香水Bizブログ

日本の香水メーカー武蔵野ワークス
香水創りのブログ (誤字脱字多し、気になる方は近づかないで欲しい)

グリーンローズ、リニューアル
フローラル・フォーシーズンズでは、さまざまなバラの香りが準備されています。

フローラル・フォーシーズンズ「グリーンローズ」は、そのローズグループの一つですが、穏やかな香り立ちがリラックスできるという方が多く、「お気に入り」や「定番」のマイフレグランスとしてお使いいただいている方も少なくありません。

先日、お客さまより電話がありました。伊勢丹新宿店の売場からです。フローラル・フォーシーズンズの棚の前から電話されているようです。

「グリーンローズがないのですが、どうなったんでしょうか?」

お聞きすれば、グリーンローズを「定番マイフレグランス」にしていただいているようで、なくなると伊勢丹新宿店まで足を運んでいただき購入いただいているお客さまでした。

しかし、グリーンローズは一部の香料が入手不可となり、その電話は数ヶ月間休止中の真っ只中で、事情をお伝えすると、「そういうことならまた後日来てみます、仕事の合間にこれますので」という言葉を残して電話は切れました。

通販の場合は、過去にフローラル・フォーシーズンズをご利用いただいている「リピーター」さんであればある程度データがありますが、店頭のお客さまは、お名前も過去のご購入履歴も不明で、けっきょくどなかたかもわからず、いつリリースできるかおしらせできないまま電話が切れたのは残念でした。

可能性は薄いのですが、万一このブログをお読みであれば、この場を借りてグリーンローズがリニューアルしたことをお知らせいたします。まさに、ひそかに休止し、ひそかにリニューアルという形になりました。

香り処方の内容は、ほとんど変更せずに済みましたが、天然グレープフルーツと天然レモンの濃度が上がっています(ローズなのにレモンやグレープフルーツ使うの?という方もおられるかも知れません。そうなんです)。

その微かな違いがわかる方は、かなりのグリーンローズファンか、鼻が相当効く方と思います。

一般的には以前のグリーンローズと新グリーンローズでは同じ香りに感じられますので、派手に「リニューアル」であることは周知しておりません。グリーンローズ本来の特徴である穏やかさは今まで通りです。今回のグリーンローズもお気に召す香りであることを祈ります。

グリーンローズ



「くちなし」も販売休止中ですが、再開日程が決まりました。現状5月19日を予定しております。
(2008-05-14)
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仏様にも香水
お香を焚くのだから、香水もアリかもしれません。日本では、確かお地蔵様に水を掛ける行為は見受けられますが、香水はどうでしょうか?

きょうは韓国ソウルのお寺で仏様に香水をかける儀式をご紹介します。

Pouring Perfume on the Buddha

ソウルにある「Jogye Temple」(注:曹溪宗という宗派の有名なお寺らしいです。曹渓寺?)では、ブッダの誕生日を祝して、仏様に香水を掛ける行事を行いました。これは仏教徒の徳を讃え、現世の迷いを流し落とすための儀式です。

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To mark Buddha’s Birthday Monday, people at Jogye Temple in Seoul pour perfume on a Buddha statue yesterday. The ritual symbolizes the praising of Buddhist virtues and cleansing the mundane world of dirt.
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(2008-05-12)
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香水、日本の市場規模(2008年)

(追加)2012年の日本の香水市場


本記事は、2008年のものです。2012年の動向はこちら → 香水を作りたがらない日本の化粧品会社


市場規模の定義


私たちが普段口にする「市場規模」という言葉は、だいたい定義が曖昧です。

代理店・ディストリビューター向けの卸価格なのか、コンシューマ向けの価格なのか、コンシューマ向け価格なら定価なのか、実売価格なのか、いろいろ調査の仕方で市場規模は上下しますし、派生商品をどこまでで区切るかも悩ましい。

同じ市場でも違う担当者が計測すると、簡単に数字がぶれます。どうかすると2倍になったり。ベンチャー企業の事業計画書に書かれる非現実的に強気の販売予測のように凄い数字になったり。


日本の香水市場規模500億円


個人的にはこのように考えています。日本の香水の市場規模はズバリ500億円。エンドユーザーが消費する日本市場全体の実勢市場規模です。化粧品全体が1兆5千億円(日本の化粧品会社工場出荷額の総額)。

正確な数字がないので誰も確証がもてないのですが、私が知っている範囲では、化粧品業界では、この程度の数字を信じている人が多いようです。

ある調査会社さんから、国内化粧品市場の調査結果がでましたのでご紹介します。

富士経済、国内化粧品市場の調査

緩やかな下り坂を描く香水市場


それによるとフレグランスの市場規模は「2007年が363億円に達し2008年が339億円(前年比93.4%)」だそうです。つまり、富士経済さんによれば国内の香水市場規模は350億円前後で、今年は前年比マイナス10%とのことです。

厳しいですね。

大きな勢力である並行輸入の香水商品が含まれていない点は、少し注意がいるかも。コンシューマーに出回る実勢規模と少しズレた印象があるかもしれません。

前年比-10%は、香水市場が全体的な傾向として若干縮小気味といった私の印象とも重なります。

しかし、市場の中身は違っています。伸びるところは伸びており、ブランド間やメーカー間で2極化が進行している印象を受けています。

なお、富士経済さんが定義する「フレグランス」に含まれるアイテムは、「パルファン、オードパルファン、オードトワレ、オーデコロン、フレッシュコロン、ノンアルコールフレグランス、メンズフレグランス」の7品目です。

本日のブログでは「香水」と「フレグランス」は同じ意味で使用しています。法的・市場的には「雑貨」に分類されるアロマ関連商品は、当然のことながらフレグランスには含まれませんので妥当な分け方ですが、練り香水は、やはりフレグランスに分類いただければありがたいところです。

---------------(引用)----------------
フレグランス市場は、2007年が363億円に達し2008年が339億円(前年比93.4%)になる見通しだ。

 外資系ブランドについては日本国内法人、総代理店契約業者を介した実績のみを対象としており、並行輸入商品の実績は含まない。また身体に使用する液体の製品を対象としており、アロマオイル/練り香水/髪用フレグランスは市場規模に含めていない。01年の規制緩和による並行輸入品の急増により、市場は縮小しているが、輸入香水卸やプレステージブランド(主に百貨店で販売されている海外ブランド(シャネル、ディオール、ゲラン等))を中心に新商品や限定品を積極的に投入され、また10代女性をコアターゲットとしたオリジナルブランドの展開などによる国内系新興フレグランスメーカーが健闘することで市場は微減に留まっている。

 このような市場環境の中、「ザ・ボディショップ」を展開するイオンフォレストやロクシタンジャポンといったライフスタイル提案型ブランドがボディケアユーザーを取り込み好調に推移していることに加え、07年は「アックス」(ユニリーバ・ジャパン)が“女性にモテる香り”という訴求ポイントのもと、積極的な広告宣伝活動で若年男性のエントリーユーザーを獲得したことで市場は拡大した。トップシェアのブルーベル・ジャパンも毎年新商品や限定品、限定コフレ(クリスマス、バレンタイン等のイベントごとに発売する化粧品などの詰め合わせキット)の投入に加え、データベース化した顧客情報を活用した顧客の育成やアパレルブティックとの協力体制を強化することで実績の維持を図り、並行輸入品との差別化を図っている。しかし、並行輸入品への需要シフトによる縮小傾向が続き、資生堂を始めとした制度品メーカーがフレグランスへの注力度を低下していることで、今後も市場の回復は難しい状況が続くと見られ、08年は前年比93.4%の339億円が見込まれる。
---------------(引用)----------------
(2008-05-11)
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お線香の香りを楽しむ
先日、高尾山に登りました。

高尾山は、都心から1時間で行ける東京のハイキングコースです。山中には滝があって修験道の霊場があるようにもともと霊験あらたかな山でした。高尾山は霊山と呼でよいかもしれませんが、現在では、麓まで鉄道が整備され、ケーブルカーやリフトがあり、ハイカーたちが縦横無尽に山中を闊歩していますので、かなりにぎやかです。

山中の薬王院は、休日ともなれば参拝客で大にぎわいです。聞こえてくる話し声は、英語、韓国語、中国語、フランス語、インド系英語、北欧系言語・・・ここも今では人種と民族のルツボ状態となっています。

ところで薬王院では、本堂周辺では参拝客が焚くお線香の匂いが充満しています。

この商売に入る前は、お線香は私にとってたんなる白くてモクモクしたもの。仏事の儀式としか認識がなかったのですが、香水ビジネスにかかわるようになってお線香のありがたさがわかるようになりました。

お寺に行く機会があれば、そこで焚かれている線香の香りをしばらくじっと嗅いでいます。気持ちを集中してじっと嗅いでいる時間は、周囲が無音に感じられ、自分自身の気持ちも落ち着くようです。

いろいろなお寺で線香の匂いを嗅いでいると、お寺ごとに様々な線香があることがわかります。そして、この香りにはまっていく人々がいることも理解できるようになりました。

それまで、貴族にしか許されなかった香道の楽しみが、江戸時代、仏事という行事を通してであれ、お線香という形で一般民衆の習慣として定着したことを考えると日本の香り文化の高さが伺い知れます。

その香りは、サンダルウッド(白檀)、沈香、伽羅といった香木(香りを発する樹木類)を中心としたもので、香水の原料としても使用可能なものばかりです。ヨーロッパ生まれの香水は、香水の原料としての香木類を最上の状態で配合する手法をまだ修得できていないかもしれないと最近感じています。

「インセンス」という呼び名で世界中に広がるお香は、その人気とともに、香水メーカーにとっても一段と大切なテーマになっていくと予想しています。

ピーチやレモンといったわかりやすい香りから、サンダルウッド(白檀)・沈香・伽羅といった深みにはまり込みそうな香りまで多様性があってこそ香り文化もさらに前進できます。

ところで、京都にお香の老舗として有名な「松栄堂」という、お香専門メーカーがあります。ブランドさんにふさわしく、メーカーでありながら直営店を展開されています。

松栄堂12代目、代表の畑社長にお話を伺ったことがあります(その内容は、次回『香る生活』でご紹介予定です)。香りに対する感性や考え方は、パフューマーさんと話している錯覚を覚えます。

畑社長は、イベントやセミナーなどを通して、お香や香りの楽しみ方を発信する活動も熱心な方です。畑社長のセミナー風景をご紹介してきょうのブログを閉めたいと思います。

周囲への「香害」要注意、上手に香りをまとうための3カ条

第1条:感じ方は人それぞれ。聞香に息づく「奥ゆかしさ」を意識せよ
第2条:「香害」に注意! 嗅覚は鈍磨するものと認識せよ
第3条:最高の香りは、特別なときのみと心得えよ
(2008-05-10)
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遺失物体験記
情けない話ですが、私は電車にモノを忘れがちです。

小さな切符などは要注意で、普段はそれを入れるポケットまで決めていますが、それすら守れずに到着駅の改札前でズボン・上着・シャツの左右上下、カバンの中を手探るという仕草を一通りやることも。

一昨日、例によって定期入れごと電車の中で落としました。ポケットからこぼれ落ちたのではないかと思います。

また、やってしまいました。



思い返してみれば、電車ではいろいろなくしてきました・・・

一番高価なものはコンピュータボードです。社会人なりたの頃、コンピュータ会社で働いていましたが、壊れた大型コンピュータのボードを都内のパーツセンターからハンドキャリーするよう頼まれました。

通常は専用の配送車を使用しますが、何か事情があったのか私が山手線で運ぶ役割を先輩から言いつけられました。

ところが、その頃、私はまだ大学出たての気楽で、注意力散漫な男でした。私はそのボードをなんと車内の網棚の上に置きました。そして、そのまま置き忘れて現場へ。

何のために現場に舞い戻ってきたのかわかりません。そのボードは大型コンピュータ用のもので300万円という値段も痛手ですが、問題は、そのボードは日本に残っている最後の一枚で、あとはアメリカにしかないという代物。

すぐに捜索をはじめましたが、どこの駅にもそれらしきものは届けられていないため誰かに持ち去られたか、または売れ残った回転寿司のようにグルグル山手線を回っている可能性があります。

私が乗った車両が次に戻ってくる最短の駅を割り出して迎え撃ちにでかけると、網棚の上で放置されているボードを発見、無事に確保することができました。

あせりました。




(2008-05-09)
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異臭騒ぎ、焼きモノも恐る恐る
ある新興宗教団体が起こしたサリン事件以来、異臭に敏感になった日本の社会に最近では硫化水素による自殺事件が増え、またまた異臭や刺激臭に敏感にならざるを得ません。

異臭や刺激臭は場所の特定もままならず、状況もわかりにくいため不安を煽ります。「異臭」と通報があれば、昔は「誰かが何か焼いているんだろ」で済んでいましたが、最近では化学機動車の出動です。

数年前、新宿で起きた異臭騒ぎでは多数の救急車、消防車、化学機動車が緊急出動、都内全域に警戒態勢が敷かれるという対テロ犯罪並の緊急体制でした。

原因はとある雑居ビルの一室で焚かれた煙状ゴキブリ殺虫剤。事情を知る人がそのまま帰宅していたので、事件全容解明を複雑にしました。

この異臭騒ぎをあえてコスト計算すれば1千万円程度が国税からムダに消費されたかもしれません。

数日前も朝日新聞に小さな異臭騒ぎが載りました。

異臭騒ぎの原因は…春の香り?

異臭の通報があり「熊本北署や同市消防局の救急車など6台が出動。(中略) マンションではタケノコを炊く世帯もあり・・・」

原因はタケノコだったそうで、タケノコ程度で出動せざるをえない状況も痛々しい限りです。

サンマを焼くときの香ばしい香りを日本人なら嫌いと感じる人は、超例外的と思いますが、外国人は一般に嫌いなようです。

そもそも何の匂いかわからないので、これも異臭騒ぎの原因になりかねません。お隣は外国人という地域も増えてきましたから注意が必要です。

同じ日本人でさえ、慣れない食材を焼くときは注意が必要です。

伊豆諸島名産のクサヤ。これは一度虜になると臭くても臭くても食べずに入れない発酵食品ですが、クサヤファンも注意がいる時代です。

クサヤをあぶっていたら「近所で死体を焼いているヤツがいる!」と通報されたという笑えるウワサは、実話だとしても全然おかしくありません。

(2008-05-06)
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