バラを贈られた人の最初のしぐさ・・・鼻を寄せて香りをかぐこと

ほとんどの人がそうです。そういわれてみれば自分もそうするかも。

だから、バラの花には香りがあって欲しい、と薔薇生産者の多くが願っています。

ところが、日持ちするバラと香りのよいバラは相反する傾向にあります。

香りあるものは日持ちしないので流通しない。とにかく日本では、花をもらってから何日咲いているかが重要、結果的にほとんど香らない薔薇ばかりです。

しかし、欧米では花をプレゼントした瞬間の感動が大切であって翌朝には枯れていても気にしない人も少なくない。

だから、いろいろなバラを選択できるチャンスが多いようです。値段も安いし(おそらく日本の10分の1)。

日本の場合、香りの薄い花には、無理矢理、合成香料で香り付け・・・というケースも増えてきました。

それで幸せならとやかく言うことではありませんが。

(2006-04-26)

最近の化粧品原料は安全なものが増えてきました。食べられるかどうかもチェック方法のひとつ。ちょっと野性的？ (2006-04-25)

ヒアルロン酸やコラーゲンは、生体成分だからヒトの皮膚との相性は悪くないようです。

サプリメントや健康食品の材料としても人気がありますが、しかし、どちらも巨大な分子量のため皮膚への浸透がいまひとつ。

見かけのぷるぷる感

ヒアルロン酸やコラーゲンは、お肌に塗布すれば、目に見えて皮膚がプルプルに潤った満足感が得られます。

しかし、ぷるぷる感の演出効果には大活躍ですが、実際はあまり吸収されませんので皮膚内部のインナードライには力不足です。そこが悩みどころでした。

低分子ヒアルロン酸

ある食品メーカーがヒアルロン酸の分子をバラバラにして、それでもヒアルロン酸の性質を維持できる新ヒアルロン酸(低分子ヒアルロン酸)の学会発表を行いました。

お肌の保湿力に著しい改善があったことがエビデンスとしてデータとともに報告されました。

業界関係者向けの小さなニュースでしたが、化粧品業界ではうれしいニュースです。



(2006-04-24)

ローズオイルの香りはパワフルで荒々しく感じられます。ちょっとマイルドで多くの人に好まれる香りに調整した方がいいかもと感じることがあります。

しかし、何かと「天然指向・植物由来・成分無調整」が人気の昨今、みなさんは「成分調整」vs「成分無調整」、どちらがお好きでしょうか？

圧倒的に成分無調整派

アンケート結果は圧倒的に無調整が多いことがわかりました。ほぼ90%。予想通りとはいえ、そこまで差が出るとは．．．

ブルガリアローズ・オイルの香りを好きな方は7割も満たない。ということは10人の内3-4人がブルガリアローズ・オイルの香りに興味ないか、むしろ苦手と感じています。

そんな人たちでもほとんどの人が「成分無調整」を望んでいる事実。「苦手だけど成分を調整するくらいなら、こっちの方が好き」という人が多いようですです。

天然指向・植物由来・成分無調整の時代

天然指向・植物由来・成分無調整が本当に好まれるかどうか、実際には自信がありませんが、少なくともイメージ的には好まれる傾向明白ですね。

これらのキーワードの先にあるものは「安全」と「安心」だと思います。時代が求めるものなんですね。


(2006-04-23)

「ポーラ化粧品研究所では、鼻と頬の毛穴について疫学的な調査を行いました。その結果、毛穴面積は2度大きくなることがわかりました」という女性にとって刺激的な出だしで始まるレポート。

「2度」とは毛穴のくぼみ角度ではない。

人生には毛穴は拡大する時期が2回あるという。はじめは10代、次は30代。

10代は皮脂量も増えることだしなんとなくわかります。問題は30代。「毛穴の窪みや毛穴のくずれなど毛穴組織周辺が老化を始め、毛穴面積が大きくなってくる(老化型)」(ポーラ化粧品研究所)

「毛穴のくずれ」．．．

男にとってあまり気にならない記事ですが『コンシンのジェル』の開発に携わるようになって女性のお肌の悩みの記事には少し目が止まるようになりました。

まして最近お客様投書で「『コンシンのジェル』に毛穴ケア機能を入れて〜」という要望をいただいたばかりで(それは無理ですが)、読んでしまいました。

レポートを読む限り、30過ぎれば肌の老化がそのまま毛穴の拡大という現象を招くように読めます。

「老化」がキーワードなら、やはりここでも抗酸化ではないのかと感じてしまうのはやや早合点か？少なくとも抗酸化物質、たとえばビタミンCを肌にそのまま塗って何かを期待するのは幻想かもしれない。

ポーラ化粧品 NEWS RELEASE
http://www.pola.co.jp/company/home/back/2006/18r040.pdf (2006-04-22)

『コンシンのジェル』のミーティングで今日も向上へ。途中、八柱霊園にいまだ残る八重桜を見つけました。



サクラってバラ科なんですよね。それは「バラの仲間」ということ？(詳しくないです)。確かにローズのようなゴージャス感があります。


さて、ミーティングではお寄せいただいている感想やご要望についていろいろ協議しました。ご要望の中には『コンシンのジェル』に「UVカット機能がついていればいいな〜」。「毛穴ケアもやって〜」など。

「酸化チタン」入れる？酸化チタンは紫外線からお肌を守るUVカット成分であると同時に、お肌にはそれなりの負担。

これが入っていると寝る前には使えない、という理由で誰も賛成しませんでした。UVカットも毛穴ケアも、それ専門の化粧品やおクスリ、サプリなどをご利用頂く方が確実と考えています。



午後は容器ミーティングで浅草へ。終了後、合羽橋問屋街でコーヒーカップを探してあるお店の中に迷い込む。

お店なのか倉庫なのかよくわからない繁雑な景色にショット一枚。天井まで隙間なく積み上げられた陶器類、陶器好きにはたまらないかも。



「社長、これ地震の時、大丈夫ですか？」

社長さんは、愛想良く「う・・・危ないね。行ちゃうかもね。でも今んところまだもってるんだよなー」

社長さんは大地震がきたら店をたたむ覚悟のようだ。

(2006-04-21)