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( 香水工場の )

香る生活


所沢航空公園のロウバイ
香りを漂わせ、今年も咲きました (2019/01/04)


( 日が当たるところは開花し、日陰はまだつぼみが多い。まだまだ楽しめるロウバイの花 )


航空公園とは?


埼玉県所沢市にある公園。パンフを見ると「日本の航空発祥の地」と。

もとは所沢飛行場、その跡地が公園になったのでしょうか。

戦前の中島飛行機は、三鷹にありました。

調布や立川、横田などには現在も飛行場があります。

そんなわけで、武蔵野エリアは、航空関連事業との関連がとても深いようです。


公園内のロウバイ園


さて、航空公園ですが、飛行機の展示も多少ありますが、現在ではファミリーで楽しめる芝生と林ののどかな公園です。

中央付近には「ロウバイ園」があり、多数のロウバイが12月から開花します。

ロウバイの特徴は、花の寿命が長いこと。


商業的に有利なロウバイ園


サクラなどは、いっせいに咲いて、数日で散りますが、ロウバイは、一つ一つの花の寿命が長く、また、連続して開花していきますので、12月から3月くらいまで楽しめます。

(凄いですね)

日本中、梅園や桜園は多いのですが、集客期間の長さを考えると「ロウバイ園は有利だな~」と商売人っぽい発想をしてしまいます。

しかし、ロマンティックな香りもちゃんと見てきました。


寒気の中で漂う香り


寒気の中で漂わせるロウバイの香りは、やはり、すばらしいの一言です。

冬は、風景まで灰色気味に見えますが、ロウバイの鮮やかな黄色や薄い半透明の黄色に輝く花びらは遠くからでも認識できます。

そして、近づくと香りがぷーんと来ます。

フルーティで若々しく、冬にはほっとする香りです。

(やや、この日は若干インドールの香りも感じました。ロウバイにしては珍しい)


穏やかな一日


ロウバイは、都内の公園や住宅地でも比較的多く植えられていますので、接する機会は多いのですが、大量のロウバイを見たい場合は、都心の人には便利な公園です。

この日は、ロウバイの香りを堪能し、休憩所のカフェで日向ぼっこして一杯の茶をすすり、帰りました。

穏やかな三が日の終わり。

(2019-01-04)
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香る生活


ベタガード、年間2万個計画
「2万個生産で固定」するワケ (2018/12/18)


( 食べ物とベタガード・・ベタガードの商品撮影はいろいろやったが、その中で一番好きな写真がこれ )


おかげさまで2万個


社内スタッフのために手作りしていたベタガードが、通販商品として商品化されたのは、2012年。

リリース当初は、密かに大ヒットを夢見ていた。しかし、ドラッグストアさんなどに卸せば別かもしれないが、当社の販売力では、たかが知れいている。

現在、ベタガードの出荷個数は「年間2万個」。


2万は凄い数字? イマイチ?


年間2万個、この数字、私には「大したもんだ」と満足だが、大企業さんだとマーケティングのため(たとえば、無料配布とか)の試作レベルの数量。

コモディティ化した商品は、薄利多売で利益を確保するしかない。

だから、最低でも10万個単位、世界で闘うために100万単位で製造しないと将来的な敗退は見えている。


現在の当社では、2万個が限界


これを「5万個、10万個と伸ばしていく!」という野望が一般的なビジネスであり、ビジネスマンの真っ当な思考プロセスと思う。

しかし、当社の場合、この調子で数量が上がると、本業の香水ビジネスの方への負担が大きい。

社内で話し合うと「2万個でいいんじゃないか、感謝してこの数を毎年全力で売り切ろう!」という結論になった。

2万個という数字は、ベタガードを愛してくださっている既存のお客様には、おおむね行き渡っている数字ではなかろうか。


ダブルベタの回数変更


ダブル・ベタガードとは、注文数の2倍のベタガードを送るプロモーション。

毎年11月から翌3月までの各月初1週間だけ実施している。「冬期、月初の1週間と覚えて」というキャッチフレーズで宣伝してきた。

大好評の企画で、全出荷本数の7割くらいが、このダブルで出て行く。

しかし、欠点は、同じ企画が、毎月5回も連続すると「飽きられる」という問題。


来期のダブルベタから 11月・12月・2月 開催


11月のダブルベタ(その冬、初のダブルベタ)は「待っていました!」という感じの賑わい。

12月も、他の商品の年末キャンペーンとともに飛ぶように出て行く。

しかし、年を越え、1月・2月・3月は、勢いに陰りが見え、だらーっとした雰囲気になる。

そこで、来期の2019年秋からは、3回に絞ることにした。

歓迎モードの「11月・12月」をメインに、買いそびれたお客様のための、その冬最後のダブルベタとして「2月」開催することになった。


ダブルベタの回数が少なくなることで、影響を受けるお客様が多くないことを祈りたい。


【関連記事】
※メルカリ転売、悩ましい
※ベタガード、2019年秋冬のおしらせ
※ベタガード、年間2万個計画
※ベタガードの普及度をちょっとだけ実感


(2018-12-28)
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香る生活


メルカリで販売されている!企業側の気持ち
時代の変化なんですね (2018/12/18)

mercari
( 勢いがある今時の会社さん )


メルカリさんの快進撃


メルカリがサービスインしたとき、ヤフーオークション(現ヤフオク)のようなサービスと理解した。

そして、この種のサービスとしては、ヤフオクがすでに圧倒的な知名度を確立しているので、成功は厳しいのではと感じた。

予想は軽く外れ、メルカリの快進撃はご承知のとおり。

私はメルカリを利用したことがないので詳しくないが、当社製品が出品されていることを知って、ちょっとのぞいてみた。

驚いたことは、使いかけの化粧品(当社製品ではないが)が出品されていたこと。


「使いかけ」化粧品も?


「使いかけ」が、悪いという意味ではない。

使われなくなったものが、ムダに廃棄されず、誰かの役に立つなら、社会的にも環境的にもいいのではないだろうか。

しかし、おじさん・おばさん世代の我らには、文化的なギャップを感じる。

家族や友達の使いかけならわかる。しかし、どこの誰かもわからない人が使ったモノだ、アラフォー以上の人なら、抵抗感あるのではないか?


「使いかけ」化粧品の安全性は?


私なら、誰かの手に触れたものや、どういう状態で保管されていたかわからないものは、ちょっとリスクを感じる。

異物混入や劣化も起こりうるし、世の中には、悪意を持って有害物や危険物を混入し、第三者に起こるであろう不幸を喜ぶ人もいる。

神経質で考え過ぎかもしれない。

化粧品の場合、通常の販売ルートでは、商品が消費者に渡るまで、メーカーと販売店がそれ相応の保管を行っている。

しかし、いったん不特定の人の手を介在すると、前所有者の特定すらできない。

さらに悪いことは転売された商品は、転売が繰り返されるリスクがあるので、自分の手にそれが渡ってくるまでに何人が、そして、どんな人が介在したかもわからない点かな。


しかし、メリットも大きい


「使いかけ」化粧品をメルカリでよく買うという若い女性のことが書かれた記事を読んだ。

なるほど、と感心した。

彼女には自分のお気に入りのコスメにこだわりがある。

店頭で一度試した程度ではわからないのである程度使い込みたい。が、だからといって、全部新品を購入していたら、お金がもたない。

安価な中古品なら、テスト購入としてリスクを抑えられる。

また、新品を購入する場合は、失敗したら再度販売できるという安心感があるので、高額なものでも比較的に買いやすい。

セカンドハンド・マーケットの存在は、確かにありがたい。

若い世代は、合理的だ。

世の中を変革する者は「ヨソ者、バカ者、若者」。これからの時代は、多くの人とシェアすることが、経済的にも環境的にも普通の考え方になっていくに違いない。


当社香水が販売されていたケース


一年前、当社の香水がメルカリに出品されていたことをスタッフが発見した。

こちらは新品だったので、安全性は問題ないと感じた。

しかし、メルカリで新品を当社価格よりも安価に販売されていたので、当社としては営業上競合する。

正直、嫌だなと感じた。

ただ、なぜ定価より安く販売できるのか、不思議だった。

欧米のブランド商品は、正規代理店を介さない並行輸入という手法があり、安くできる理由がわかるが、当社は直販のみで、卸もしない、ディスカウントも行わない。

説明には「不要になったので」「多めに買いすぎたので」とあったが不自然だった。

この出品者のこのケースに限った話だが、別の詐欺事件との関連性が疑われ、最終的に警察沙汰となり、その課程で出品はいつのまにか取り下げられていた。

出品と事件との関連性は、それ以上捜査しなかったので、現在でも不明である。


難しい問題


他にも、当社製品で出品されている製品がある。ベタガードとローズジェルだ。

当社のスキンケア類は、まれにお買い得キャンペーンを実施しているので、その期間中に購入されたものが、流出しているのではないかと推測している。

こちらは合法的な行為であり口を挟めるようなものではない。

しかし、当社の営業と競合することになるので、心情的には嫌だなと思わないことはない。

(ただ、メルカリで販売するには有名ブランドなら心配いらない、ウチのようなローカルブランド商品を販売しても買い手はあるのか、と逆に心配になる)


とくにローズジェルは、ちょっと悩ましかった。

ローズジェルは、今年最後の販売だったため早々に完売し、購入したくても購入できないお客様が多少発生している。

もし、最初から転売目的で買い占められたようなことがあったとすれば、当社にとって本末転倒な企画となる。

当社のお客様の利益を保護するためにも、これからは、何からの対策の必要性を感じる。

今後開催するキャンペーンは、第三者によるメルカリでの転売の可能性も想定してキャンペーン・プランを作成していく時代になったようだ。

(2018-12-18)
( 香水工場の )

香る生活


マスコミに取材されたい?
企業とマスメディアの関係は微妙に変化してきていると思う (2018/12/14)

マスコミ
( クマちゃんのやや厳しい目、マスコミさんは中小企業の弱点をよくご存じ )


もちろん「取り上げられたい」


誰もが知っている企業さんは別だが、当社のような無名の企業は、マスコミに取り上げられるかどうかで、大きく命運を分けることが多々ある。

もちろん「取り上げられたい」が本音だ。

しかしね、なかなか世の中、うまくいかないもの。

そこでテレビ局や雑誌に取り上げてもらうことを専門に活動する PR会社さんにお金をお支払いして、売り込みを行う、そんな企業は多い。

当社も 4年くらい前かな、小さな PR会社さんと一年間、契約してみた。

結果的にテレビにも大手雑誌にも取り上げられなかった。

しかし、PR会社さんとはどういう会社か、マスコミに売り込むとはどういうことか、体験できた点で、たいへん勉強になった。


トランプ大統領の凄さ


いや、決してトランプ大統領に賛辞を送っているわけではない。

しかし、まさかの当選から現在に至るまで多くのマスコミを平然と非難し続ける態度は、時代が変わったことをつくづくと世界の人々に印象づけた。

たとえば、CNN の記者に対して「お前の組織は最低」「黙れ」「フェイク・ニュース」と公衆の前でののしる態度は、それまでの大統領では見たことがない光景である。

政治家たる者、大統領といえども、マスコミの前では「綸言、汗の如し」(りんげん、あせのごとし)を地でいく神妙な顔をしていたものだが、トランプ大統領にはあまり見られない。

Amazon による名門ワシントン・ポスト紙の買収が象徴するように、時代は変化しつつある。

マスコミの影響力は、今後、後退気味なんだろうな、と多くの人と同じく私も感じる。


マスコミから電話


以前は、マスコミから電話があると、けっこううれしかった。

マスコミからの連絡は、当社の場合、取材をしたいという内容でなく、香りや香水に関して、○×な内容を放送するのですが、まちがっていませんか、といった内容の信憑性の確認や裏取りが多かった。

当社サイトは、香りや香水について、それなりに詳しい記事を掲載しているので、それでテレビなどの制作会社の人間は、「知らない会社だけど、とりあえず、この会社さんに聞いてみよう」というレベルだろう。

(このような問い合わせは、大企業だと広報に回されて、なかなかキーパーソンに繋がらない)

そんなこと、無料で誰が教えてあげるかって?

それがけっこう、好意的に協力するのだ。誰もが知っている「○×新聞」とか言われるとね。

テレビ局の場合は、直接の電話はあまりなく、番組の制作会社からの電話が多い。キー局の有名番組だと、こちらも協力したくなる。

(下心があるからね)

私の質問は「で、当社名は掲載されるのですか?」だ。

いろいろ聞かれる割には、なんと、掲載してくれることは非常に希である。

つまり、無償の協力をごく当たり前のように言ってくるマスコミさんのなんと多いことか。

大企業さんは、テレビ局の大スポンサーか潜在的大スポンサーだから、腫れ物に触るかのような態度で接してもらえるが、ボクら中小企業は、便利な使い走りに見られてるんだな、とつくづく感じる。


体験談


一度、あるアニメ作家さん(有名な方らしいが、私はわからなかった)が、調香師の作品を制作されるとかで、その企画をマネジメントされている出版社さんから連絡があった。

調香に関する真偽の確認、情報提供などの協力要請であった。そのオファーに関しては当社名が作品の協力会社として記載されるという内容だったので魅力的だった。

が、その次の電話では、作家さんが「とりあえず調香をしてみたいので、個人レッスンを ○月○日 にお願いしたい」と当社の都合を聞くこともナシに。

その日なら作家さんのスケジュールが空いているとか言われて唖然とした。

(当社は奴隷?)

この先どんな試練が待っているか見えたので、オファーそもののを辞退した。


近年では、マスコミの取材にはまったく興味を失った。

仮にマスコミさんから取材したいというオファーをいただいたら、受けるかもしれないが、辞退する可能性も高い。

取材される負担は大きいからね。


(2018-12-14)
( 香水工場の )

香る生活


調香師と調合師
「調香師」と「調合師」の似ている部分、違う部分 (2018/12/11)

spices
( 香辛料の調合は、漢方薬の調合同様、目的に応じた独自のノウハウとスキルが求められる。職業として成立する専門性 )


混ぜ合わせる人


インド料理は、ブレンドされた香辛料を多用するので、インドでは一般ご家庭のほとんどの主婦は香辛料のブレンド達人と聞きます。

これは主婦の話ですが、混ぜ合わせることを職業としている人々もおられます。

たとえば、私はスーパーでカレールーをよく買います。

あのカレールーを作る工場には、多様な香辛料を混ぜる専門の担当者がいるはず。

どういう肩書きで呼ばれるのか不明ですが「ブレンダー」とか「調合師」とかでは?

サントリー白州蒸溜所を見学したとき、ウイスキーを混ぜ合わせる人を「ブレンダー」と呼んでいました。

最高の味を引き出すため、いろいろな釜からできた原酒をブレンドする仕事です、たいへん名誉あるタイトルだそうで。

ブレンドしない個別の原酒だと、生産ごとに味がぶれますので、ブレンダーの存在は、安定した製品づくりにも欠かせません。


プロフェッショナルな調合師


以前、京都・松栄堂さんに取材を申し込んだことがあります。

当社では『香る生活』という香りに関する読み物を、お客様向けの読み物として発行しています。毎回、数万冊刷っていましたかね。今は事実上の休刊状態ですが。

松栄堂さんへの取材は『香る生活』の記事の一環でした。

松栄堂さんといえば、ヨーロッパの大ブランドさんも足繁く見学に通うお香の老舗、世界的なお香のブランドです。

当社の取材に応じてもらえるはずもないのですが、ダメモトで取材依頼書を送ると、なんと許諾いただきました。

しかも、社長さまに直接お話を伺える機会をいただき、ありがたかったです。

業界は違いますが、香りビジネスの大先輩として、なかなか刺激的な話でしたよ。

「香水業界では、香りを創る人間を "パフューマー" と呼びます、お香の世界では、どのように呼ばれますか?」と質問すると、一瞬、少し考えられて「調合師」と。

お香やお線香の一般的な原料は、タブの木の樹皮やほかの木材粉末をベースに、伽羅・沈香・白檀などの香木材や、竜脳や樟脳、樹脂系の安息香や乳香などを合わせます。

シナモンやクローブなどのハーブ類も加えられるとか。

お香の処方は、お店ごとに比較的完成されており、新しい新規な香りの追求より伝統を守る香り創りが重視されているのではないかと空想しています。


調香師とは?


「調香師」という職業をご存じでしょうか? 香料を混ぜ合わせ香りを作る職業人のこと。

とくにフレグランス制作の場合「パフューマー」、食品の場合「フレイバーリスト」と呼ばれます。

(日本語では同じ "調香師" ですが、欧米圏では別名。このへんの事情は昔の記事 → 調香師という便利なコトバ)

偉いパフューマーさんになると、アシスタントがついていて、実際の香料の調合は、あまりしない人もいますが、パフューマーも、いちおう「混ぜる職業人」。


調香師と調合師の関係


私は「調香師 = 調合師の仕事の中で香り制作に専門化・細分化した形態の職業人」、つまり調香師も調合師グループの1パートと理解しています。

スパイスやウイスキーの調合であれ、香料の調合であれ、素材を熟知し、混ぜるためのノウハウと経験が高度に要求される専門職です。

しかし、調香師の場合、新しい香りを作るクリエーションのイメージが伴います。

そのため、ちょっとカッコいい感じがする点が、調香師と調合師のイメージの分かれ目ですかね。

映画やドラマでは、調香師がテーマになったり、重要な登場人物として調香師が登場する作品がそれなりにあります。

(一方、調合師のドラマや映画は多くありません)

映画『パフューム ある人殺しの物語』は、私にはやや濃厚すぎて、今ひとつ共感できませんが、世界的な大ヒット作でした。

日本でも、映画やドラマで、ちらほら調香師は出てきます。

最近では、『天才調香師 宝条ミカ』という連載マンガも人気だそうで、調香師って、物語になりやすい職業なんですね。

ただ、調香師は企業の採用枠が少ない。とくにパフューマーは、肝心の就職先がほぼありませんので(日本でも海外でも)、絶滅危惧種的な職業となりつつあります。

(2018-12-11)
( 香水工場の )

香る生活


私のブログは誤字が多い
お気づきのことと思いますが、私が書くこのブログ、誤字脱字が多い。注意はしているのですが・・ (2018/12/09)

misspelling
( 「×バーミアン」と書こうとして。ファミレス「バーミヤン」の誤字ツイート、しかし、好意的な励ましの声が相次いだそうで、誤字脱字に関するほっこりインシデントとなった )


私のブログは、なぜ誤字脱字?


理由は、私がタッチタイピングができないから。キーボードに向かって書くんです。

(これ、姿勢も悪くなりますので、タッチタイピングできなければ、と思い続けて20年)

そして、一度書いたモノは、脳ミソがそのつもりになっていて、誤字を発見できないという状況です。

ノートにペンで書くときは、誤字脱字は、意外と少ないんですよ。

(ただ、ペンで書くと漢字が思い出せず、こちらも不便)

大きな企業さんでサラリーマンやっている頃、誤字脱字癖について、上司にたまに嫌みを言われていました。


坂本龍馬の誤字脱字


司馬遼太郎氏の『龍馬が行く』は、フィクションが多いのですが、あの中に坂本龍馬は誤字脱字が多かったという話が出てきます。

あれは事実らしい。

というのは、龍馬は筆まめな人で、自筆の手紙が多数残っており、誤字脱字は多くの人に指摘されるところ。

(それにしても、龍馬の手紙は、現代人が読んでもおもしろいらしい。エンタメ精神がある人だったんだな・・)

坂本龍馬ほどの人物でさえこれだ。誤字常習犯の人には励みになる話である。


お叱りのご意見も


人様に読んでいただく文章に誤字脱字が多いのは、どういうことか!と10年くらい前に知らないお客様からクレームがきた。

(突然、脈絡もなく来たので、やや驚く)

内容は「おまえのブログは誤字脱字だらけ」とお怒りな様子。

(誤字で人様からの信用を失うリスクはあるが、怒りだす人の心理ははかりがたい)

インターネット内には誤字脱字、けっこうある。

校正スタッフがいるであろう大手ニュースサイトでもたまに見かけるので、誤字脱字にストレスを感じる人は、そういうブログやサイトは、あまり近寄らない方がよいだろう。


AIが校正してくれる時代は近い


私にはやや悩ましい誤字問題だが、近い将来解決すると予想している。

AIが校正してくれる時代は近いから。

しかし、待てよ、そういう時代なら、私が書くのではなく、AIに書いてもらった方が早いかもしれない。

数年前「AIが書いた小説、星新一賞1次審査通過」というニュースがあった。

米国では、リアルタイムなスポーツ実況解説は、過去の対戦成績を瞬時に引き出せるAIの方が、もはや、すぐれているとか。

(東京オリンピックでも、実況中継は、AIロボットが大きく担うだろう)

私のブログも、数年後には、テーマとキーワードさえ与えれば、自動でスラスラと書いてくれるAIに依存しているかもしれない。

そうなると誤字脱字は皆無だろう。(誤字脱字に関しては)ストレスフリーな記事の提供も近いと思う、今しばらくお待ち願いたい。


(2018-12-09)
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