( 香水工場の )
香る生活
台風のあと
昨日投稿した「縦断中の台風、強風に混じる金木犀&銀杏の香り」のその後談です。
打ち合わせは、取引先に行くまでが大変した。首都圏の電車は概ね運休、タクシーはつかまらない状態ですが、さりげなく動いている電車もあって、それらと希にくる空車タクシーを乗り継いでたどり着きました。
止まったり動いたりしている電車の中で、たまたま持ってきた本が「関東大震災」に触れた部分にさしかかります。
大震災の惨状とは比較のしようがないのですが、首都圏の交通機関がほぼ麻痺するという事態に震災をやや疑似体験しているようでリアル。
一方「きょうは儲けさせていただきました」とタクシーの運転手さん。すべてが悪いことばかりでないようです。
夕方の帰り道、電車の窓からは、偉大な富士山のシルエットが紺碧の空を背景にくっくりと見えていました。合掌したくなるような美しさ。
台風も悪いことばかりではなかったようです。
(2009-10-09)
打ち合わせは、取引先に行くまでが大変した。首都圏の電車は概ね運休、タクシーはつかまらない状態ですが、さりげなく動いている電車もあって、それらと希にくる空車タクシーを乗り継いでたどり着きました。
止まったり動いたりしている電車の中で、たまたま持ってきた本が「関東大震災」に触れた部分にさしかかります。
大震災の惨状とは比較のしようがないのですが、首都圏の交通機関がほぼ麻痺するという事態に震災をやや疑似体験しているようでリアル。
一方「きょうは儲けさせていただきました」とタクシーの運転手さん。すべてが悪いことばかりでないようです。
夕方の帰り道、電車の窓からは、偉大な富士山のシルエットが紺碧の空を背景にくっくりと見えていました。合掌したくなるような美しさ。
台風も悪いことばかりではなかったようです。
(2009-10-09)
( 香水工場の )
香る生活
縦断中の台風、強風に混じる金木犀&銀杏の香り
台風とキンモクセイ、東京のキンモクセイは、なぜか毎年台風とぶつかりやすい
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この記事を書いている現在、台風が長野から高崎方面へと縦断中とのことで、東京は青空の割にはよろめくほどの強風が吹いています。
こんな日はビジネスも会社も概ねお休みモードですが、今日は待ちに待った重要な打合せが。まずは会社によって資料を取り、外出という段取りになっており、のこのこと出てきました。
国立駅からオフィスに至るルートはいろいろあるのですが、いずれもだいたい一橋大学の正面か裏道を通るルートを辿ります。
きょうは裏道コース。キャンパス内にはうっそうと巨木が繁るエリアがあり、強風に踊るキャンパスの樹木のきしむ音にはやや恐怖を覚えます。
道路には散乱した枝葉に混じって折れた大木もあり、こんな枝が頭上に落ちる運の悪さは人ごとでないのですが、実は大木より恐怖を覚えるのが栗。
東京の街路に栗の木があって、ゲジゲジの栗がところ構わず降り注ぐ様子は地方の人には想像しにくいかもしれませんが、現在でも武蔵野周辺ではありです。
一橋大学の校庭や周辺のご家庭の庭には案外栗がたわわに実っています。それどころか、栗畑さえ見かけます。ついでにブドウ畑やブルーベリー畑なども見かけます。意外でしょ?
台風の日には強風に舞う巨大な「看板」と「栗」には注意が必要です。私はハチにも刺されやすいし、栗はやや怖い。
それと何の因縁か、昨日から金木犀がいっせいに開花しはじめました。
しかも、昨日は終日の豪雨。よりによってあんな豪雨の中で咲かなくとも・・・と気の毒になる思います。運が悪いというか、逞しいというか、金木犀たちは開き直っている感じがしないでもないです。
私には、金木犀はちょっと「開き直っている」感じがあるんですよ。
その理由はまた別の機会に書くとして、複雑な思いで金木犀の開花の瞬間に立ち会っています。
今日は強風の中に金木犀の香りが微かに混じって感じられます。
この強風で開花せずに落ちていく蕾も多数あり残念です。
しかし、この後、抜けるような青空が開けるでしょう。明日、東京の金木犀は満開になる予感がしています。雨にならないことを祈るばかりです。
さらに、国立のメインストリートでは銀杏の実が大量に湿った地面へと吹き飛ばされて糞尿に似た匂いをゴージャスに放っています。
香りと匂いの競演ですね。
それもこれもひっくりめて自然。これも人生に似ていますよね。
(2009-10-08)
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この記事を書いている現在、台風が長野から高崎方面へと縦断中とのことで、東京は青空の割にはよろめくほどの強風が吹いています。
こんな日はビジネスも会社も概ねお休みモードですが、今日は待ちに待った重要な打合せが。まずは会社によって資料を取り、外出という段取りになっており、のこのこと出てきました。
国立駅からオフィスに至るルートはいろいろあるのですが、いずれもだいたい一橋大学の正面か裏道を通るルートを辿ります。
きょうは裏道コース。キャンパス内にはうっそうと巨木が繁るエリアがあり、強風に踊るキャンパスの樹木のきしむ音にはやや恐怖を覚えます。
道路には散乱した枝葉に混じって折れた大木もあり、こんな枝が頭上に落ちる運の悪さは人ごとでないのですが、実は大木より恐怖を覚えるのが栗。
東京の街路に栗の木があって、ゲジゲジの栗がところ構わず降り注ぐ様子は地方の人には想像しにくいかもしれませんが、現在でも武蔵野周辺ではありです。
一橋大学の校庭や周辺のご家庭の庭には案外栗がたわわに実っています。それどころか、栗畑さえ見かけます。ついでにブドウ畑やブルーベリー畑なども見かけます。意外でしょ?
台風の日には強風に舞う巨大な「看板」と「栗」には注意が必要です。私はハチにも刺されやすいし、栗はやや怖い。
それと何の因縁か、昨日から金木犀がいっせいに開花しはじめました。
しかも、昨日は終日の豪雨。よりによってあんな豪雨の中で咲かなくとも・・・と気の毒になる思います。運が悪いというか、逞しいというか、金木犀たちは開き直っている感じがしないでもないです。
私には、金木犀はちょっと「開き直っている」感じがあるんですよ。
その理由はまた別の機会に書くとして、複雑な思いで金木犀の開花の瞬間に立ち会っています。
今日は強風の中に金木犀の香りが微かに混じって感じられます。
この強風で開花せずに落ちていく蕾も多数あり残念です。
しかし、この後、抜けるような青空が開けるでしょう。明日、東京の金木犀は満開になる予感がしています。雨にならないことを祈るばかりです。
さらに、国立のメインストリートでは銀杏の実が大量に湿った地面へと吹き飛ばされて糞尿に似た匂いをゴージャスに放っています。
香りと匂いの競演ですね。
それもこれもひっくりめて自然。これも人生に似ていますよね。
(2009-10-08)
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香る生活
「モニタープラザ」体験談#2 スリーピングミストの場合
モニターは自社でもやれるのですが、幅広い客層の意見を収集したい場合はサードパーティのこのようなサービスは役立ちます。
とはいえ、実はモニターしていただける会員さんがどのような人か、という点がサードパーティサービス利用のハードルを高くしている理由です。
会員さんは感想を言ってくれない方も当然多いでしょう。言ってくれても「よかった」だけでは情報としたはほぼ無意味。企業サイドからすれば自分のコトバで、さらにうれしいことは自分の実体験とともに語られる情報や感想は大変貴重です。
モニタープラザの会員さんから送られてくるモニター意見や情報は、今のところ期待以上。その理由は不明ですが、もしかしたらもともとコミュニティから発展した組織がベースということに起因するのかなと分析しています。
たとえば、先日「スリーピングミスト」のモニターを募集しました。応募記事の中にこのようなものがありました。
・「薬局で働いていた時、世の中にこんなに眠れない人っているんだと思いました。ほとんど自分自身眠れないっていうことがないので、びっくり」
睡眠改善薬や睡眠導入剤が大型ヒットをとばしている事実はニュースとして知っていますが、薬局の店員さんの立場からお聞きする一言は妙に説得力があって素朴に「世の中、そんなに眠れない人がいるのか!」と私自身納得してしまいました。
素朴ですが、新鮮な驚きでした。
・「イタリアで家具用パルファン」を購入されたという方の話もありました。それだけの話で、そのまま当社が家具用パルファンを開発するという意味ではありませんが、新商品開発のマインドにちょっと刺激になったりします。
・「ローズの香りのボディークリームを塗ると、ぐっすりと眠ることができます」・・・これは、内心「そうでしょう、そうでしょう」と共感型のご意見でした。
当社製品には現状ボディークリームはないのですが、リリースすればそういう効果が期待できると感じていましたので、自信につながります(とはいえば、現状ボディークリームのリリース予定はないです。はい)。
(余談)この時のテーマは「香りでよく眠れた体験ありますか?」
投稿内容を要約すると・・・
・洗濯物や布団に残った太陽(お日様)の匂い
・アロママッサージ
・アロマキャンドル
・アロマポットやアロマディフーザー
・香りのよいボディークリーム
・香りのよいシャンプーや石鹸
・畳の匂い
「モニタープラザ」体験談#2 スリーピングミストの場合
「モニタープラザ」体験談#1 裏事情
(2009-10-06)
とはいえ、実はモニターしていただける会員さんがどのような人か、という点がサードパーティサービス利用のハードルを高くしている理由です。
会員さんは感想を言ってくれない方も当然多いでしょう。言ってくれても「よかった」だけでは情報としたはほぼ無意味。企業サイドからすれば自分のコトバで、さらにうれしいことは自分の実体験とともに語られる情報や感想は大変貴重です。
モニタープラザの会員さんから送られてくるモニター意見や情報は、今のところ期待以上。その理由は不明ですが、もしかしたらもともとコミュニティから発展した組織がベースということに起因するのかなと分析しています。
たとえば、先日「スリーピングミスト」のモニターを募集しました。応募記事の中にこのようなものがありました。
・「薬局で働いていた時、世の中にこんなに眠れない人っているんだと思いました。ほとんど自分自身眠れないっていうことがないので、びっくり」
睡眠改善薬や睡眠導入剤が大型ヒットをとばしている事実はニュースとして知っていますが、薬局の店員さんの立場からお聞きする一言は妙に説得力があって素朴に「世の中、そんなに眠れない人がいるのか!」と私自身納得してしまいました。
素朴ですが、新鮮な驚きでした。
・「イタリアで家具用パルファン」を購入されたという方の話もありました。それだけの話で、そのまま当社が家具用パルファンを開発するという意味ではありませんが、新商品開発のマインドにちょっと刺激になったりします。
・「ローズの香りのボディークリームを塗ると、ぐっすりと眠ることができます」・・・これは、内心「そうでしょう、そうでしょう」と共感型のご意見でした。
当社製品には現状ボディークリームはないのですが、リリースすればそういう効果が期待できると感じていましたので、自信につながります(とはいえば、現状ボディークリームのリリース予定はないです。はい)。
(余談)この時のテーマは「香りでよく眠れた体験ありますか?」
投稿内容を要約すると・・・
・洗濯物や布団に残った太陽(お日様)の匂い
・アロママッサージ
・アロマキャンドル
・アロマポットやアロマディフーザー
・香りのよいボディークリーム
・香りのよいシャンプーや石鹸
・畳の匂い
「モニタープラザ」体験談#2 スリーピングミストの場合
「モニタープラザ」体験談#1 裏事情
(2009-10-06)
( 香水工場の )
香る生活
「モニタープラザ」体験談#1 裏事情
きょうは久々、ビジネスの話です。
「モニタープラザ」というサービスがあります。アライドアーキテクツ社という会社さん提供しているサービスです。
体験談といえば多くは会員さんサイドの話が多いと思いますが、きょうの記事はモニターをお願いする企業サイドの話です。
アライドアーキテクツさんから電話をもらったときはあまり関心がなかったのですが、社用でJR恵比寿駅近くに行く際、帰り道、たまたま近くにあったアライドさんを訪ねて担当者とミーティングルームでインターネットマーケティングについて話が盛り上がり、その勢いのまま、社内で検討して数ヶ月間加入することになりました。
企業でマーケティングを担当されている方なら同じ意見かもしれません。マーケティングは本気でやれば「カネはいくらあっても足りない!」。費用対効果がはっきりしないまま湯水のようにあっという間にきれいに消え行く膨大な広告費も体験が多い話。
「何か効果あったのかな?」
・・・とは上層部に説明しにくくて、それらしきデータを掻き集め分厚いレポートにして会社に提出した経験があります。
昔の話ですよ。
しかし、武蔵野ワークスは広告費をほとんどかけない会社。
(続く・・・)
「モニタープラザ」体験談#2 スリーピングミストの場合
「モニタープラザ」体験談#1 裏事情
(2009-10-06)
「モニタープラザ」というサービスがあります。アライドアーキテクツ社という会社さん提供しているサービスです。
体験談といえば多くは会員さんサイドの話が多いと思いますが、きょうの記事はモニターをお願いする企業サイドの話です。
アライドアーキテクツさんから電話をもらったときはあまり関心がなかったのですが、社用でJR恵比寿駅近くに行く際、帰り道、たまたま近くにあったアライドさんを訪ねて担当者とミーティングルームでインターネットマーケティングについて話が盛り上がり、その勢いのまま、社内で検討して数ヶ月間加入することになりました。
企業でマーケティングを担当されている方なら同じ意見かもしれません。マーケティングは本気でやれば「カネはいくらあっても足りない!」。費用対効果がはっきりしないまま湯水のようにあっという間にきれいに消え行く膨大な広告費も体験が多い話。
「何か効果あったのかな?」
・・・とは上層部に説明しにくくて、それらしきデータを掻き集め分厚いレポートにして会社に提出した経験があります。
昔の話ですよ。
しかし、武蔵野ワークスは広告費をほとんどかけない会社。
(続く・・・)
「モニタープラザ」体験談#2 スリーピングミストの場合
「モニタープラザ」体験談#1 裏事情
(2009-10-06)
( 香水工場の )
香る生活
テレックスとFAXと電子メール#2
会社のカフェテリアでコーヒーを飲んでいると、メンテナンスで訪問中だったテレックスの業者さんがたまたま正面に座り、顔見知りだったこともあり自然と世間話を始めました。
話題がテレックの話に及んだとき、まだ若造のアホだった私は不覚にも「テレックの時代は終わりましたね。今はFAXですかね?」なんて、のーてんきに発言してしまいました。
失礼なことを言ったもんです。本当に申し訳ない。
彼は形相を変えてファックスに対するテレックスの優位性について朗々と話し始めました。怒濤の解説といった感じで、ただならぬ気配に圧倒されたものです。
要約すればテレックスは裁判の際、送受信の証拠能力があり物証として認められるものの、ファックスは認められない。
そういう裁判判例があるのか、法律があるのか、世界的にそうなのか私にはわかりませんが、彼の持論は「企業はテレックスを使うべき!」という固い信念でした。
テレックスを駆逐したFAXは、今度は逆にメールによって自らの存在が脅かされています。まるで諸行無常の『平家物語』を地で行く状況です。
ただ、FAXはテレックスと違って一般家庭に相当数普及していますので、FAXはこれからも相当長い期間生き延びる予感がしています。とくにタイプライター文化がなかった日本や中国では、もともとキーボード人口が圧倒的に少ないことも大きな背景。
企業でさえまだ電子メールに対応しないところも多いものです。今時の取引先の名刺にはメールアドレスがすべからく刷ってあるものですが、電子メールで送信したものに対して担当者から電話があります(しかもケータイに)。
「パソコンがちょうどクラッシュして調子が悪いんですよね。ウイルスかな?念のため同じ内容をFAXで送ってもらえませんか?」
というご依頼も少なくありません。企業戦士といえども、おじさんたちはまだまだ「電話&紙」なんですね(しかもケータイ)。
OK、ノープロブエム!
FAXソフトで、メールソフトからそのまま再送信させていただきます。3クリックくらいでFAX送信は完了です。
時代が激流のように移ろいで行きます。
テレックスとFAXと電子メール#2
テレックスとFAXと電子メール#1
(2009-10-03)
話題がテレックの話に及んだとき、まだ若造のアホだった私は不覚にも「テレックの時代は終わりましたね。今はFAXですかね?」なんて、のーてんきに発言してしまいました。
失礼なことを言ったもんです。本当に申し訳ない。
彼は形相を変えてファックスに対するテレックスの優位性について朗々と話し始めました。怒濤の解説といった感じで、ただならぬ気配に圧倒されたものです。
要約すればテレックスは裁判の際、送受信の証拠能力があり物証として認められるものの、ファックスは認められない。
そういう裁判判例があるのか、法律があるのか、世界的にそうなのか私にはわかりませんが、彼の持論は「企業はテレックスを使うべき!」という固い信念でした。
テレックスを駆逐したFAXは、今度は逆にメールによって自らの存在が脅かされています。まるで諸行無常の『平家物語』を地で行く状況です。
ただ、FAXはテレックスと違って一般家庭に相当数普及していますので、FAXはこれからも相当長い期間生き延びる予感がしています。とくにタイプライター文化がなかった日本や中国では、もともとキーボード人口が圧倒的に少ないことも大きな背景。
企業でさえまだ電子メールに対応しないところも多いものです。今時の取引先の名刺にはメールアドレスがすべからく刷ってあるものですが、電子メールで送信したものに対して担当者から電話があります(しかもケータイに)。
「パソコンがちょうどクラッシュして調子が悪いんですよね。ウイルスかな?念のため同じ内容をFAXで送ってもらえませんか?」
というご依頼も少なくありません。企業戦士といえども、おじさんたちはまだまだ「電話&紙」なんですね(しかもケータイ)。
OK、ノープロブエム!
FAXソフトで、メールソフトからそのまま再送信させていただきます。3クリックくらいでFAX送信は完了です。
時代が激流のように移ろいで行きます。
テレックスとFAXと電子メール#2
テレックスとFAXと電子メール#1
(2009-10-03)
( 香水工場の )
香る生活
テレックスとFAXと電子メール#1
10月に入りましたね。一日一日気候の変化が感じられる季節です。素敵な秋をお過ごしください。
きょうは、私のテレックスとFAXと電子メールの思い出話でお付き合いください。
自宅の押入を整理していたらFAXがでてきました。動くには動きそな気配ですが、使う当てもなく「燃えない粗大ゴミ」としてお金をかけて業者に引き取ってもらうしかなさそうです。
電子メールが日常的な通信手段となっている私の場合、今となってはFAXは手書きお絵書きの送信くらいしか必要なくなりました。
手書きお絵書きでさえスキャンして電子メールに添付できますので、相手がメールを使っていればFAXは、完全に無用の長物。
昨年実家に帰省したおり、古びた巨大なFAXを目撃。姉が友人から譲り受けたものでした。「まだ動く」と満足げで、内心、彼女はどうかしていると思いましたね。彼女も職場では電子メールを使用しているのですが、レトロなんですね。
私が社会人になった頃、会社にはテレックスが置いてありました。タイプライターにロール紙がくっついた、いかついヤツです。
朝、出社するとテレックスルームには海外からの電信文で吐き出されたロール紙の紙が散乱していたものです。
内容は全部、英文・大文字テキスト。それまで海外にでたことがない私には、ちょっと「インターナショナル」な雰囲気を味わえたものです。
が、数年でFAXにとって代わられました。時代はテレックスからFAXへの移行期。日増しにロール紙の散乱は少なくなっていき、ついに数日に一回程度、あまり重要でないメッセージが打ち込まれる程度にまで落ち込みました。
たまにくるのはテストメッセージ。海外のスタッフがテレックスの動作テストしているようでした。
テレックスとFAXと電子メール#2
テレックスとFAXと電子メール#1
(2009-10-03)
きょうは、私のテレックスとFAXと電子メールの思い出話でお付き合いください。
自宅の押入を整理していたらFAXがでてきました。動くには動きそな気配ですが、使う当てもなく「燃えない粗大ゴミ」としてお金をかけて業者に引き取ってもらうしかなさそうです。
電子メールが日常的な通信手段となっている私の場合、今となってはFAXは手書きお絵書きの送信くらいしか必要なくなりました。
手書きお絵書きでさえスキャンして電子メールに添付できますので、相手がメールを使っていればFAXは、完全に無用の長物。
昨年実家に帰省したおり、古びた巨大なFAXを目撃。姉が友人から譲り受けたものでした。「まだ動く」と満足げで、内心、彼女はどうかしていると思いましたね。彼女も職場では電子メールを使用しているのですが、レトロなんですね。
私が社会人になった頃、会社にはテレックスが置いてありました。タイプライターにロール紙がくっついた、いかついヤツです。
朝、出社するとテレックスルームには海外からの電信文で吐き出されたロール紙の紙が散乱していたものです。
内容は全部、英文・大文字テキスト。それまで海外にでたことがない私には、ちょっと「インターナショナル」な雰囲気を味わえたものです。
が、数年でFAXにとって代わられました。時代はテレックスからFAXへの移行期。日増しにロール紙の散乱は少なくなっていき、ついに数日に一回程度、あまり重要でないメッセージが打ち込まれる程度にまで落ち込みました。
たまにくるのはテストメッセージ。海外のスタッフがテレックスの動作テストしているようでした。
テレックスとFAXと電子メール#2
テレックスとFAXと電子メール#1
(2009-10-03)
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