品質を比較するため違うルートを通して２種類のローズオイルを入手しました。どちらもブルガリア国立バラ研究所から出ています。

今回は私どもの取引先のひとつである豊玉香料さんから入手しました。香料会社は、一般の方には縁遠いと思いますが、香水メーカーからすると生命線です。

料亭と築地市場の関係のようなものです。新鮮で安全な原料の手当がよい製品制作の要（かなめ）といっても過言ではありません。

ブルガリアローズオイルに関して言えば、おそらく、豊玉さんルート(ブルガリア国立バラ研究所-三菱商事-豊玉香料)は日本の一大ブルガリア　ローズオイル流通を担っていると推測されます。

成分分析はできてもそれがブルガリア産のものかどうか、を知るノウハウがこの香料会社さんにはあります(ガスマスにかけると産地特有の曲線を描きます。その曲線の評価ノウハウはやや職人的な世界)。


◎ブルガリア天然100%ローズ・オイル

(2006-01-31)

気になるのはマスコミが昨年末に流していた「インフルエンザ６０万人死亡説」。

日本でこの冬最悪６０万人も亡くなるのか、えらいこっちゃ、と。

ふと気づくとあの騒ぎはどこへ？

タミフルの買い付け騒ぎが起きていたが、いったどこへ？

マスコミも乗せられた？大手製薬会社のマーケティングに乗せられたかな？

(2006-01-31)

先日ブルガリアローズオイルの記事を投稿したら中年の女性の方から質問をいただきました。

「いつまでも、美しくありたいと、足掻いている訳で、其の一環で、ローズオイルを、サプリメントで、飲んでいます。(中略)

出来れば、オイル含有量の多い物が良いと思っても、殆どのメーカーが、書いていないので、何処か、お勧めの所はないですか？」

お気持ちはよくわかります。教えたくない数値のはずです。

もし含有量が書いてあっても、それが信じられる数値かどうかという問題もあります。含まれている成分の中で、ローズオイル由来の成分だろうなというものは分析機で判別できますが、それが天然かどうかは検証手法がありません。

よって医者と同じで信頼できるメーカーなり経営者を見つけ、そこの製品なら大丈夫と信じるしかないのが平均的な私達にできる対策かもしれません。

(2006-01-28)

読み物としても楽しんでいただけるようスタッフで頑張って編集真っ盛りです。

春号の主な記事：
・フレグランス・ジャーナル社『香りの図書館』
・日仏文化協会『フランスへ留学しよう！』．．．「専門留学」パッケージ
・ブルーベル『香りのソムリエール』(ソムリエ)
・全日空商事『フラゴナール日本上陸苦労話』
・勝手にお勧め私のこの一冊、中村祥二『香りの世界をさぐる』(朝日選書)
・ブランドmonogatari、今回はＬＶＭＨグループの総帥ベルナール・アルノー、クリスチャンディオール買収の巻

※参考・前号の冊子『香る生活』44ページ
(2006-01-26)

◎久々「香りの悩み相談」が来ましたので、ご紹介します：

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オゾンノートやマリンノートが苦手なので、購入する場合は必ずオゾンかマリンが入ってるかどうか！？を確認してからでないと購入できません(^^;)　これが入ってると、どうも背中がむずむずしちゃうんです。
香りの内容を公表してなかったり、探せなかったりする気になる香水を買うときは、まるでギャンブルでもしている気分です。
悩ましいです…。
最近はオゾン系に慣れて来たのか、許せる（？）ようになってきましたが、ど〜んと来い！にはなれません…。
苦手な香りって、好きになる事はないんでしょうか？
好きになれたらなーと思いつつ、必死にノートを調べる日々です…。
・・・jericho

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苦手は苦手、何がどう変わってもクラクラしたりムズムズしたり、そんな香りもあるでしょう。感じ方だけではなく、実際に自分の体には合わない何かがあるのかもしれません。

実は私もオゾン、マリンノートが大変苦手で市販されている香水はほとんど身に付けることができません。職業がら　自分の好き嫌いだけでこの香りを避けるわけにもいかず・・・イメージを表現する為や香りのバランスをとるためにこれらの香料を用いることがあります。

製作過程で試行錯誤を重ね苦手な香りと深くつきあっていくと不思議と良いかもと思うこともしばしば。仕上がった香りを身に付けることもできる、そこがまた香りの面白いところだと感じながらオゾン、マリンノートと向き合っています。

ですが私も「ど〜んと来い！」にはなれそうもないというのが正直なところです。・・・武蔵野ワークス　菊地 (2006-01-25)

「香水体験談」が届きましので、ご紹介します：
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バニラエッセンス
●中学生の頃の話です。少女マンガで「バニラエッセンスの香りのする女の子」がとても魅力的に描かれていて、それに影響されて次の日つけていったところ、同級生の男の子たち数人から「なんかプリンの匂いがする?！」と騒がれて恥ずかしい思いをしました。自分と気づかれないように必死でした。
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●男子生徒がプリンの匂いで盛り上がっている光景が目に浮かぶう?
(2006-01-23)