コメント:
未だ購入した事がないのですが、すみれの香りに包まれてみたくて、去年から発売を楽しみに待っていました。まさか買えなくなるとは思いませんでした。転売ヤーの買い占めでしょうか?許せないし悲しいです!

・・テミスの不確かな法廷



2026/02/11 (Wed) 09:20:22

すみれショック

・コメント:
初めてコメントします。藤がお気に入りで、中にはいっている「すみれ」に興味が湧き、次回購入しようと2月の販売開始まで待っていたのですが、
完売にショックでした。購入のチャンスはありますか?

・・いなchan



2026/02/09 (Mon) 15:07:50

すみれ

・コメント:
今年の購入を楽しみにしていたのですがまさかの1日で売り切れ!
続報を待ってます!

・・




2026/02/06 (Fri) 11:39:52

すみれブームについて

・コメント:
はじめまして、すみれ香水の購入を予定していました。 1月に、チェックしておいていて、早めに買っておこうと思ったら遅かったです _| ̄|○
正直、すみれは今ひっそりブームになっていると思います。
すみれ香水の方の影響→○○○
や、○○○の香水など…。。。
再販告知ありがとうございます。
なんとか、入手出来たら嬉しいです…。
無理そうだったら、また、来年下火になった頃にお迎えさせて頂こうと思います。
それでは失礼いたします。




(2026-02-02)
( 香水工場の )

香る生活


ポーチフォト・ギャラリー
(2026/01/30)
ポーチフォト
( 利用頂きありがたいですね~ )


ポーチフォト募集の結果


年始に当社オリジナルポーチのプレゼント企画を開催しました。そしてポーチをゲットされた方々を対象に使用例の写真を募集(ポーチフォト募集)しておりました。

その結果、約10名の方々にご応募頂きました。

(実はもっとたくさんの応募を想定していましたが、予想より少なかった・・考えてみれば、個人的なアイテム多めのポーチの中身を公開?・・ためらう方が多いのも当然と今さらながら企画内容のデリカシー不足に気づかされておるところです・・)


ポーチギャラリー


「中身を見せてしんぜよう!」という肝っ玉お客様の(作品を集めてギャラリー)にしました。





(2026-01-30)
( 香水工場の )

香る生活


四季香水セット、まもなく終了
(2026/01/26)
四季香水セット
( 香水4種の詰め合わせ )


四季香水セットとは?


「四季=春・夏・秋・冬」を代表するアイテムをそれぞれ1品、お客様投票により選抜した4品をセットにしたもの。

「どの香水にしようかな?~」と迷われているお客様、とくに当社香水をはじめて試される方が選びやすいようオススメ商品の詰め合わせです。

沈丁花
夏よ華
金木犀2015
ヘルシンキ空港



販売終了後の対応


昨年10月にリリースしてから4ヶ月、そろそろ完売が見えてきました。

販売終了後は四季香水だった商品には「四季香水ロゴ」を残しますが、四季香水セットという商品そのものはなくなります。

四季香水ロゴ=花鳥風月
( 四季香水のロゴが欲しかったので花鳥風月のアイコンをあてました )


今年の四季香水は?


お客様投票は去年(2025年)の夏に実施しましたが、今年(2026年)も実施し”今年の四季香水”を選びたいと考えています。


(2026-01-26)
( 香水工場の )

香る生活


シヤージュ、香水の余韻
(2026/01/20)

Sillage
( 個人的には夏の海を連想しちゃうな )


フランス語つながりで


昨日の記事で「レゾンデートル(Raison d'etre)」というワードを(無理矢理ではあるが)香水用語として綴りましたが、フランス語つながりで、美しいフランス語の香水用語をもう一つ紹介します。

「Sillage(シヤージュ)」

日本語の音とは異質な音が含まれがちなフランス語ですが、カタナカで「シヤージュ」と発音してもネイティブにも通るかも。

意味は「船が通った後の引き波、航跡」、転じて「香水の余韻」を意味する。

美しいコトバ。


詩的なワード


再度、Google Gemini に聞いてみると「非常に美しく詩的な言葉」と絶賛。

香水関連用語としては、その人が立ち去った後に空中に漂う香りのことを指すと。

さらに香水の余韻としての意味では英語には相当する単語がないため英語圏でもフランス語「Sillage」がそのまま使われると教えてもらった、知らなかったよ・・

英語で船や飛行機の航跡は「Wake」や「Trail」で、「香水の余韻」を英語で表現しようとすると「scent trail」になるけど、美しいニュアンスを含めたい場合は英語でも「Sillage」なんですね。


香水分野におけるフランス語


「レゾンデートル(Raison d'etre)」や「Sillage(シヤージュ)」など英語圏でフランス語をそのまま使う事例を見ると香水分野におけるフランス文化圏の影響力の大きさがわかります。

日本語では「シヤージュ」という言葉を使っている人に出会ったことがありませんが、そのうち日本語でも「この香水はシヤージュが美しい、いい塩梅」みたいなvoiceが来るようになるかも。

なお「シヤージュ」で検索すると現状、日本ではレストラン名や企業名などに使われているようです。




お客様コメント:


2026/02/05 (Thu) 16:21:39

初めて聞きました

・コメント:
sillage 初めて聞きました。素敵な言葉ですね。
「残り香」とも「袖の香(←古今和歌集なんかだとこれですよね)」とも違うニュアンスなのでしょうね。
使えるようになりたいですー。

・・ちゃぼ

(国分) 「袖の香(そでのか)」=平安貴族さんの雅な恋愛模様がイメージされます・・たしかにフランスには負けていない気がする


(2026-01-20)
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