( 香水工場の )
香る生活
年ごとに変化するローズオイルの香り
香りのブレを少なくするためのブレンド
私のような平均的な鼻の持ち主だとその差はあまり感じませんが、当社のお客様は違いがわかる方が多い。
初期の「ローズ・エッセンス コンシンのジェル」は、その年のブルガリアンローズで作ることを標榜しておりました。しかし、ダマスクローズの出来映えは毎年異なります。天然だから当然です。
ブルガリア最大のローズオイル供給組織であるブルガリアバラ研究所では香りのブレを少なくするためブルガリア中のオイルを集めてブレンドを行い出荷しています。
それでもブレはありますし、まして、個別の蒸留所さんから購入するとブレも大きくなります。
ブレを少なくするには、何年分かを保存し自社でブレンドすることです。
銀行の金庫で保管されるローズオイル?
ローズオイルは変質しないことが有名で正しく保管すれば数年程度は問題ありません。
一説に100年変化しないという人もいますし、ブルガリアでは資産的な価値が認められているため、銀行に担保や資産として何年も金庫保管されていたりします。
香りのブレも楽しむ
当初掲げた「その年のブルガリアンローズだけで作る」は香りのブレが大きく、昨年ついに断念することになりました。代わりに過去数年のブレンドオイルを使用する方針に変更しました。
まだ1年目でローズオイルの安定したブレンドを確保できない状況ですが、時間とともに香りは今よりは安定していくと思われます。
多少の香りのブレも生産地の事情を知ることになり、さらに畑に咲いていたバラの姿を空想しながら香りを確かめるのも、ローズオイルのまた違った楽しみ方です。ワイン通が生産年のブドウをウンヌンする姿に近いでしょうか。
コンシンのジェルのローズオイル
現在販売中の「コンシンのジェル」は、100mlコンテナとその他(アルミパウチ、チューブ)で使用しているローズオイルは、どちらもブルガリアンローズ(ダマスクローズ)ですが、下記のような違いがあります:
・100mlコンテナ->2009年産(2009年産のローズオイルは香りがパワフルで力強い香り)
・その他(アルミパウチ、チューブ)->過去数年のブレンドオイル(マイルドな香り立ち)
コンシンのジェルをご検討いただいている方は、好みの違いでお選びください。
ローズオイルの香りは年ごとに変化する、それも魅力
敬虔な気持ちになれるローズオイルの香り
(2011-12-19)
( 香水工場の )
香る生活
ジャズ風クリスマスソングは大人の香り
しんしんと底冷えする季節になりました。いかがお過ごしでしょうか?
今年の東京は紅葉が比較的長く持ち、目を楽しませてくれましたが、さすがに裸木が目立つようになりました。
こうなるともう気分はクリスマスですね。
この時期になると、例年、商店街はクリスマスソングの波状攻撃で、通り過ぎるだけでクリスマスソングのメロディが頭の中で鳴るのですが、今年はどうも派手にクリスマスソングをかけているショップさんは少ない気がしています。
これも震災に続く自粛の影響かもしれません。
賛否あると思いますが、脳天気一色のクリスマスソング攻撃から解放されて、ちょっと大人のクリスマスになった印象があり、個人的には好きですね。明るさを落としたやや暗い照明とともに落ち着いた雰囲気がよい案配です。
昨日買い物した近所のスーパーでは、ジャズ風アレンジのクリスマスソングが流れておりました。
年末の喧噪と生活感あふれる雑踏の中で、クールで、しゃれたクリスマスソング。ハクサイ片手に思わず聞き惚れてしまいました。
(2011-12-18)
今年の東京は紅葉が比較的長く持ち、目を楽しませてくれましたが、さすがに裸木が目立つようになりました。
こうなるともう気分はクリスマスですね。
この時期になると、例年、商店街はクリスマスソングの波状攻撃で、通り過ぎるだけでクリスマスソングのメロディが頭の中で鳴るのですが、今年はどうも派手にクリスマスソングをかけているショップさんは少ない気がしています。
これも震災に続く自粛の影響かもしれません。
賛否あると思いますが、脳天気一色のクリスマスソング攻撃から解放されて、ちょっと大人のクリスマスになった印象があり、個人的には好きですね。明るさを落としたやや暗い照明とともに落ち着いた雰囲気がよい案配です。
昨日買い物した近所のスーパーでは、ジャズ風アレンジのクリスマスソングが流れておりました。
年末の喧噪と生活感あふれる雑踏の中で、クールで、しゃれたクリスマスソング。ハクサイ片手に思わず聞き惚れてしまいました。
(2011-12-18)
( 香水工場の )
香る生活
香水の日持ちはどれくらい?
(2011/12/08)
本日いただいたご質問は、これ。
「香水の日持ちはどれくらいでしょうか?」
現在リリース中の「サンタの贈り物」をお気に召していただき、期間中にまとめ買いご検討されているお客様。
私がズバリ、おこたえします。
「香水は、防腐剤や保存剤など使用していませんが、常温保管でも数年間は大丈夫です。法的には、未開封で3年間以上、問題なく保管できることを想定して製造しています」
ここからは、当社製品に限らず香水一般のお話です。香水は腐敗や劣化する確率が非常に低い製品です。香水たるもの、通常未開封で数年はOKです。
では開封後は?・・・というご質問も当然でると思います。
開封後は、個人それぞれに使い方が違いますので(中には想定外の使い方の方も)、一律決めにくい事情があり「何年」や「いついつまで」という切り方をしないのは、他の化粧品と同じです。
しかし、一般的なご使用方法・ご使用環境なら、開封後もそれなりに丈夫なものがほとんど、場合によって10年やそれ以上という事例もあります。
そんなわけでワイン同様、香水は消費期限を明記しません。
消費期限が明記されない理由は、いろいろあるでしょうが、本当のところ香水は「いつまで使えるかわからない」という事情も大きいでしょう。
香水も消費期限を明記してほしいというリクエストもあるでしょう。
しかし、逆に消費期限を切って、まだ安全に使えるのに廃棄されるのも悲しいものです。使えるものは使うという発想が、現在のエコ的な発想にかなうと思いますが、みなさんはどう感じられるでしょうか?
商業的には、消費期限を切ってどんどん廃棄・買い換えいただくのも景気浮揚、世の中の経済を回すために悪い話ではありません。
食品の厳しい消費期限は、食の安全性対策ですが、大義名分の部分もあって、ホンネの部分では、経済を回すための人為的かつ政治的な政策という部分もあるのではないでしょうか。
究極のマーケティングにも見えます。それも正論なので消費期限問題は深く複雑です。
香水は、このように、香水そのもの悪くなるケースは多くありません。
むしろ、スプレー部分のプラや金属が痛むことやごく微量の揮発で内容量が減少する事例の方が多いかもしれません。
あるいは、香水メーカー泣かせですが、オリです。
製造後、時間の経過に伴い、溶けていた香料成分が再生成され異物として出てくる現象です。オリは香水の品質にはだいたい問題ありません。
しかし、見た目がアレですので、不良品扱いになりがち。
天然香料を使うほど、このリスクは高くなる傾向にあります。
武蔵野ワークスでは「オリも天然の一部」となるべく受け入れてもらえるようにお願いしきりといった状況です。
現在販売中の期間限定「ローズの贈り物」はローズオイルが濃いだけに、オリオリのリスクを抱えています。
(2011-12-08)
香水のまとめ買い、香水は悪くならない?
本日いただいたご質問は、これ。
「香水の日持ちはどれくらいでしょうか?」
現在リリース中の「サンタの贈り物」をお気に召していただき、期間中にまとめ買いご検討されているお客様。
私がズバリ、おこたえします。
「香水は、防腐剤や保存剤など使用していませんが、常温保管でも数年間は大丈夫です。法的には、未開封で3年間以上、問題なく保管できることを想定して製造しています」
ワイン同様、消費期限が明記されない香水
ここからは、当社製品に限らず香水一般のお話です。香水は腐敗や劣化する確率が非常に低い製品です。香水たるもの、通常未開封で数年はOKです。
では開封後は?・・・というご質問も当然でると思います。
開封後は、個人それぞれに使い方が違いますので(中には想定外の使い方の方も)、一律決めにくい事情があり「何年」や「いついつまで」という切り方をしないのは、他の化粧品と同じです。
しかし、一般的なご使用方法・ご使用環境なら、開封後もそれなりに丈夫なものがほとんど、場合によって10年やそれ以上という事例もあります。
そんなわけでワイン同様、香水は消費期限を明記しません。
消費期限が明記されない理由は、いろいろあるでしょうが、本当のところ香水は「いつまで使えるかわからない」という事情も大きいでしょう。
消費期限の両面
香水も消費期限を明記してほしいというリクエストもあるでしょう。
しかし、逆に消費期限を切って、まだ安全に使えるのに廃棄されるのも悲しいものです。使えるものは使うという発想が、現在のエコ的な発想にかなうと思いますが、みなさんはどう感じられるでしょうか?
商業的には、消費期限を切ってどんどん廃棄・買い換えいただくのも景気浮揚、世の中の経済を回すために悪い話ではありません。
食品の厳しい消費期限は、食の安全性対策ですが、大義名分の部分もあって、ホンネの部分では、経済を回すための人為的かつ政治的な政策という部分もあるのではないでしょうか。
究極のマーケティングにも見えます。それも正論なので消費期限問題は深く複雑です。
香水が傷みやすい部分
香水は、このように、香水そのもの悪くなるケースは多くありません。
むしろ、スプレー部分のプラや金属が痛むことやごく微量の揮発で内容量が減少する事例の方が多いかもしれません。
あるいは、香水メーカー泣かせですが、オリです。
製造後、時間の経過に伴い、溶けていた香料成分が再生成され異物として出てくる現象です。オリは香水の品質にはだいたい問題ありません。
しかし、見た目がアレですので、不良品扱いになりがち。
天然香料を使うほど、このリスクは高くなる傾向にあります。
武蔵野ワークスでは「オリも天然の一部」となるべく受け入れてもらえるようにお願いしきりといった状況です。
現在販売中の期間限定「ローズの贈り物」はローズオイルが濃いだけに、オリオリのリスクを抱えています。
(2011-12-08)
( 香水工場の )
香る生活
Twitterどうする?
こんにちは。怒濤の12月突入ですね。師走。一番好きな月です。
さて、きょうはちょっとまじめなビジネストークです。
私は会社のTwitter担当もやっています。というか他に興味あるスタッフはあまりおらず、やるしかないです。
しかし、個人のつぶやきでなく会社のツイート。何をどう発信すればよいか、という問題は、ちょっとわかりにくい。もちろん香水のツイート、でも広告ツイートなどになったら興ざめですし。
数年前、法人向けにビジネスでのTwitterの利用方法というセミナーが盛んに行われていました。趣旨はTwitterを利用して企業イメージを上げ売上を伸ばそうというもの。
セミナーの類には参加しませんでしたが、コンサルタントのブログなど読むと「今時、Twitterをしない企業は時代遅れ」なんて脅迫している方もおられましたね。
変な話ですが、NHKさんや日経さんあたりが騒ぎ出すと、ニッポン企業はいっせいに波乗りです。横一列、全員サーフボードを担いで波に突進!ああ、これがブームなんだな、と実感しました。
多くの企業はTwitterの利用方法を掛け違えていると感じています。もちろん、当社は掛け違えているどころか、スタートラインにも立っていない感じです。
武蔵野ワークスは、半年くらい前に静かに参入し静かにつぶやいています。フォロワーは現在250人。平均的企業ならフォロワーの数でTwitter担当者の評価が決まるでしょう。
はっきり言って負け組ですが、フォロワーは今後おだやかに増えるでしょう。
問題はフォローの方です。フォロワーの方々に対してフォローをどうするかまだポリシー不足です。乱心中。
Twitterをはじめて、驚きだったことは、5人程度フォローした時点でタイムラインが埋め尽くされたこと。
「これは読めない」と観念しました。
まじめに読もうとしたら、10人くらいですでにアウト。
知っている人のつぶやきは多少、背景も察しがつきますが、知らない人は、意味不明のつぶやきも多いです。しかも、考える間もなく、どんどん新つぶやきがはいってきます。
これが私のTwitter体験です。まるでカチカチと音がするように入電するTwitterは、ついていけずに、旧人類になった印象を受けたものです。
1000人くらいフォローしている人はどうしているのか、と感じたものです。
単純に考えるととても読めないですから、タイムラインに着いては消えていく「つぶやき」を川の流れのように流している感じなんでしょうか。
「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・」
旧人類は、この情報量に対して、適応性が若干弱い。
ここがオジサンたちにとってTwitterをわりにくくしている原因と思われます(逆にこういうわかりにくいものをTwitter社はよく世界展開できたなとビジネス的な関心が湧きます)。
Twitter愛用者に聞くと、やはり他人のつぶやきは「読む」より「流す」感覚で、その割に必要というか興味ある情報には案外きちんと接触できているようです。
新人類ですね。
新しい情報がシャワーのように入ってきて脳を軽く刺激し続ける感覚は、お酒やタバコ、もっといえば麻薬にも似ています。
一種の「情報中毒」のイメージだろうかとも自問自答。「中毒」というコトバを使いましたが、それは必ずしも悪い意味ではありません。
新人類は情報中毒かも。
多様な人々の雑多なつぶやきの中で、ときとして現れる共通した話題は、ブームを起こすパワー。
マーケティング業界の関係者が熱い視線でTwitterを見る理由も体験できました。2011年のジャスミン革命やエジプトの民主化運動で実証されたように、ときとして国家を揺るがすほどのパワー。
Twitterは、もう少し本格的に活動を強化したいと考えるこの頃です。
最後の一句:
「絶え間なく、流れ続けよ、Twitter!」
(2011-12-01)
さて、きょうはちょっとまじめなビジネストークです。
香水のTwitter担
私は会社のTwitter担当もやっています。というか他に興味あるスタッフはあまりおらず、やるしかないです。
しかし、個人のつぶやきでなく会社のツイート。何をどう発信すればよいか、という問題は、ちょっとわかりにくい。もちろん香水のツイート、でも広告ツイートなどになったら興ざめですし。
多くの企業はTwitterの利用方法を掛け違えている
数年前、法人向けにビジネスでのTwitterの利用方法というセミナーが盛んに行われていました。趣旨はTwitterを利用して企業イメージを上げ売上を伸ばそうというもの。
セミナーの類には参加しませんでしたが、コンサルタントのブログなど読むと「今時、Twitterをしない企業は時代遅れ」なんて脅迫している方もおられましたね。
変な話ですが、NHKさんや日経さんあたりが騒ぎ出すと、ニッポン企業はいっせいに波乗りです。横一列、全員サーフボードを担いで波に突進!ああ、これがブームなんだな、と実感しました。
多くの企業はTwitterの利用方法を掛け違えていると感じています。もちろん、当社は掛け違えているどころか、スタートラインにも立っていない感じです。
武蔵野ワークスは、半年くらい前に静かに参入し静かにつぶやいています。フォロワーは現在250人。平均的企業ならフォロワーの数でTwitter担当者の評価が決まるでしょう。
はっきり言って負け組ですが、フォロワーは今後おだやかに増えるでしょう。
旧人類は情報量に驚く
問題はフォローの方です。フォロワーの方々に対してフォローをどうするかまだポリシー不足です。乱心中。
Twitterをはじめて、驚きだったことは、5人程度フォローした時点でタイムラインが埋め尽くされたこと。
「これは読めない」と観念しました。
まじめに読もうとしたら、10人くらいですでにアウト。
知っている人のつぶやきは多少、背景も察しがつきますが、知らない人は、意味不明のつぶやきも多いです。しかも、考える間もなく、どんどん新つぶやきがはいってきます。
「カチカチと音がするよ、Twitter」
これが私のTwitter体験です。まるでカチカチと音がするように入電するTwitterは、ついていけずに、旧人類になった印象を受けたものです。
彼らはどうしているのか?新人類 vs 旧人類
1000人くらいフォローしている人はどうしているのか、と感じたものです。
単純に考えるととても読めないですから、タイムラインに着いては消えていく「つぶやき」を川の流れのように流している感じなんでしょうか。
「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・」
旧人類は、この情報量に対して、適応性が若干弱い。
ここがオジサンたちにとってTwitterをわりにくくしている原因と思われます(逆にこういうわかりにくいものをTwitter社はよく世界展開できたなとビジネス的な関心が湧きます)。
Twitter愛用者に聞くと、やはり他人のつぶやきは「読む」より「流す」感覚で、その割に必要というか興味ある情報には案外きちんと接触できているようです。
新人類ですね。
カチカチ入電は、おだやに楽しい情報中毒
新しい情報がシャワーのように入ってきて脳を軽く刺激し続ける感覚は、お酒やタバコ、もっといえば麻薬にも似ています。
一種の「情報中毒」のイメージだろうかとも自問自答。「中毒」というコトバを使いましたが、それは必ずしも悪い意味ではありません。
新人類は情報中毒かも。
多様な人々の雑多なつぶやきの中に潜むパワー、モーメント
多様な人々の雑多なつぶやきの中で、ときとして現れる共通した話題は、ブームを起こすパワー。
マーケティング業界の関係者が熱い視線でTwitterを見る理由も体験できました。2011年のジャスミン革命やエジプトの民主化運動で実証されたように、ときとして国家を揺るがすほどのパワー。
Twitterは、もう少し本格的に活動を強化したいと考えるこの頃です。
最後の一句:
「絶え間なく、流れ続けよ、Twitter!」
(2011-12-01)
( 香水工場の )
香る生活
天然の香りが嫌いで工場を去る人
Loveラベンダー工場生産
このところLoveラベンダーの製造手配でバタバタしていましたが、昨日の工場生産で一段落。小さい会社なので商品企画もやれば、作業着を着て工場での製造にも立ち会います。
生産はあとパッケージングなどの行程を経て当社に入荷予定です。
コーヒーショップで茶
夕方、作業を終えて工場長さんと駅前のコーヒーショップでお茶しました。
秋の夕暮れ、駅前のコーヒーショップは我らサラリーマンたちのあわただしい出入りで活気を帯びていて、経済的凋落が激しいと言われるニッポンですが、底力はまだまだ健全ではなかろうか、とふと考えたりします。
ラベンダーの香りが嫌いな人の割合は?
Loveラベンダーは、天然のラベンダー精油だけで香り付けをしています。それは本当に悶えるようにステキな香りですが、しかし、香りです。
当然のことながら、すべての人が好む香りは存在しません。ラベンダーも例外でなく、工場長さんと「何パーセントくらいの人がラベンダーの香りを嫌がるか?」を意見しあいました。
私は、生のローズオイルなら40%くらいの人が「No!」と感じていますが、ラベンダーは概ね多くの人に愛されます。
90%が好き、もしくは嫌いでない、で残り10%程度の人が嫌いではなかろうかと予想しています。
工場長さんは、もっと多いと予想されていました。
ラベンダーなど精油の香りが嫌いで工場を去る人々
こちらの工場は当社の提携工場。精油関連の製造ではある大手ブランドさんの精油充填をされています。
精油充填工場は、どうしたって工場全体が、もう雲霞(うんか)のようにエッセンシャルオイルの香りで包まれます。
それは大半の人にとって悪い匂いではないのですが、工場長さんの話では、その匂い故に気分が悪くなり辞めていく社員も少なくないとのこと。
匂いで気分が悪くなるスタッフには他のフロアの精油関連でないラインでの仕事に回ってもらう対策などしますが、やはり「そういう人は、高い比率で辞めますね。カラダに合わないんでしょう」とのこと。
なるべく多くの人に届けたいLoveラベンダー
突然、話は変わりますが、14世紀、ヨーロッパでは3人に1人が亡くなるペストが猛威を振るいました。
そのとき南仏グラースの精油工場では亡くなる人がほとんどなかったことから精油の殺菌作用が証明され、ヨーロッパ人はそれ以降、ますます精油を高貴なものととらえ、そしてその香りを愛するようになります。
が、そんな人命を救うほどの恩恵がある精油でも嫌いな人は嫌い。
Loveラベンダーもすべての人に愛されることはないでしょうが、なるべく多くの人にお試し頂きたいと闘志を燃やして帰路につきました。
Loveラベンダーは数日後にファーストロットが入荷予定です。入荷したらプレゼント開始します。Loveラベンダー、どうぞ、ご期待下さい。
(2011-11-23)
( 香水工場の )
香る生活
香水「崖っプチ」の受注生産
武蔵野ワークスからご案内(2011年11月11日)
ミニボトル5本の「崖っプチ・セット」もそろそろ刀折れ矢尽きかけています。もうすぐ在庫切れ。追加生産はできません。
販売不振で危機に瀕した香水たちをブログ香水「崖っプチ・セット」として発表したとき、期間中の販売予想数は20セット。
信じられないかもしれませんが、年間販売数から考えると妥当な予測。それほど売れなかった香水たちでした。
しかし、フタを開けると20セットは数日で売り切れ、あとは五月雨式に追加制作に追われる日々。まさかの大反響でした(もちろん、当社にとっての「大反響」ですが)。
途中崖っプチ香水、想定外の人気に頭を抱えるを投稿したりしましたが、内心、うれしいところが微妙です。
結果的に100セットを軽く超えて販売も終盤に。材料もこと切れ、ついに在庫限りで「崖っプチ香水」とも本当のお別れです。
しかし、ご安心ください。マイフレグランスサービスにて受注生産方式で製品化することが決まりました。
今まで廃盤になった廃盤香水をすべて復活させることは、原料の入手事情もあり、かなわないことですが、可能な範囲で復活させたいと思います。
受注生産方式のマイフレグランスは、毎月1回の製造日しかない点が難点ながら「崖っプチ香水」たちも、とりあえず一安心。ホッとしているところでしょう(涙)。
【マイフレグランスでの製品化決定アイテム】
●2011年「崖っプチ香水」:
・秋桜(コスモス)
・春告げ草(梅)
・牡丹
・桂の木
・ういきょう(フェンネル)
●2010年以前
・クローバー
・菖蒲
(2011-11-21)
在庫切れ迫る「崖っプチ香水」
ミニボトル5本の「崖っプチ・セット」もそろそろ刀折れ矢尽きかけています。もうすぐ在庫切れ。追加生産はできません。
販売不振で危機に瀕した香水たちをブログ香水「崖っプチ・セット」として発表したとき、期間中の販売予想数は20セット。
信じられないかもしれませんが、年間販売数から考えると妥当な予測。それほど売れなかった香水たちでした。
予想外の反響
しかし、フタを開けると20セットは数日で売り切れ、あとは五月雨式に追加制作に追われる日々。まさかの大反響でした(もちろん、当社にとっての「大反響」ですが)。
途中崖っプチ香水、想定外の人気に頭を抱えるを投稿したりしましたが、内心、うれしいところが微妙です。
結果的に100セットを軽く超えて販売も終盤に。材料もこと切れ、ついに在庫限りで「崖っプチ香水」とも本当のお別れです。
マイフレグランスで復活する「崖っプチ香水」
しかし、ご安心ください。マイフレグランスサービスにて受注生産方式で製品化することが決まりました。
今まで廃盤になった廃盤香水をすべて復活させることは、原料の入手事情もあり、かなわないことですが、可能な範囲で復活させたいと思います。
受注生産方式のマイフレグランスは、毎月1回の製造日しかない点が難点ながら「崖っプチ香水」たちも、とりあえず一安心。ホッとしているところでしょう(涙)。
【マイフレグランスでの製品化決定アイテム】
●2011年「崖っプチ香水」:
・秋桜(コスモス)
・春告げ草(梅)
・牡丹
・桂の木
・ういきょう(フェンネル)
●2010年以前
・クローバー
・菖蒲
(2011-11-21)
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