『香る生活』(春号)の編集に入りました。今回も取材記事を多く掲載予定です。

きょうは日仏文化協会さんを取材させていただきました。文化協会なんだからNPO/NGOや公的な団体のイメージがありますが、ちゃんと前に「株式会社」がつく企業さんです。去年から始められた「専門留学」パッケージが私の目に留まりました。フランスといえば、料理やお菓子、ファッションの留学になるのでしょうが香り関連の留学も可能でしょうか？

社内で「専門留学」を企画担当されているまさにライトパーソンにお会いできて驚くべき留学事情が聞けました。レポートは冊子にて。

「専門留学はほとんどの方が、仕事に直結した目的で留学されますから最短で仕事にありつかないと貯金が目減りしていくだけの、たいへん緊張感のある生活を異国で体験することになります」。

要は誰でも留学できる時代となったものの、やはり異国で一人暮らすことの寂しさや厳しさは、まだまだあります。そんな厳しさの中で、現代のか弱い日本人が暮らして行くにはそれ相応の覚悟と努力がいるようです。 (2005-12-16)

OEMフレグランスをやっている仕事柄、オリジナルフレグランスの問い合わせがあります。

プロモーション用フレグランス、芸能人香水、セレブ香水、商業施設や企業さんのキャンペーンノベルティ用など。

問い合わせは、企業さんなどエンドクライアントさんから直接来ることもあるが、広告代理店さんからが多い。

ところで、広告代理店さんのふしぎな「決まり文句」について：

「○月○日クライアントにプレゼン予定なので、明日までに見積が欲しい」

欲しいモノは見積以外にサンプル、提案書など様々だが、必ず「今日中」か「明日まで」に。

電通の元社長・長吉田秀雄氏の鬼十則。鬼十則に書いてある6番「周囲を引きずり回せ」は本当に迷惑です。

おそらく7番あたりには「業者は生かさず殺さず今日中に結果を出させよ」といった取扱マニュアルが存在するに違いない。

最近は、広告代理店さんから電話があると内容はお聞きせず、一律お断りの返事にしています。

(2005-12-15)

連載でお伝えしているモニター速報。

結果報告を12月10日に締め切り、だいたいの反応を得る。集計したら公開します。

結果的にレスポンス率は60%でした。150人の方に商品を送り90人から結果報告をいただきました。ありがとうございます。

比較できる数字がないので憶測ですが、何のペナルティもなくしかも広く一般に公募したモニターさん(当社のお客様でない方もいるという)のレスポンス率としては悪くないと感じています。
(2005-12-12)

フレグランス・ジャーナル社に無理矢理お願いして、以前投稿した「香りの図書館」を取材。館長の渋谷さまとフレグランス・ジャーナル社の津野田社長さまに、いろいろ突っ込んでお話を伺いました。なぜいま「香りの図書館」なのか？そして個人的に気になる運営経費は？・・・次回の弊社冊子『香る生活』でレポート予定です。

香り関連書籍の流通は一般にかなり数が少ないのですが、「香りの図書館」は海外書籍、研究論文のコピーなども含めて大変な蔵書となっています。一カ所でこれだけの資料を探せるところは他にないでしょう。

少し笑えるのは「死臭の匂い」「危険な匂い」「嫉妬の香り」「死の匂い」などの小説コレクション、タイトルこそ香りですが、中身は予想通りサスペンスものですね。これらもないよりは楽しいです。一等地に私的な図書館を運営し破格の利用料金で広く一般に公開することは、大変なことです。

飯田橋・九段下界隈に出掛けたら、ぜひ「香りの図書館」にも足を運んでみてください。 (2005-12-12)

数日前に投稿した「ナースプロジェクト」。

病院内でアクセサリー・香水が禁止なのは分かるが、たとえばカサブランカやジャスミンなど「切り花でも香りの強いものは敬遠され」る事実。

本来楽しいはずの「配膳時の匂い」を「美味しくない匂い」と感じる患者さんたちのことを考えると匂いは限りなくない方がよいのかもしれません。 (2005-12-08)

その名は京成バラ園。
(2005-12-08)