( 香水工場の )
香る生活
「香るシャワージェル」リリース
武蔵野ワークスは香りの専門メーカーなので、香りに特化した製品作りにこだわっています。
今回リリースする製品はトイレタリー。トイレタリーは、当社のようなかなりの小規模な会社が手がけるには負担の大きな商材で、商品ポートフォリオとしてはスマートではありませんが、出してみました。
(シャンプーや石鹸などのトイレタリー類は、量産効果が出せるようなマーケティングが前提です)
生産コストが安い国で大量生産、派手な広告を投下して、世界中のマーケットで売りまくるビジネスモデル、つまり、ビジネススクールのテキスト事例になりそうな米国型の
・マスプロダクション
・マスマーケティング
・マスロジスティックス
が展開できる企業が最終的に生き残る分野になっています。
資生堂TSUBAKIの2006年の宣伝広告費は50億円だったそうです・・・いやはや天文学的数字でどうも実感が湧きません。
トイレタリーで勝負するということはこういうことでしょうか。たんに凄いです。
世界のトイレタリー・ビッグスリー(P&G・ユニリーバ・コルゲート)になると、宣伝の仕方も「ワールドワイドキャンペーン」という呼び方をされ、世界中のテレビ・雑誌メディアの番組・特集枠お買い上げ、イベントならニューヨークやロンドンスタートで世界一周ツアーとなりますので大がかりです。
当社のトイレタリー「香るシャワージェル 素朴な石鹸」は静かなスタートです。
・「柑橘系」
・「サンダルウッド(白檀)」
・「ロサブラン」

(2008-04-26)
今回リリースする製品はトイレタリー。トイレタリーは、当社のようなかなりの小規模な会社が手がけるには負担の大きな商材で、商品ポートフォリオとしてはスマートではありませんが、出してみました。
(シャンプーや石鹸などのトイレタリー類は、量産効果が出せるようなマーケティングが前提です)
生産コストが安い国で大量生産、派手な広告を投下して、世界中のマーケットで売りまくるビジネスモデル、つまり、ビジネススクールのテキスト事例になりそうな米国型の
・マスプロダクション
・マスマーケティング
・マスロジスティックス
が展開できる企業が最終的に生き残る分野になっています。
資生堂TSUBAKIの2006年の宣伝広告費は50億円だったそうです・・・いやはや天文学的数字でどうも実感が湧きません。
トイレタリーで勝負するということはこういうことでしょうか。たんに凄いです。
世界のトイレタリー・ビッグスリー(P&G・ユニリーバ・コルゲート)になると、宣伝の仕方も「ワールドワイドキャンペーン」という呼び方をされ、世界中のテレビ・雑誌メディアの番組・特集枠お買い上げ、イベントならニューヨークやロンドンスタートで世界一周ツアーとなりますので大がかりです。
当社のトイレタリー「香るシャワージェル 素朴な石鹸」は静かなスタートです。
・「柑橘系」
・「サンダルウッド(白檀)」
・「ロサブラン」

(2008-04-26)
( 香水工場の )
香る生活
人に感動を与える赤ちゃんの香り パート3
(要約)
Jelk氏は、赤ちゃんを連想させる製品としてゲラン「アンソレンス」、ケンゾー「フラワー バイ ケンゾー」、アルマーニ「センシ」などをあげます。ディメイターは実際に「ベビーパウダー」と命名されていますし、しかもそのラベルにはジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダーと同じ文字フォントやカラーコンビネーションが採用されるという懲りようです。
「思うに"安心"ということでは?あの匂いには人を安心させる何かがあります。清潔で優しくて・・・」
「小さい頃に記憶しているものを呼び覚ますものを私たちは無意識に好きになるようです。」
知覚心理学者Pamela Daltonさんによると、赤ちゃんの匂いが人の心に及ぼす心理的な効果について「驚きではない」と言います。
「赤ちゃんの匂いは軽く揮発性がよいのですぐに感じられます。実は様々な匂いが絡み合うな非常に複雑な香りの一部ながら、人には際だって感じられる香りです。そしてそれは赤ちゃんだった頃の記憶や可愛がられた記憶、親の記憶、そして赤ちゃんを可愛がった記憶さえ呼び起こします。」
「匂いは、匂いそのものに対する感覚や感情より、もっと強力な記憶覚醒のポインターになることがあります。それは場所や人や体験にリンクしています。たとえば、通りを歩いていいるとき何か香ってきて『あ、ホットドッグ』というより、『あ、夏にお父さんと行った野球の試合』のようなことを感じることはないでしょうか?」
---------------QUOTE--------------
Jelk names Insolence by Guerlain, Flower by Kenzo, Sensi by Armani and a Demeter fragrance actually called Baby Powder - written on the label using the same font and color combination as Johnson's Baby Lotion - as perfumes that fit the trend.
"I think it's the comfort. There's something reassuring when you smell it, it's clean and soft," she says. "I think we like what we remember from our childhood."
Sensory psychologist Pamela Dalton of the Monell Chemical Senses Center, an independent non-profit research center, says she's not surprised the baby scent is so appealing.
"It's a lighter note, so you'll smell it fairly quickly. It's part of a complex mixture, but it does stand out and probably does remind you of something nurturing, either your experience as a child, parent or even taking care of a baby," she says.
Smell can be a powerful pointer to memories, and is often associated with places, people and experiences, not source.
"If you walk down the street and smell something, you don't immediately think 'hot dog.' You think 'a baseball game in the summer with my father,"' she says.
"The most intense emotional memories seem restricted to things we smell only occasionally but have a pretty potent emotional tie to," she says.
---------------QUOTE--------------
続く・・・ (2008-04-25)
Jelk氏は、赤ちゃんを連想させる製品としてゲラン「アンソレンス」、ケンゾー「フラワー バイ ケンゾー」、アルマーニ「センシ」などをあげます。ディメイターは実際に「ベビーパウダー」と命名されていますし、しかもそのラベルにはジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダーと同じ文字フォントやカラーコンビネーションが採用されるという懲りようです。
「思うに"安心"ということでは?あの匂いには人を安心させる何かがあります。清潔で優しくて・・・」
「小さい頃に記憶しているものを呼び覚ますものを私たちは無意識に好きになるようです。」
知覚心理学者Pamela Daltonさんによると、赤ちゃんの匂いが人の心に及ぼす心理的な効果について「驚きではない」と言います。
「赤ちゃんの匂いは軽く揮発性がよいのですぐに感じられます。実は様々な匂いが絡み合うな非常に複雑な香りの一部ながら、人には際だって感じられる香りです。そしてそれは赤ちゃんだった頃の記憶や可愛がられた記憶、親の記憶、そして赤ちゃんを可愛がった記憶さえ呼び起こします。」
「匂いは、匂いそのものに対する感覚や感情より、もっと強力な記憶覚醒のポインターになることがあります。それは場所や人や体験にリンクしています。たとえば、通りを歩いていいるとき何か香ってきて『あ、ホットドッグ』というより、『あ、夏にお父さんと行った野球の試合』のようなことを感じることはないでしょうか?」
---------------QUOTE--------------
Jelk names Insolence by Guerlain, Flower by Kenzo, Sensi by Armani and a Demeter fragrance actually called Baby Powder - written on the label using the same font and color combination as Johnson's Baby Lotion - as perfumes that fit the trend.
"I think it's the comfort. There's something reassuring when you smell it, it's clean and soft," she says. "I think we like what we remember from our childhood."
Sensory psychologist Pamela Dalton of the Monell Chemical Senses Center, an independent non-profit research center, says she's not surprised the baby scent is so appealing.
"It's a lighter note, so you'll smell it fairly quickly. It's part of a complex mixture, but it does stand out and probably does remind you of something nurturing, either your experience as a child, parent or even taking care of a baby," she says.
Smell can be a powerful pointer to memories, and is often associated with places, people and experiences, not source.
"If you walk down the street and smell something, you don't immediately think 'hot dog.' You think 'a baseball game in the summer with my father,"' she says.
"The most intense emotional memories seem restricted to things we smell only occasionally but have a pretty potent emotional tie to," she says.
---------------QUOTE--------------
続く・・・ (2008-04-25)
( 香水工場の )
香る生活
英国で人気爆発のコリアンダー
20年くらいまえ私が大学を卒業する頃、急激な円高で「卒業旅行は海外旅行」という時代に突入していました。その頃まで私自身海外に行ったことはなく、海外旅行は、なんとなく憧れでした。
同じような日本人が多かったのでしょう。海外旅行に関する旅紀行やエッセイ、情報本、ハウツーもの、旅をからめたサスペンス小説など盛んに出版されいた時代です。
そのころ読んだ本で「東南アジアなら一食10円で暮らせる、東南アジアへ行こう!」というものがって、空想を激しく掻き立てられたものです。ただし、「コリアンダーが食べられないとあちらでの生活はアウト」という内容でした。
そのときの私は「コリアンダーってなんだ?」という状態です。
コリアンダーはあちらの料理には必須のハーブ、今ではおいしく感じますが、当時はどうもいただけませんでした。現在、タイ料理を世界で一番美味しいかも?と信奉している私にとってコリアンダーが食べられないはずがないのですが、私より一世代上になるとコリアンダーを苦手とする人は少なくありません。
私の親の世代は、多くの方がアウトのようです。
しかし、料理の味を最終的に決めるのは香りや匂いです。万人にはじめから抵抗なく受け入れられる香りは飽きも慣れも早くパンチが足りません。はじめはクサいと感じながらも、どうにもやめられなくなるモノの例に納豆やチーズがあります。本当においしい食べ物は、「クサいから旨い」という食品ばかりです。
きょうは、イギリスのハーブ事情をご紹介します。今年イギリス、ナンバー1人気に輝いたハーブは、なんとコリアンダー。
「かつて、それが何なのか知らなかったし、ましてどうやって食べてよいのか、知らなかったあのハーブが・・・」
という書き出しには興味が引かれます。イギリスの一般市場にコリアンダーが登場したのは20年前。つまり日本とかなり似た状況でイギリス人もコリアンダーファンに育ってきたということになります。
私の個人的な意見ですが、コリアンダーをイギリス人が理解できるなら、次はニラではないでしょうか。
ニラは、かつて欧米人にバカにされてきたクサい野菜ですが「ニラたっぷりモツ鍋」なら、内臓料理を愛してやまないブリテン、スコットランドの人々を魅了すると信じています。
グラスゴーやエジンバラで「モツ鍋レストラン」ってのも・・・と無駄な空想を掻き立てられています・・・・
Britain's best-selling herb: How curry made us crazy for coriander
イギリスのベストセラーハーブ、なぜコリアンダーは愛されるのか?
(要約)
コリアンダーは、かつてそれが何なのか知らなかったし、ましてどうやって食べるのか、知らなかったハーブですが、カレーやスープに散らしたり、パンに挟んだりイギリス人の食生活には欠かせないモノになってきました。
今やコリアンダーは異論の余地がないほどの人気ナンバーワンのハーブです。
コリアンダーがイギリスのスーパーマーケットなどで出回るようになったのはわずか20年前、現在では全ハーブの25%のマーケットシェアを占めます。ナンバーツーはバジルの19%、次にパセリと続きます。
これはハーブ育種者協会「Fresh Herbs」が集計したベスト10(トップ10)ハーブから結論づけられました。
コリアンダー人気を牽引した原因は、カレーとアジア料理の人気の高さにあるのではないかとスポークスマンは分析しています。
コリアンダーはベランダや窓枠のポットで育つセージやバジルのような強さはなく、育てにくいため「手軽さ」から人気になったハーブとは考えられません。
イギリスで主に消費されるコリアンダーは、甘くて芳香の強いシリア原産のコルシカンタイプです。
---------------QUOTE--------------
Once we wouldn't have known what it was, let alone what to do with it.
Now we scatter it on curries, bake it in breads and simmer it in soups.
Coriander is the undisputed king of the kitchen as the best-selling herb in Britain.
The plant, only available in supermarkets for a mere 20 years, now accounts for 25 per cent of all fresh herb sales.
Basil comes in second with 19 per cent. This is followed by old favourite parsley, both flat-leaved and curly varieties.
The country's top ten herb chart was compiled by Fresh Herbs, an organisation representing British herb growers.
"The popularity of coriander is being driven by our love of curry and Asian food," said a spokesman.
"People have developed a taste for spicy aromatic dishes and are experimenting now more than ever with different fresh herb varieties."
Herb sales are said to be up 14 per cent on last year.
The British love of coriander stems from its taste rather than ease of growing.
A less robust herb, it doesn't seem to thrive in a pot on a windowsill as basil or sage do.
It has been cultivated as a commercial crop in Britain and Scotland since the 1970s.
It was supplied to supermarkets in pots and packets from the mid 1990s.
The coriander used in most British curries is a sweet, aromatic Corsican type originally from Syria.
---------------QUOTE--------------
(2008-04-24)
同じような日本人が多かったのでしょう。海外旅行に関する旅紀行やエッセイ、情報本、ハウツーもの、旅をからめたサスペンス小説など盛んに出版されいた時代です。
そのころ読んだ本で「東南アジアなら一食10円で暮らせる、東南アジアへ行こう!」というものがって、空想を激しく掻き立てられたものです。ただし、「コリアンダーが食べられないとあちらでの生活はアウト」という内容でした。
そのときの私は「コリアンダーってなんだ?」という状態です。
コリアンダーはあちらの料理には必須のハーブ、今ではおいしく感じますが、当時はどうもいただけませんでした。現在、タイ料理を世界で一番美味しいかも?と信奉している私にとってコリアンダーが食べられないはずがないのですが、私より一世代上になるとコリアンダーを苦手とする人は少なくありません。
私の親の世代は、多くの方がアウトのようです。
しかし、料理の味を最終的に決めるのは香りや匂いです。万人にはじめから抵抗なく受け入れられる香りは飽きも慣れも早くパンチが足りません。はじめはクサいと感じながらも、どうにもやめられなくなるモノの例に納豆やチーズがあります。本当においしい食べ物は、「クサいから旨い」という食品ばかりです。
きょうは、イギリスのハーブ事情をご紹介します。今年イギリス、ナンバー1人気に輝いたハーブは、なんとコリアンダー。
「かつて、それが何なのか知らなかったし、ましてどうやって食べてよいのか、知らなかったあのハーブが・・・」
という書き出しには興味が引かれます。イギリスの一般市場にコリアンダーが登場したのは20年前。つまり日本とかなり似た状況でイギリス人もコリアンダーファンに育ってきたということになります。
私の個人的な意見ですが、コリアンダーをイギリス人が理解できるなら、次はニラではないでしょうか。
ニラは、かつて欧米人にバカにされてきたクサい野菜ですが「ニラたっぷりモツ鍋」なら、内臓料理を愛してやまないブリテン、スコットランドの人々を魅了すると信じています。
グラスゴーやエジンバラで「モツ鍋レストラン」ってのも・・・と無駄な空想を掻き立てられています・・・・
Britain's best-selling herb: How curry made us crazy for coriander
イギリスのベストセラーハーブ、なぜコリアンダーは愛されるのか?
(要約)
コリアンダーは、かつてそれが何なのか知らなかったし、ましてどうやって食べるのか、知らなかったハーブですが、カレーやスープに散らしたり、パンに挟んだりイギリス人の食生活には欠かせないモノになってきました。
今やコリアンダーは異論の余地がないほどの人気ナンバーワンのハーブです。
コリアンダーがイギリスのスーパーマーケットなどで出回るようになったのはわずか20年前、現在では全ハーブの25%のマーケットシェアを占めます。ナンバーツーはバジルの19%、次にパセリと続きます。
これはハーブ育種者協会「Fresh Herbs」が集計したベスト10(トップ10)ハーブから結論づけられました。
コリアンダー人気を牽引した原因は、カレーとアジア料理の人気の高さにあるのではないかとスポークスマンは分析しています。
コリアンダーはベランダや窓枠のポットで育つセージやバジルのような強さはなく、育てにくいため「手軽さ」から人気になったハーブとは考えられません。
イギリスで主に消費されるコリアンダーは、甘くて芳香の強いシリア原産のコルシカンタイプです。
---------------QUOTE--------------
Once we wouldn't have known what it was, let alone what to do with it.
Now we scatter it on curries, bake it in breads and simmer it in soups.
Coriander is the undisputed king of the kitchen as the best-selling herb in Britain.
The plant, only available in supermarkets for a mere 20 years, now accounts for 25 per cent of all fresh herb sales.
Basil comes in second with 19 per cent. This is followed by old favourite parsley, both flat-leaved and curly varieties.
The country's top ten herb chart was compiled by Fresh Herbs, an organisation representing British herb growers.
"The popularity of coriander is being driven by our love of curry and Asian food," said a spokesman.
"People have developed a taste for spicy aromatic dishes and are experimenting now more than ever with different fresh herb varieties."
Herb sales are said to be up 14 per cent on last year.
The British love of coriander stems from its taste rather than ease of growing.
A less robust herb, it doesn't seem to thrive in a pot on a windowsill as basil or sage do.
It has been cultivated as a commercial crop in Britain and Scotland since the 1970s.
It was supplied to supermarkets in pots and packets from the mid 1990s.
The coriander used in most British curries is a sweet, aromatic Corsican type originally from Syria.
---------------QUOTE--------------
(2008-04-24)
( 香水工場の )
香る生活
人に感動を与える赤ちゃんの香り パート2
(要約)
パフューマーの中には、赤ちゃんの香りのフレグランスを創ろうと試行錯誤している人々がいます。それはアメリカ人が考える「赤ちゃんの匂い」ですが、その本体は平穏で幸せな記憶を呼び起こすベビーパウダーやベビーローションの香りです。
「その香りにはバイオレットやクマリン、ムスクなどが含まれます。甘く、伝達性がよくて、その匂いを嗅いだ瞬間、赤ちゃんの肌に触れた錯覚を覚えます」とフレグランスの研究と製造を行っているDrom社のDelphine Jelk氏は指摘します。
ゲランの新作「ランスタン・マジー」(ランスタン・マジック)はベビーパウダーからヒントを得たと言われていますが、それは偶然ではありません。ゲランのクリエイティブ・ディレクターSylvaine Delacourte氏はこのように語ります。
「ランスタン・マジーは、ホワイトムスクを中心に組み立てられています。それらはとてもパウダリーでソフトです。私は特にこの香りが好きなのです。なぜなら、それらは赤ちゃんだった頃の肌の匂いや柔さかさや優しさを思い出させてくれるからです。」
---------------QUOTE--------------
Several perfumers are creating fragrances that try to capture what Americans think of as new baby smell, that aroma of baby powder and lotion that conjures up memories of happy, peaceful newborn bliss.
That sweet, immediately recognizable scent can have elements of violet, cumarine and musk, says Delphine Jelk, of the fragrance lab and manufacturer Drom, and "when you smell it, you smell baby skin."
It wasn't an accident that Guerlain's L'Instant Magic has a hint of that powder smell. It's "built around white musk, and these notes are very powdery and soft. I am especially fond of these notes because they remind me of my children's' scent and soft skin when they were babies," says Sylvaine Delacourte, Guerlain creative director of fragrances.
---------------QUOTE--------------
続く・・・
(2008-04-22)
パフューマーの中には、赤ちゃんの香りのフレグランスを創ろうと試行錯誤している人々がいます。それはアメリカ人が考える「赤ちゃんの匂い」ですが、その本体は平穏で幸せな記憶を呼び起こすベビーパウダーやベビーローションの香りです。
「その香りにはバイオレットやクマリン、ムスクなどが含まれます。甘く、伝達性がよくて、その匂いを嗅いだ瞬間、赤ちゃんの肌に触れた錯覚を覚えます」とフレグランスの研究と製造を行っているDrom社のDelphine Jelk氏は指摘します。
ゲランの新作「ランスタン・マジー」(ランスタン・マジック)はベビーパウダーからヒントを得たと言われていますが、それは偶然ではありません。ゲランのクリエイティブ・ディレクターSylvaine Delacourte氏はこのように語ります。
「ランスタン・マジーは、ホワイトムスクを中心に組み立てられています。それらはとてもパウダリーでソフトです。私は特にこの香りが好きなのです。なぜなら、それらは赤ちゃんだった頃の肌の匂いや柔さかさや優しさを思い出させてくれるからです。」
---------------QUOTE--------------
Several perfumers are creating fragrances that try to capture what Americans think of as new baby smell, that aroma of baby powder and lotion that conjures up memories of happy, peaceful newborn bliss.
That sweet, immediately recognizable scent can have elements of violet, cumarine and musk, says Delphine Jelk, of the fragrance lab and manufacturer Drom, and "when you smell it, you smell baby skin."
It wasn't an accident that Guerlain's L'Instant Magic has a hint of that powder smell. It's "built around white musk, and these notes are very powdery and soft. I am especially fond of these notes because they remind me of my children's' scent and soft skin when they were babies," says Sylvaine Delacourte, Guerlain creative director of fragrances.
---------------QUOTE--------------
続く・・・
(2008-04-22)
( 香水工場の )
香る生活
人に感動を与える赤ちゃんの香り パート1
あるお母さんは自分の幼い息子をだっこすると子供の匂いで安心すると言っておられました。
赤ちゃんの匂いってミルクのような匂いですが、あの匂いは肌から発せられていると思います。健康な肌は、その匂いまで健康です。そのため、あの匂いには、柔らかくふっくらしたムチムチ肌の状態まで連想してしまう人も少なくないようです。
赤ちゃんの匂いには生命の安心感のようなものが・・・といえば大げさですが、実はアメリカ人もフランス人も同じことを感じているらしく香水としても有望な分野ではないか、という内容の記事がAPに流れていましたので数回に分けてご紹介します。
アメリカ人にとっての「赤ちゃんの匂い」のイメージは、ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビー・ローションが決定づけたという主張も書かれています。これは日本で「石鹸の匂い」といえばライオンさんや花王さんの洗剤や石鹸がそのイメージを形成した状況と似ていると思いました。
Smelling as sweet as a newborn baby
(生まれたばかりの赤ちゃんのような優しい香り)
Perfumers tap into our association with blissful images
(パフューマー達は、香水に至福の香りを練り込む)
現在フレグランスで成長の著しい分野があります。それは「赤ちゃんの香り」です。
・・・続く
(2008-04-21)
赤ちゃんの匂いってミルクのような匂いですが、あの匂いは肌から発せられていると思います。健康な肌は、その匂いまで健康です。そのため、あの匂いには、柔らかくふっくらしたムチムチ肌の状態まで連想してしまう人も少なくないようです。
赤ちゃんの匂いには生命の安心感のようなものが・・・といえば大げさですが、実はアメリカ人もフランス人も同じことを感じているらしく香水としても有望な分野ではないか、という内容の記事がAPに流れていましたので数回に分けてご紹介します。
アメリカ人にとっての「赤ちゃんの匂い」のイメージは、ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビー・ローションが決定づけたという主張も書かれています。これは日本で「石鹸の匂い」といえばライオンさんや花王さんの洗剤や石鹸がそのイメージを形成した状況と似ていると思いました。
Smelling as sweet as a newborn baby
(生まれたばかりの赤ちゃんのような優しい香り)
Perfumers tap into our association with blissful images
(パフューマー達は、香水に至福の香りを練り込む)
現在フレグランスで成長の著しい分野があります。それは「赤ちゃんの香り」です。
・・・続く
(2008-04-21)
( 香水工場の )
香る生活
ローズの贈り物、5月1日リリース
フローラル・フォーシーズンズ「ローズの贈り物」は、武蔵野ワークスが期間・数量限定でリリースする特別バージョンです。すでに何年かリリースを継続していますので、それなりにお客さまも慣れてきて、この季節になると「そろそろですか〜」なんてメールや電話をいただきます。
うれしい。
ただし、予約はお受けておりません。ご了承下さい。
以前、予約制にしたとき、当社の事務作業上の不手際からちょっとばかり失敗して以来、「静かにスタート、静かに販売しよう」という考え方になりました。
みなさんは、メーカーサイドにとっての「予約販売」の意図はご存じですか?「予約数」は需要予測に利用されるケースが少なくありません。
キャンペーンの事前の周知を徹底するため、テレビ・雑誌などのマスメディア媒体に広告・告知が大量投下されます。最近は、インターネットでのアフィリエイトやSEO/SEM、大学生の口コミを利用したSNS系マーケティングも盛んだそうです(まあ、いろいろ出てきますね〜)。
そうやって予約を取り、予約状況に合わせて生産計画と販売体制のグレードを決定します。勝手な見込みで生産しないため、ムダなモノ作りのリスク軽減になる賢い方法です。
需要が強さに応じて、それなりの販売体制、つまり販売員の増員やコールセンター、サポートセンター、流通体制、・・・受注・配送システムの一時的な補強など、総合的な体制を組みます。
ちょっとしたプロジェクトです。目標にちょっとばかり足りなかった決算前のカンフル剤的な効果は病みつきになります。
これは大企業さんの話です。当社とは内容も規模も無縁ですよね。
大企業さんの場合、特に限定品は、こうやって生産したものすべてを短期間に売り切ることが目標です。この場合、とくに「短期間」の部分が肝要です。つまり、長期化すればキャンペーン体制を維持していること自体が巨大なコストセンターなってきますので、一刻も早くキャンペーンをクローズ・解除して戦時体制を通常モードに戻したいのが企業人の本音です。
そこで、消費者のみなさんに急いでもらう必要があります。そのために「限定販売」や「数量限定」という「マジックワード」が乱発されます。「ソールドアウトが迫っています!」と言われればちょっと焦りますよね。人情ですから。
しかし、消費者も賢くなってきていますので「限定」と連呼されても動じない人が増えてきました。
本当によいことです。
一方、武蔵野ワークスの「限定販売」は大企業さんのそれとは、まったく内容が違います。特に「ローズの贈り物」は使用する原料が高価なこともあり「今回のキャンペーンでローズオイルを何グラム使用できるか?」という条件から生産数量が決定されます。今回は300本程度になります。
昨日「予約したい」という電話をいただきました。リピーターの方や常連さんではありません。お話を聞けばお友達からもらった冊子を見て気になっているのでぜひ欲しいとのことです。
「ローズの贈り物」は武蔵野ワークスの自信作です。が、私の推測では10人中、3人が「激しくスキ」で、3人が「まあまあスキ」で、3人が「別に・・・」、1人が「何、コレ!」です。いきなりフルボトルをお買いあげいただくにはリスクがあります。
まずはサンプルボトルで「ローズの贈り物」を試すことをオススメしましたが、その返事が意外でした。
「でも、なくなっちゃうでしょ!」
電話口で思わずニッコリしてしまいました。ありがとうございます。しかし、武蔵野ワークスは化粧品ブランドとしてはまだマイナーです。たかだか300本でも大丈夫、そう簡単に売り切れることはありませんのでご安心ください。私の予測では最低半月はあるでしょうし、例年ですと一ヶ月以上はあります。
お客さまの「なくなっちゃうでしょ」は、煽る売り方はしないと自負する当社としては、そういう印象を与えているのかもしれないと告知の仕方について見直しを考えさせられました。
また、香りについてですが、これほどローズオイルを本気で投入している製品は世界的にも希薄ですが、問題は本物のローズオイルを消費者の皆さんが好きかどうかは、また別問題ということです。
本物のローズオイル体験がない方の中には、本物のローズオイルに対して信じがたいような酷評(たとえば「血の匂い」「ビニールの匂い」など・・・おいおい・・・)を断罪される方もいて、それは仕方ないと考えています。
また、天然ローズオイルは強力なオイルでオリや白色生成物を生成するリスクをはらんでいます。界面活性剤を使用していませんので、小さな浮遊物が出たりしてちょっと見た目も悪くなる場合もあります。
よって、この製品がすべての方にご愛用いただけるかどうかは・・・やっぱり10人中、3人が「激スキ」で、3人が「スキ」で・・・3対3対3対1対程度になるのではないか、と考えています。
※なお、今回リリースする「ローズの贈り物」は2007年産ブルガリアローズオイルを使用します。2008年産のブルガリアローズは現在開花しはじめており、5月〜6月にかけて収穫され、収穫直後に蒸留作業に入ります。ブレンドなどの作業を経て、それら製品が市場に流通するのは早くて夏、一般には秋以降となります。
・ブルガリアローズ、2007年クロップの出来映えは?そして「ローズの贈り物」の行方は?
・ショッピングページ:フローラル・フォーシーズンズ「ローズの贈り物」
(2008-04-20)
うれしい。
ただし、予約はお受けておりません。ご了承下さい。
以前、予約制にしたとき、当社の事務作業上の不手際からちょっとばかり失敗して以来、「静かにスタート、静かに販売しよう」という考え方になりました。
みなさんは、メーカーサイドにとっての「予約販売」の意図はご存じですか?「予約数」は需要予測に利用されるケースが少なくありません。
キャンペーンの事前の周知を徹底するため、テレビ・雑誌などのマスメディア媒体に広告・告知が大量投下されます。最近は、インターネットでのアフィリエイトやSEO/SEM、大学生の口コミを利用したSNS系マーケティングも盛んだそうです(まあ、いろいろ出てきますね〜)。
そうやって予約を取り、予約状況に合わせて生産計画と販売体制のグレードを決定します。勝手な見込みで生産しないため、ムダなモノ作りのリスク軽減になる賢い方法です。
需要が強さに応じて、それなりの販売体制、つまり販売員の増員やコールセンター、サポートセンター、流通体制、・・・受注・配送システムの一時的な補強など、総合的な体制を組みます。
ちょっとしたプロジェクトです。目標にちょっとばかり足りなかった決算前のカンフル剤的な効果は病みつきになります。
これは大企業さんの話です。当社とは内容も規模も無縁ですよね。
大企業さんの場合、特に限定品は、こうやって生産したものすべてを短期間に売り切ることが目標です。この場合、とくに「短期間」の部分が肝要です。つまり、長期化すればキャンペーン体制を維持していること自体が巨大なコストセンターなってきますので、一刻も早くキャンペーンをクローズ・解除して戦時体制を通常モードに戻したいのが企業人の本音です。
そこで、消費者のみなさんに急いでもらう必要があります。そのために「限定販売」や「数量限定」という「マジックワード」が乱発されます。「ソールドアウトが迫っています!」と言われればちょっと焦りますよね。人情ですから。
しかし、消費者も賢くなってきていますので「限定」と連呼されても動じない人が増えてきました。
本当によいことです。
一方、武蔵野ワークスの「限定販売」は大企業さんのそれとは、まったく内容が違います。特に「ローズの贈り物」は使用する原料が高価なこともあり「今回のキャンペーンでローズオイルを何グラム使用できるか?」という条件から生産数量が決定されます。今回は300本程度になります。
昨日「予約したい」という電話をいただきました。リピーターの方や常連さんではありません。お話を聞けばお友達からもらった冊子を見て気になっているのでぜひ欲しいとのことです。
「ローズの贈り物」は武蔵野ワークスの自信作です。が、私の推測では10人中、3人が「激しくスキ」で、3人が「まあまあスキ」で、3人が「別に・・・」、1人が「何、コレ!」です。いきなりフルボトルをお買いあげいただくにはリスクがあります。
まずはサンプルボトルで「ローズの贈り物」を試すことをオススメしましたが、その返事が意外でした。
「でも、なくなっちゃうでしょ!」
電話口で思わずニッコリしてしまいました。ありがとうございます。しかし、武蔵野ワークスは化粧品ブランドとしてはまだマイナーです。たかだか300本でも大丈夫、そう簡単に売り切れることはありませんのでご安心ください。私の予測では最低半月はあるでしょうし、例年ですと一ヶ月以上はあります。
お客さまの「なくなっちゃうでしょ」は、煽る売り方はしないと自負する当社としては、そういう印象を与えているのかもしれないと告知の仕方について見直しを考えさせられました。
また、香りについてですが、これほどローズオイルを本気で投入している製品は世界的にも希薄ですが、問題は本物のローズオイルを消費者の皆さんが好きかどうかは、また別問題ということです。
本物のローズオイル体験がない方の中には、本物のローズオイルに対して信じがたいような酷評(たとえば「血の匂い」「ビニールの匂い」など・・・おいおい・・・)を断罪される方もいて、それは仕方ないと考えています。
また、天然ローズオイルは強力なオイルでオリや白色生成物を生成するリスクをはらんでいます。界面活性剤を使用していませんので、小さな浮遊物が出たりしてちょっと見た目も悪くなる場合もあります。
よって、この製品がすべての方にご愛用いただけるかどうかは・・・やっぱり10人中、3人が「激スキ」で、3人が「スキ」で・・・3対3対3対1対程度になるのではないか、と考えています。
※なお、今回リリースする「ローズの贈り物」は2007年産ブルガリアローズオイルを使用します。2008年産のブルガリアローズは現在開花しはじめており、5月〜6月にかけて収穫され、収穫直後に蒸留作業に入ります。ブレンドなどの作業を経て、それら製品が市場に流通するのは早くて夏、一般には秋以降となります。
・ブルガリアローズ、2007年クロップの出来映えは?そして「ローズの贈り物」の行方は?
・ショッピングページ:フローラル・フォーシーズンズ「ローズの贈り物」
(2008-04-20)
search

