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( 香水工場の )

香る生活


ローズマリーを収穫してきた
今年も試行錯誤・・ (2020/03/04)



七転八起のローズマリー・アイクリーム


「七転八起」(しちてんはっき)とは、何度失敗してもやり直すという意味。

ローズマリーアイクリームの試作は、今年3年目となった。

「七転八起」まで、まだまだ。

先日、福岡の実家に戻り、庭に咲いてるローズマリーを収穫してきた。

今年もこりずに作る。


( 収穫翌日、事務所に持ち帰ったローズマリー )


2種類のエキス


ローズマリーのエキスの抽出方法はいろいろある。

とくに現代では超音波や液体窒素、真空なんたらなどハイテク化が進んでいるが、家庭でもできるアルコール抽出とオリーブオイル抽出を試した。

アルコール抽出によるエキスは「チンキ」と呼ばれる。

英語では「チンクチュア」(tincture)。

オリーブオイル抽出でできたエキスは「浸出油」と呼ばれる。

英語での呼び名は知らないが、他人様のサイトを見ると、インフューズド・オイルとか、インフュージョン・オイルとか呼ばれているようだ。

通常、化粧品用のオリーブオイル(精製度が高い)を利用するが、ローズマリーを漬け込んだオリーブオイルは、料理にも使いたいので、スーパーで買ってきたオイルを利用した。


( 右側 → 95%エタノールによるエキス抽出・・チンキの製造 )



(2020-03-05)
( 香水工場の )

香る生活


ジンチョウゲ香る
今年もよい香り・・ (2020/03/04)


( 香りを漂わせるジンチョウゲの花。新型コロナでワサワサする世間とは無縁な佇まいが、いい感じ )


今年も咲いた


東京では、先週くらいから、風にジンチョウゲの花の香りが混じるようになった。

ツボミは、たまに観察していたので開花が近いことは知っていたが、やはり、鼻が一番最初に開花を知った。

上品で切ない香り。

素晴らしいの一言しか思いつかない。


今年のジンチョウゲは賑わいの中で


東京では、いろいろなお宅でこの花は植えられている。

だから、この季節、どこからともなく香るが、私の場合、近所の公園でジンチョウゲの香りを楽しんでいる。

本数は少ないが、あちこちに植えられており、公園全体で淡く漂っている。

今年は、コロナの影響で、数日前から、学校はどこも休校。

この公園にも多くの小中学生がボール遊びなどしている姿が目立つ。早々に春休みのような喧騒がこだましている。


今年、白い花に変化したジンチョウゲ


こちらのジンチョウゲは、私の通勤の道端に咲くもの。


( 今朝の通勤時に撮影。去年まで紫の花だったのに・・ )

朝の通勤時に目に入るので、この時期は毎年、この花を横目で追いながら通り過ぎる。

今年、咲きだして驚かされたことは、今年「白い花」に変化していたこと。

昨年まで紫色だった。

ジンチョウゲの花の色は、DNA由来ではないのか、環境などで変化するのかな?

ジンチョウゲの白化現象は、数年前から気になっていた。

以前も、たまに白いジンチョウゲの花があることは知っていたが、珍しかった。


( こちらは紫の花だが、白色部分の比率がどかこ高くなってきてる気が・・ )

しかし、今では逆転しそうな気配である。

ジンチョウゲだけの減少ではない、たとえば、彼岸花。

こちらも秋になれば、東京でも、民家の軒先や畑の端、水辺など、いたるところで線香花火のような可憐な花をつける。

東京の彼岸花はここ数年で白色化した花が急増している。

みなさんのお住いの地域ではどうだろうか?

サクラの花も、ピンク色は薄くなり白い色に近くなったサクラも多くなったといういう人がいる。事実かどうかわからないが。

酸性雨が原因か? 温暖化? よくわからない。

一般に、白い花の植物は、強烈な色素がある花の植物と比較して生命力が弱いという人もいる。

ちょっと心配だ。


(2020-03-04)
( 香水工場の )

香る生活


限定ローズジェルのできばえ
※限定復刻ローズジェルの販売は、すべて終了しました (3月1日)

できばえレビュー・・ (2020/02/13)


( 輝く白さですが、実は半透明 )


限定復刻ローズジェル


この記事は限定ローズジェルの販売開始2月1日前に投稿しようと考えていたもの。

購入を検討されるお客様の参考になればと思いつつ、いまごろアップで本当に申し訳なく。

今回の復刻は、わずか300個。

こういう製品の製造って、ある程度、バルクがあった方が、各成分の配合誤差が少なく、安定した品質になりやすい。

なので、300個という超小ロット生産には、ちょっとだけ心配していましたが、うーん、なかなかよいできばえです。

以前と同じクオリティ。


テクスチャーは?


まずはスパチュラでかき回して、練り加減と弾力性を見ます、ちょうどよい力加減。

容器内のクリームは輝く白さですが、少しだけ指に取ったとき、半透明に見えることが理想ですが、まずまずの透明感。

指先にちょいと付けて、肌に乗せると、すぐになじんで、お肌はスベスベになります。

ここも合格ですかね。

これなら、安心してお出しできます。


香りは?


今回使用したローズオイルは、2016年のブルガリア産。

ここ数年では当たり年とはいえないので、パワーは今ひとつですが、マイルドさが使いやすい。

ローズオイルのグリーン感は強くありません。

グリーン感 (青臭いと感じる香り) が苦手な方には使いやすいと思います。

反面、ローズオイルのワイルドなパワー全開!が好みの方には、最高なできばえとは言えないかもしれません。


お客様コメント


ご注文時のコメントで、ありがたいコメント:


(コメント) ローズジェル限定復活の機会に行き会えてラッキーでした!生産終了時まとめ買いした残りも少なくなり、かといってこれほど偏愛できる製品も見つからず。これでまた少しは長らえます。



(コメント) たまにでいいので、こういう復刻イベント、定期的にやって下さい。



もう少し残っています


2月1日、お一人様2個までの限定で販売開始しました。

本日2月13日の時点で、あと数十個残っています。

もうしばらく販売継続できそうです。


※限定復刻ローズジェルの販売は、すべて終了しました (3月1日)

ローズジェル販売ページ
限定ローズジェルのできばえ (2020/02/13)
ローズジェル復刻の続報 (2020/01/05)
ローズジェル、復刻300個 (2019/12/14)


(2020-02-13)
( 香水工場の )

香る生活


2月の香りの花(?)・ジンチョウゲ
ジンチョウゲ(沈丁花)のつぼみ膨らむ・・ (2020/02/12)

ジンチョウゲの花( 今にも咲き出しそうな膨らみ、今朝公園で撮影 )


本当は3月の花


なので、来月もう一度、投稿します。

春の代表的な花、ジンチョウゲは、香りも春を代表する香り。

海外では3月は普通に楽しい春、だが、日本の3月は、卒業式やお別れシーズン。

ジンチョウゲの花の香りは、なんとなくそれらとリンクしがちで「切ない香り」かな。

知らぬ間に巨大化したジンチョウゲのつぼみを公園で発見したので、披露します。


沈丁花キャンペーン、今年も


今年も開催することになりました。

沈丁花(ジンチョウゲ)香水キャンペーン
( ※去年の写真を使い回し → フルボトルのリボンは現在、革製のスカーフになっています )

沈丁花フルボトル(25mL) をお買い上げの お買い物ごとに1本、「練り香水(ねりこ) 沈丁花」をプレゼントいたします。

【キャンペーン概要】
・対象商品:沈丁花フルボトル(25mL)が含まれるお買い物
・プレゼント:練り香水(ねりこ) 沈丁花
・キャンペーン期間:2020年3月1 - 3月14


※プレゼントは、お買い物ごとです。沈丁花フルボトル2本以上でもプレゼントは1本
※プレゼント在庫切れの場合は途中終了(ただし、例年の売上から判断して数量に余裕あり)
※ご注文日時がこの期間中のご注文が対象
※本キャンペーンは、当社サイトでのご注文のみが対象です




(2020-02-13)
( 香水工場の )

香る生活


2月の香りの花・菜の花
病み付きになる菜の花の香り・・ (2020/02/12)

白梅の花
( 菜の花、うーん、香りが春! 東京小平市「多摩湖自転車道路」で撮影 )


菜の花の香りの魅力とは?


世の中、広いもので、菜の花の香りに癒やされる人間ってのもいる。

私もその一人。

社内の新作開発ミーティングで、Eau de Parfum "Nanohana" を提案した時期が過去あった。

なんというか、あの香り、蜂蜜とおしっこを混ぜて温めたような、甘美で恍惚とした香り、とでも言おう。

健康的なセクシーさを感じるのだ。

すばらしいの一言である。


菜の花の香水は、作れない


まあ、しかし、買う人はいないだろうというマーケティング的な問題がある。

それに、あの幸福感を伴う香り自体が作れない。

香水は、あくまでも冷たい冷気の中から立ち上るものなので。

菜の花の香りは、春の陽気と、活発に飛び回るミツバチの羽音まで含めた天国のような幸福感があっての魅力のように思う。

香水での再現は、どこまでもムリだろう。

「菜の花の香水、作って!」といった要望や質問はたまに来る、そして「検討します」とそっけない返事しかできない。

内心、私も欲しいんだな。


(2020-02-13)
( 香水工場の )

香る生活


2月の香りの花・ハクバイ
ハクバイ(白梅)の香りが漂う、日本的ななつかしさ・・ (2020/02/12)

白梅の花
( 白梅の季節、風がない穏やかな日に香りやすい、今朝公園で撮影 )


咲き始めたウメの花


当社の近所でも、白梅の花がいたるところで咲き始めました。

咲き始めると、真冬のピークが過ぎて行く感じ、春が近づく季節感がいい感じです。

普通は、見て楽しむ花ながら、意外にも香りが!

淡くて薄いが、確かにある。

お天気がよく、風がない日、梅の樹の下に立ってみて下さい。

フローラルな香りが、ジワーッと降りてきませんか?

フローラルとフルーティーを混ぜたような甘さ、だけど、ジャスミンのような明確な甘さではなく、実に奥ゆかしい。


どんな香り?と聞かれても答えにくい香り


白梅の花の香りは、どんな香り?と聞かれると、どうにも表現できなくて、悶絶しそうになる。

ひたすら奥ゆかしい。

白梅の原産地は中国ながら、その香りの奥ゆかしいさは、とっても日本的なイメージだと思う。


中国でも人気の「白梅」


中国の人々の梅の花への愛着は、日本人に負けず劣らず人気。

そして、オードパルファン「白梅」も中国で人気があるようだ。

香水は、海外輸出が禁じられいるので、直接発送することはない。

しかし、日本に旅行中の中国の方々からよくご注文いただく一品となっている。

白梅の原産国の人々に愛されるとは、光栄なことだと感謝している。


(2020-02-13)
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